梅雨空になる前に…。

とても慌ただしかった週末です。自分の理想通りのスケジュールが組めないとどうしても気持ちが急いてしまいます。土曜日は諏訪中学校の運動会の開会式を見に行きました。一段と成長している生徒の皆さんたち!街中ですれ違ってもわからないかもしれない…というくらいに大人になっているなあと思いました。中学校の運動会は迫力もあり、小学校の運動会とも熱気が違いとても楽しいのですが、後ろ髪をギューッとひかれながら、国際交流センターの総会へ。

 

今年度25周年を迎える節目の年になり、12月には記念イベントの開催も予定しています。議会から理事として国際交流センターの運営に関わっている大野議員に寄れば、記念のロゴマークも完成するまでにいろいろと議論が活発に行われたようです。市民のみなさん主導で運営されている国際交流センター。理事長さんが「市の財政も厳しい中で、いただいている予算であるから」と何度か強調されながら、更なる活動の充実をしていきたいと抱負を述べられました。

他市などを見れば、もっともっと国際交流に力を入れ予算化しているところもあるのでは?と思ったりすると、何だか恐縮してしまいます。まさに市民協働の取組みとして進めてきた「日本語セミナー」など、卒業生の数は2000人を超えるわけですから、それはそれはすごいことだなって思います。単に語学を指導するだけに留まらず、生徒さんたちは「多摩市における」生活の悩みなど、ちょっとしたことを相談出来る場所にもなっているのが何よりの特色であり、私はポツリ気持ちが不安な外国人の方にとっての「居場所」にもなっている「日本語セミナー」であると考えています。

指導者の皆さんも共通の研修を年に4回受講し、もちろん指導者の皆さんご自身の語学力も磨いておられ…指導者の方々でも数か国の言語に対応できるという方もおられます。日本語セミナーの門をたたく外国人の皆さんのスキルもさまざまということで、指導者とのマッチング作業などにも配慮しながら、展開されているようですね。

今後、行政が 「多文化共生」を進めていく際、国際交流センターを無視しては進めていけないだろうなとの印象を受けています。そして、何よりも…外国人の方に対する災害時の対応…これがかなり大事。この後、参加をした多摩市自治連の場でも「外国人との共生は課題」との認識をお話し下さった方もおられますが、今はまだほとんど手つかずになっている「災害時対応」についても取組みを進める必要があるでしょうね。

自治会・管理組合113団体で構成される「多摩市自治連合会(自治連)」の総会。市長、議長、教育長は「顧問」という肩書きをいただいています。去年に比べ、総会も活発に質疑などが出され、自治連の活動を今後どう展開していくか等にもつなげていけるといいなと思いました。毎年開催されている自治連のスポーツイベントである「スポ・レク」についても、「予算のわりには参加団体数が少ない気がしている」という指摘もあり、このあたりは役員会の皆さんの認識とも重なるところにもなりそうかなと質疑応答を聞いていて感じました。

また、自治連を通じて各自治会・管理組合に対し実施されている活動助成に対しても、執行率が少し低いのではないか?という指摘も。「せっかくの予算なので、ぜひ、活動を企画し、申請をしてもらいたい」ということでした。「申請しなかった団体」についてアンケート調査を実施するなど状況のヒアリングをしてみてもいいかなあと思いました。もしかすると助成金の使い勝手が悪いと感じていたり、助成金の申請が面倒などと思っておられる団体もあるのかもしれませんね。

総会の後には懇親会と続き、なるべく多くの方からお話を伺いたいと思っていたのですが、お一方お一方とていねいに話しているとあっという間に時間が過ぎてしまったのが心残りです。

そして本日は49回目を数える春季剣道大会へ!

開会式に出席しました。開会式では剣道連盟の皆さんの活躍ぶりが紹介されました。各大会で実績を残されているわけで、それはそれは素晴らしいのです!特に、昨年秋の西東京剣道大会では小学生の部、中学生の部、一般の部で全て優勝!…完全制覇をしたのは史上初めてということ。とにもかくにも練習練習練習…と稽古を重ねられ、鍛錬を重ねられている証です。多摩市にとってもうれしいニュースですね(もっとPRしたい)。

今回、開会式内で演武をご披露くださったのは私の同世代のお二方でした。演武をされている方々にほとばしる緊張感が場内全体にも共有されて…ピリリとした空気感…これ、好きです。多摩市で剣道の手ほどきを受けられた方が、今度は多摩市で子どもたちの指導にあたっているという世代が継承されているのもまたうれしいことです。

ほんの少しだけ試合も見ることができ、「武道いいなあ」と…もし、自分が小さいころやっていたら好きだったかもと思いながら、東部団地自治会の防災訓練の見学へ移動。

 

都立桜ヶ丘公園で、公園管理をしているサービスセンターと一緒に実施されていました。パーゴラに雨風をしのげるようなテントを張る作業などの経験などなど。東部団地は災害時要援護者の支援でも先進的な取組みをされています。サポーターのみなさんはベストを着用されていて、わかるようになっているのもいいなって思いました。

私のイメージだと、地域の防災訓練には消防署あるいは消防団が参加しているのですが・・・今回は多摩中央署が参加しているというこれまた初めて出会う光景でもありました!「多摩中央パートナーシップ」と書かれたノボリのもとに警察署からも課長さんと数名が参加されていて、地域の方に土嚢の積み方などを教えておられたようでした。警察署も「災害につよいまちづくり」と掲げていろいろな取組みをされているのですね。初めて知りました!

こうした場所に警察署が出張してくるのは住民にとってはありがたいことだなあ…と思っていました。なぜなら、身近になりますよね。何となく相談のハードルも下がる感じがするなと…やはり、訓練終了後に地域の方から「ちょっと相談してもいいですか?」と署員の方がお声をかけられていて、「やっぱり」って思いました。警察署にわざわざ連絡をするのは気がひけるし、ハードルが高い。こうした場面だからこそ、「ちょっとしたこと」を尋ねることができるようにも思います。

とにかくも週末は晴天なり…ということで、お天気に恵まれてよかったですね。あちこち行きながら、自分の趣味事もやることが大事と…今年はそう思っていますので、唐木田菖蒲館へコンサートへ行ってみたり、ピアノのレッスンを受けてみたり…結構楽しく忙しく。梅雨入りまであと少し!ですかね?色々なところへ行きすぎると、それぞれのところで聴いたことなど忘れてしまいそうなので、「メモする習慣」をもっとつけなければいけない