子どもの笑顔を裏切らないように♪

多摩市内小学校も入学式でした。私は諏訪小学校の入学式に出席。濃いピンクと真っ白の’しば桜’がとてもきれいに迎えてくれました。今年は諏訪小学校も通常学級は3クラス編成。だんだんと大所帯になっていきます…諏訪2丁目団地の建替えで子どもたちが倍増以上…。にぎやかな入学式となり、古くから参加している皆さんは人口増、若い世代の転入、子ども増え…その違いを実感されているようです。「ここで子育て!」と思って入居されてきた方が多いことがわかります。建替えが完成し、とにかく未就学児が増えたわけで、当時の小学生中学生は少数派でしたから。

かわいい子どもたちの笑顔を見ながら、夢をしっかりと育んでもらいたいこと、そこを後押しできる社会であり続けたいことを心に誓いました。

校舎南側のお庭では菜の花がとてもきれい。小さな背中と大きなランドセル…希望がたくさん!満ち溢れていました。

ということで、その後、いつもの通りに市議会へ。何もないけれど、何かあるかもしれないということも含めて、「議長職に徹する」。そんなわけで、ここ2日間気になっている内部通報話題なのですが、これは本当に内部通報と言えるのかどうか?そしてまた内部通報の対応として適切な取り扱いをされていると言えるのかどうか?…微妙な感じがしてまいりました。報道各社に対するニュースリリースの内容から受け止めるしかありませんが、通報されている事実の一つには「当市と学校跡地の土地交換契約に向けた協議に不適切な点があった疑い」があり、その処理に副市長の関与があった疑い…となっているのですね。

当然ながら、「学校跡地の土地交換契約」と言えば、既に市民にも周知のとおりの学校法人桜美林学園との件だと思われますが、それについても「第三者委員会」を設置して事実関係の調査をするということですけれど…。もし、それが明らかだとすれば、最終的には「土地交換はしない」とする議会の多数意見を受け止めた結論で現在は落ち着いているものの…しかし、この間あれこれとすったもんだした経過は一体何だったのか?とも思います。どのような関与や不適切があったのかは明らかにしてもらわねばと思っていますが、「公有財産」をめぐっては国会でもえらい騒ぎにもなっていますし、それこそ事実についてしっかりと報告をもらわねばなりません。この件、副市長も「当事者であることから、誠実に調査に協力してまいります。」とのコメントを発表していると伺っています。ブログを読まれた方からお問い合わせをいただいたのですが、私がお伝えできる内容で、議長として書面をもとに今、言いたいことと言えば…「事実関係をいち早く明らかにしてほしい」ということです。

 

今、民主主義が問われていると思っています。公文書の改ざんをはじめとし、無かったはずの文書が出てきたり…信頼できる行政とか信頼できる政治とか…何だか何を言っても信用してもらえないような雰囲気が漂っている気がしてなりません。そして、十把一絡げみたいにならないかも心配します。マスコミ報道の影響力はものすごい。でも、行政職員のみなさんは仰々しく私たち議員のことを「先生扱い」するかと思えば、まるで「邪魔な存在」であり、見下していらっしゃるんだなと感じることも多いのですね。これは偽らざる実感です。そして、私たち多摩市議会を支える議会事務局に対しても、ぞんざいな扱いがなされていることも実感しています。とても失礼であり無礼な話であると考えています。市議会事務局の仕事をしたことがない行政職員の方は、その大変さや気苦労がきっとわからないと思うからです。私も議長にならなければ、ここまで感じたり見えてくることはなかったと思いますが、ほぼ毎日、議会事務局の隣の議長室にいれば、「空気感」含めて、さまざまなこと痛感させられます。

入学式の子どもたちはそんな大人世界の事情とは無関係に、きらきらしていて・・・裏切ってはいけないなと思ったのでした。