続?!タブレット導入に向け…

議会事務局職員による「クラウドシステムの利用」について、各担当課職員への説明も無事に最終回を迎えまして、「これでまず、一仕事終了」にもなりますが、あと2週間後からはじまる9月定例会でタブレット活用のプレスタートになり、ここからがまた大変です。

議員も一般質問の通告書はデータでも提出することとなり、各議員からバラバラと提出された通告書を事務局職員が「統合」する処理かなにかを施して、クラウド上にアップロードするはずだからです。これがかなり大変な作業と思われます。これまでは紙ベースで提出されたものに、ページ番号を手書きで入れ、印刷製本すればよかったのですが、それにプラスして、クラウド上にもアップする作業と2つを行う必要があります。

クラウド上でアップするときに作業がクセモノ!…なぜなら、複合機のスキャナの機能でデータを画像として読み取り保存することは簡単なのですが、「画像」として保存されたデータだとサイドブックス(私たちが利用するアプリケーション)の検索機能を活用することができないため、より利用し活用できる文書にするためにはワードやエクセルで作成した文書をPDFで保存し、その上でクラウド上にアップロードしなければなりません。

今回、各議員から提出された通告書はワードで作成されていると思われるため、提出された通告書をPDFで保存し直し、その上で統合させて30ページくらいの冊子にしてから、アップロードか?!

昨日、たまたま議長副議長に対する9月定例会前の議案説明会があり、その際には紙資料が配布されず、タブレット画面を見ながらの説明を受けたわけですが…。提供された資料は「画像」として保存されたデータであったため、試しに検索をかけてみても、「検索結果0(ゼロ)」になってしまう。あとは、文書を読みやすいようにとタブレット端末を縦横と動かしてみたわけですが、写真のごとく縦にしたら1Pもので大きく表示されますが、横に回転させてみると2Pになるだけで、結局、首を曲げないと読みにくい感じ…。やはり、今後の運用の中で、いろいろと課題も発見されていきそう。

サイドブックス(私たちが利用するアプリケーション)の議会での活用について、企業側と一緒に考えてきた逗子市議会では今に至ってはどんな運用になっているのだろう?…ちょっとまたヒアリングでも行ってこようか。ちょっと触れ間違ってもタブレット端末が反応するため、使い慣れていないと操作ミスが発生し、議会運営にも支障が発生するか?!…ハラハラです。