多摩市から羽ばたいて!

石坂奏さんがパルテノン多摩の小ホールで初めてのリサイタルを開いてくださり、足を運んでまいりました。1995年生まれ!…って、私が大学に入学した年です…。初めてのリサイタルにパルテノン多摩を選んでっ下さったということがうれしいですね。ここが出発ということになるでしょうか?多摩市生まれ多摩市育ちで、現在は東京藝術大学の大学院で学ばれています。ピアニストをめざすような方の場合、高校生から音楽専門の道に進むために高校を選ぶのかなあと思うわけですが、普通に都立高校に進学し、なおかつサッカー少年だったそう。きっととても努力家で、どんな時もピアノのレッスンだけはずっと欠かさなかったんだろうなあ、きっとピアノがとっても好きなんだろうなあって思ったわけです。今日は石坂さんの演奏を聴くのは3回目なのですが、とてもていねいで紳士的な方だなあと思うわけです。彼の奏でる旋律も、そんな「音」になっていると私は考えております。

初リサイタルでセレクトされていた作品は「どこかで聴いたことがある」というドビュッシーやショパン、リストの名曲などなど。とても聴きやすい作品ばかりで、あっという間に時間が過ぎ、とても楽しいひと時でした。生まれたここで演奏活動を続けていきたい!…という言葉が何よりもうれしく、応援したいなあと思いました。頑張ってほしい。

石坂さんと同じように音楽の道を志している若い世代の皆さんもともに活躍してほしいですし、その活躍を応援できる地域でありたいなあって思います。そしてまた会場がパルテノン多摩の小ホールだったこともあり、やっぱり、「パルテノン多摩」は多摩市で育った若い世代の活躍を後押しするような文化の拠点であり、発信基地として活動していくべきだなと感じたのでした。しかし、私だけかもしれませんが、小ホールのピアノの音の響きが悪く、何だか音が曇るというのか、籠っているような気がしました。

すでに私も、まるで追っかけのファンのような気分になっておりますが、終了後に石坂さんは来場されたみなさんに囲まれていました。そして、私も飯島議員と一緒に記念撮影させていただきました。

私も細々とピアノレッスン頑張ろう!とも思ったのでした。文化の秋の穏やかな一日。そういえば、午前中は茨城県は結城市議のみなさまへの視察対応でした。自治会組織率が100%に近い地域・・・市議の選挙よりも、「区長」選挙の方が盛り上がるっていうエピソードなども伺うと、ホント、「市議会議員」という冠は同じでも、全くその活動内容は異なるんだろうなあ…と想像に難くありませんね。十把一絡げにして地方議会は語れないと思うのでした。