瓜生小学校の社会科見学が終わる。

何せ…初めてのことで、受け入れる私たち議会側も緊張していた瓜生小学校6年生の社会科見学。無事に終了しました。当日協力スタッフとして募った議員の皆さんも…朝の打合せで、流れの説明とそれぞれの役割分担を伝え…ということで、ぶっつけ本番だったのですが、そうとは思えない演技力?…模擬議会では部長になりきり!

私はいつもどおり、事務局が作成してくれたオリジナルの議事次第を読むのが役割でしたが、議員の皆さんは子どもたちからの鋭い質疑にその場で答弁!模擬議会では「議案」が提出されていました。ちなみに議案は「多摩市立児童センターの利用料徴収に関する条例の制定について」というもの。もちろん架空です。

でも、子どもたちにとっては「児童センター」と言えば、何となくイメージできるのが「児童館」。ですので、ちょっぴりリアルですね。私たちの身近な話題を扱うところが多摩市の議会ということを感じてもらう、知ってもらえたと思います。この議案は、「年々、児童センターを利用する子どもたちが減少傾向にあるので、任期のある大型遊具や、最新のゲーム機やマンガや絵本などを新しくそろえたい。そのためには費用が掛かるので、利用する子どもたちから利用料金100円を徴収して購入費用に充てたい。」というものです。そして、市長は「購入する遊具などは、子どもたちの意見を聞きながら決定していきたい」というものでした。

市長役の三階副議長もバッチリな演技力でしたね!

実際に子ども議員になった6年生のみならず、先生も本会議場に入って、議席に座って…「緊張した!」とおっしゃっていましたが、子どもたちも「本物の議席」に座り、模擬議会の前には「実際の審議の進め方」について動画を見てもらいました。

この動画の完成度もまたすばらしい。監督、監修は議会事務局職員ですが、シナリオがかなりおもしろく、「うさぎ市」の「ぴょんぴょん市長」が「犬とネコを飼っているご家庭に『どうぶつ手当』を支給する…といっても、ドライフードの『カリカリくん』」という議案が提出したとする想定で、「どうぶつ部長」が「くま議員」「とら議員」「やぎ議員」の質疑に答弁するという仕立て。子どもたち、ものすごい食い入るように動画を見ていて、真剣でした。

そして、その後の模擬議会。子どもたちは動画で学んだ議事進行の流れと同じように・・・それぞれ賛成、反対の立場で質疑をし、さらには討論も行い…最後は採決。もちろん、子どもたちには「100円の利用料金」は受け入れられることなく、否決されたわけですが、それこそリアルに議事進行を体験してもらうことができたのではないかと思っています。

最後には、「何でも質問タイム」を設けたわけですが、「議員の服装は決まっていますか?」、「議員の皆さんはどのくらい休日がありますか、どんなふうに過ごしているんですか」とう質問から、「議案を出せるのは市長だけなんですか?」、「今日は会期は1日ですが、議会の会期はどうやって決まるのですか?」とか…議会運営に関わる質問まで多岐にわたりまして、かなりの盛り上がりでした。

今回は…模擬議会については、予め学校でも議案に対する賛成、反対について子どもたちの希望で班に分かれたグループ学習をしてもらい、そこで「質疑したいこと」を出してもらっていたので、子どもたちの質疑内容を把握していたんですね…ですので、事務局長、次長、係長などがかなり真剣に「想定問答集」を作成し、議員はそれを見ながら「部長らしく」答弁が出来たこと、また、何でも質問についても…予め、それぞれ応える議員の順番を決めていたためスムーズでした。議長としても、誰を指名するか迷わずにすみました。このあたりは、議会事務局と事前打ち合わせしておいてホントよかった!と思います。

それにしても、急に仕立てた授業?でしたが、若者プロジェクトの3名の議員のおかげおかげ・・・飯島議員、大隈議員、本間議員おつかれさまでした。子どもたちの様子を、理事者控室(議会の時に、職員が待機している部屋)のモニターでチェックをしながら、進行管理をし、子どもたちと議会との距離を縮めてくれる役回りをしてくださいました。

というわけで、最後には「せっかくここに来たので」ということで、6年生全員と参加した議員で議場で記念撮影もすることができました。とりあえず、無事に終わって良かった・・・・と胸をなでおろした瞬間に、私はスイッチを切り替え、局長と一緒に全国市議会議長会基地協議会へ。

出発予定時刻を過ぎておりましたが、何とか理事会にも間に合って到着することができ、途中に薮中三十二さんからの90分の講演も挟んだ…何と3時間30分にも及ぶ会議に出席し…ぐったりでしたが。でも、そこから戻って、今日は手話講習会でしたので、出席!これ以上欠席すると修了できなくなってしまうので、何とか頑張って出席しないと…あと少し…と自分を奮い立たせております。

基地協議会では相談役の市岡ひろみち佐世保市議会議長さんにもご挨拶をさせていただきました。こうした場所に来ますと、いろいろな雰囲気の議長さんがおられまして、とても勉強になります。佐世保市は父のふるさとでもありますし、私にとっても懐かしい場所の一つです。数回しか足を運んだことない割には身近ですし、思い出のある場所。

さて、今日の社会科見学…「市議会議員になりたいなあ」「市長になりたいなあ」ってチラリとでも思ってくれた子どもがいたらうれしいなあ。私は、午後から出張でしたが、議会では午後から鹿児島県霧島市議会からの視察の受入れを行い、お客様続きでしたが、無事に一日が終わったようでこちらもよかった。仕事は増えても、「この取り組みは意義がある」と思えるようなこと…「やってみて、よかった」と感想を持てるようなこと、手ごたえを感じられることができるというのはありがたいですね。そして、議会全体で取組んでいけるということ、議員も職員も「市議会をより子どもたちに身近なものに」という同じ目標に向けて取組めたことも良かったのではないかなあと思います。今日一日もありがとうございました!