友好都市と30周年

20061013 20131013_1 20131013_2

 

多摩市の友好都市は・・・唯一「長野県富士見町」です。昭和55年に八ヶ岳少年自然の家が完成し、その後昭和61年に「友好都市」となったそう。ふむふむ・・昭和61年と言えば、私は9歳ですな。

富士見町との交流については、先般の昨年度決算審査にあたっても「もっと工夫ができるのではないか?」「さらに友好を深めていけるような展開をしてほしい」と求めたところです。今日の式典は朝7時に市役所に集合し、バスで富士見町へ。約40名弱の市民の皆さんもご一緒です。市民の皆さんは式典に出席した後、入笠山のハイキングがプログラム。私たち議員など来賓はハイキングではなく祝賀会という内容でした。記念の式典では「記念品」の交換、そして、入笠山へゴンドラでのぼったのち、記念の植樹を行いました。市民の方と私たち来賓は植樹までご一緒し、あとは別行動。ちなみに、今回のバスツアー?に参加の市民は抽選だったと伺いました。

私、富士見町と言えば、やっぱり「ポンテ」さん。式典、祝賀会とポンテの経営を行っているシーズネットワークの方もご一緒でしたが、富士見町のこと、とてもお詳しくて、「車があるなら、ぜひ!」と穴場も教えてくださるとのことですが、私にとってはまだまだ高速道路は難関でハードル高い・・・。けれど、電車移動だと富士見町満喫するのはなかなか辛いものがあります。でも、日帰りでも十分に行ける場所なので、ちょっと気分転換にでも行くにはちょうどいいかもしれません。

さて、富士見町の特産品として目下売出し中の「赤いルバーブ」を購入してまいりました。ポンテさんでは火曜日、金曜日に入荷をするようですが、ここのところ大人気だそう!今年は「赤いルバーブキャンペーン」をやっているからかなあとのことでしたが、ルバーブのおいしい頂き方を聴いてまいりましたので、早速1袋購入してみました。出来映えいかに?です。

祝賀会では地元富士見町の議員さんとの懇親もできたのですが、町議会のみなさんの報酬は20万円で、「若い人はなれない」「他の仕事がないと生活は厳しい」とおっしゃっていましたね。議会改革と言えば、報酬削減や定数削減・・・富士見町も定数は11名とのことでしたが、そもそも議会に何を求めるのか、議員にどんな働き方を求めるのか・・・っていろいろ考えると報酬のあり方、定数の問題・・・改革に見えていることが逆作用に働いていくような気がします。力のある人材が活躍できる場にしていくことが大事だって町議会の方がおっしゃっていましたが、その通りですね。「若い人に期待する」という雰囲気やら、口では「若者頑張れ」と言っていても、現実そうなっていないこと・・・そしてまた、昨今の政務活動費の不正使用の問題など等・・・地方議会の行方に憂慮するという話などさせていただきました。

あとは、私たち議員同士で話題になったのは「せっかくなので、議会どうしも交流しましょう!」ということ。ご一緒した萩原議長、富士見町議会の議長さんも前向きでしたので、実現するとうれしいですね。友好都市であるなら、いろんな立場からの交流があって相互理解が深まることが一番です。30周年式典に参加できたのはたまたま子ども教育常任委員会に所属していたから。いい機会をいただきました。

 

夕刻のことも少しだけ書いておきます。公共施設の見直し方針tの行動プログラムについて、東寺方複合施設を中心にした説明会があったので出かけてまいりました。「廃止の方向」が示されており、地域の方々からは「反対」の声も大きく、「一旦立ち止まる」という結論に至っています。「一旦立ち止まる」というのは何を意味するところなのでしょう?いろいろ思うこともありますが、もう少し自分の意見もまとめてみたいと思います。「何を伝えたいのか?」ということと、「何が伝わったのか?」という二つのことを意識することの大事さと必要性を感じた次第です。

20161013_4

富士見町ではルバーブとともに・・・塩羊羹購入してまいりました。これはポンテでも購入できるのに。