3月定例会 一般質問続き。

多摩市議会は本会議は4日目の一般質問です。今日は、日本共産党は大隈議員、安斉議員、自民党・新生会の飯島議員、そして改革みらいの遠藤ちひろ議員の4名でした。

やはり、昨日に引き続き、「ひとりぐらし」「高齢者」という観点からのアプローチ、あるいは「貧困」というキーワードからの市民の生活、将来不安への対応に光をあてた質問が印象的でした。大隈議員、安斉議員ともに「住まい」の問題を取り上げていましたが、「居住福祉」をしっかりと語れるようになりたい。多摩市は住宅都市だからこそ「居住福祉」にこだわった政策をしっかり進めることができるとも思います。

しかし、低廉な家賃の「住まいを確保」・・・そこに何らかの支援をしようと思えば、「国、都に物申す」としかならないのが今の現実ですね。もちろん、そのことが絶対的に必要であり、市民の暮らしを守るために優先すべき事柄であれば、市が独自に財政支援をすることも考えられなくもありません。仮にも、そうなるとすれば・・・「じゃあ、何をやめる?諦める?」が次に問われますね。提案する議員側にこそ、問われる視点かもしれません。「国、東京都の支援をアテにしてアテにしない」というか、やっぱり自分たち自治体の「経営」という視点から物を捉えていく必要がありますから。右肩上がりで何でもかんでも提案すれば実現してしまった時代とは様変わりした「今」と向き合う議員や議会活動の在り方をを考えさせられます。

健幸都市のことを取り上げた飯島議員は市長に対するエールを送っておられ、その後、遠藤ちひろ議員は市長の施政方針について、「私は、誠実、謙虚、有言実行の強い意志を持って、何事にも真正面から取り組んだことで、公約として掲げました項目については、ほぼ達成しています。」との発言に対し、「市長らしからぬ」物言いに疑義を述べるとともに、市政の現状と照らし合わせ「もう少し謙虚に物を見たほうがいいのでは?」とやんわりと婉曲的な指摘をしていました。確かに、阿部市長らしくない強気な態度…と私も感じたのは気のせいではなかったと思いました。

娘が諏訪商店街の青木屋さんで「いちご大福」が売り切れだったと・・・「いろいろ買った!」とお土産をたくさん…私、「武蔵野日誌」がすごく好きなんです。娘曰く「これは、ママのために買ってあげたもの。だから2つとも食べていい。でもあとは・・・私が食べる」とのことでした。あっという間にひなまつり。ひな人形を出そう出そうと出さずに今日を迎えております…田舎では4月3日まで飾っていたという祖母の言葉を思い出して、一応、「まあ、いいか」と先送りしました…。