12月の始まり♪定例会の始まり♪

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12月になりましたが、12月になったという気がしません。でも、定例会が始まったので今日から12月だなと思って帰宅したら・・・アドベントカレンダー!ちゃんと開封されていて、入っていたウエハースは私のためにお取り置きしてくれるという・・・娘の気遣い♪

で、やっとクリスマスリースを玄関に飾り、あとはクリスマスツリーを出すかどうか迷う夕刻を過ごして・・・と言いたいところですが、早速に今日の議会の振返りをしておりました。まずは開会の5分前に池田けい子議員による手話のワンポイント講習会が行われることになり、今日は「おはよう」と「たまし」を学びました。

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池田さんは手話講習会に通われたりして、めちゃくちゃ忙しく地域まわりなどをやっているのにホントにパワフル!防災士の資格なども取得するなど、とにもかくにも精力的な活動ぶりには頭が下がります。夕方になっても「おはよう」と「たまし」はインプットされていたのでよかった。

 

さて、一般質問は初日。もちろん注目は三階議員の「パルテノン多摩」に関する質問ですね。結論的に言えば、「今の進め方についてはベストだとは言い切れないけれど、でも、老朽化への対応は待ったなしだから、このまま進みます」ということで。80億円と示されていた改修費は精査に精査を重ねて?73億円になっていましたが、数字が減ったから良いというものではないですね。その工事内容がどうなっているかが一番知りたいところです。

コンクリートの建物、現在のところパルテノン多摩の建物残存価格は約20億円なんだそう。どんな試算によりこの数値がはじき出されたのか知りたい・・・。そして、コンクリートの残存価格を引き合いに出して「もったいない」と語るのであれば、その他の公共施設すべての残存価格を出してもらいたいなあと思ったのは私だけでしょうか?「もったいないから改修する」というのであれば、他にも「もったいない」ことをしている施設は全くないの?あるいは、「もったいない」と思われるような提案をしているなんてことはありませんよね?と思ってしまいます。まさか残存価格だけが基準になるとも思いませんが、あれやこれや、いろんな理屈を考えて、説明されるので、ある意味・・・傍観者的には面白いんですけれど。

インターネットなどを使用しながら情報収集していましたら、山形県鶴岡市の文化会館改築の特集号に、出会いました。ここから得た情報によれば、工事の入札は不調を繰り返し4回目にようやっと・・・契約にこぎつけたようですね。しかし、1回目は約53億円だった工事費は入札の不調を重ねるうちに、最終的には78.9億円になっているという・・・。半年ちょっとのことで、こんなにも金額がアップするなんて!

そしてまた、個人的には鶴岡市の場合、改修と改築とについてきちんと比較検討をして、改修をしても15年から20年たてば再改修などが必要になるというのが問題点と書いてあり、「だから、改築」の結論が導き出さたこともわかりました。もちろんパルテノン多摩の場合には鶴岡市の旧文化会館とは異なり、新耐震基準の建物でもありますし、ずいぶんと状況は違うとはいえ、「比較検討をする」姿勢に共感できます。

三階さんが「建築費の高騰が気になる」と指摘をされていたけれど、ホント、これについては懸念事項の一つ。建設工事費については、業界にお詳しい関係者の方々はオリンピックの後になればコストが下がるとする見込みを述べる方が多いですね。でも、こればっかりは過去からのトレンドはあるのかもしれませんが、安易な推測はできないです。私には何とも言えないところ。ただし、周りを見ていれば、建築費の高騰で、当初のもくろみが外れて・・・という場合は少なくないようですから。小田原市もそうですね。ついには建築費の高騰によって、「計画白紙、撤回」に迫られるような事例もあるやに聞いています。

その点で、三階さんが「解体して、多摩市の身の丈に合ったホールにしたらどうか。今後、図書館も30億円程度で建設する予定があるのであれば、選択肢の一つとして議論の土俵に上げてもいいのでは?」とする意見も一理ありですね。大規模改修してあと30年間・・・運営をし続けなければならないという維持管理費をどう考えているのでしょう?大規模改修工事には都市計画税を使えるのかもしれませんが、その後の運営、維持管理には都市計画税は使うことはできません。・・・・そのこともちゃんと市民に説明し合意形成はされているのでしょうか・・・?ここは大いに疑問。改修工事費のことだけを捉えて、「福祉や教育の予算には一切影響はありません」としていますが、しかし・・・・・。明日もパルテノン多摩関係の質問は続きますので。引き続き答弁にはしっかり耳を傾けなければと思います。

あっ、私は12月6日に発言順が回ってくる予定です。