貝取こぶし館文化祭

今日は北諏訪地区の青少年問題協議会に出席。荒谷議員、橋本議員もご一緒でした。地域の情報交換は大事な場所だなと思う一方で、イベント事などの行事を組み立てていくことの大変さを年々感じています。北諏訪小学校では「あいさつ」を大切に心がけるように児童に促しているという話しがありました。「あいさつを交わせる」というのはとても気持ちの良いことだとも思うわけですが、なかなか難しいことですね。そしてまた、これだけ不審者情報などが行き交う世の中であっては「あいさつ」しにくいなあ(昔との比較においてですけれど)とも実感のある人も多そうです。

さて、議長公務というか、案内をいただいておりましたので貝取こぶし館の文化祭に足を運んできました。今日と明日二日間の開催で、今日の13時からスタート。それに合わせて、お昼はとてもとても久しぶりに貝取商店街の「遊夢」さんへ。暑すぎたので食欲があまり出ずに注文したのは「ところ天」でしたけれど、美味しくいただきました。

貝取こぶし館も立派というか、豪華な施設で時代を感じさせます。館内の調度品の一つをとっても高価そう。地域の方がとても丁寧に施設を使っていただいているんだなあということを感じつつですが…ホント…こうした施設の大規模改修…と先を見ると暗澹たる気持ちになってしまうのもまた事実です。

コミセンではお祭りなどに合わせて作品展などが行われることも多いですが、こぶし館の場合には秋開催の「こぶし館まつり」とは別になっているところが活動の特色の一つかなと思っています。「手あそび、手しごと 笑顔の交流」という文化祭のテーマがとても素敵。書道、絵画、木彫り、お人形やドライフラワーのリースなどの展示があり、「私の一枚」とおすすめスポットなどの写真展、そして今年もいけばなの作品はすばらしかったです。陶器とのコラボレーションになっていて、伊万里焼などの陶器も展示されていたのですが、ピンク色のゆりの花と器の組み合わせがよかったです。つるし雛もありました。

そして、ピロティで行われていた囲碁のトーナメント!…これがまた、とても真剣でそばを通過するのが申し訳ないなあというくらいにみなさん真剣勝負。そして、その隣では子どもたちも対局していたのですが、初心者の子どもには大先輩たちのアドバイスもあり、まさに世代間交流担っているなあと思いました。

しかし、囲碁のルールも奥深すぎてちょっとやそっとではできなさそうですね。ものすごい頭の体操になります。その後、別の予定がありましたのであまり長い時間滞在できなかったのですが、こちらの文化祭は必ずしもこぶし館で活動しているグループや個人というわけでなく、地域でさまざま文化活動されている皆さんの作品が集まり、展示されれているとの話でした。普段利用している人も、文化祭の時だけ作品を出展する人も、地域の人、みんなに開放されているところがコミセン!…運営協議会の会長さんがそうおっしゃっていたのがとても印象的でした。

市民のみなさんがいろんなことで活躍されているんだなあという場面に出会えることはうれしい。今度、貝取こぶし館でのロビーコンサートにも足運んでみよう。