やっと終わった!そして、また始まり。

20160801

長きに渡る選挙が終了しました。写真は都知事選最終日の新宿東南口での鳥越候補街頭演説会。蓮舫さんが応援弁士に入りました。ちなみに私は手振り隊メンバー。大きな選挙はその活動に参加するといろんな方と出会うことができ、参加することで学ぶこともたくさんあります。多摩市だけで活動していては感じることができないことがあることは確か。なかなか言葉に表すのが難しいところなのですが。

さて、都知事選・・・候補者選びのところからして「ん?」・・・よくわからない・・・見えなかった。でも、私たちが支援する候補者として鳥越俊太郎さんが「野党共闘」を受け止めて下さって走ることができた選挙でした。「野党共闘」・・・はっきりいってさまざまな思惑が絡み合う、複雑怪奇な関係。そもそも一筋縄ではいかないところにあえて挑戦して、そして敗北。今回の結果から私たちが何を学び総括するのかが問われます。

一方、当選した小池百合子さん。その考えには賛同できないところもありますが、「既存の古臭い政治」「しがらみだらけの政治」・・・誰の方を向いて政治をやっているのか?・・・という市民の憤りはおそらく彼女に託されていったはず。そこは私も頷けるところが大いにある。「見えない」を「見える」にしてくれそうな期待感があったのでしょう。候補者選びで迷走していて、全くオープンではなかった状況が最初からあった「野党共闘」はどう考えても劣勢でしたね。

「都政を都民の手に取り戻す」というのは、とてもいいキャッチフレーズだと思っていましたが、市民、有権者の皆さんには浸透もせず、響かなかったことを大いに反省材料にしたいと思います。でも、本当に純粋な気持ちで「野党共闘」と汗をかいてくださった多くのボランティアの皆さんの姿に感謝の気持ちしかありません。その汗に誠実に向き合うことができていたか、、、問われているのは「誰か」をもっと真剣に考える必要がある。

市民の政治に対する不信感が今回の結果につながっている。きっと言動不一致甚だしいって市民は怒っている・・・私も自分自身を改めて振返り、活動を見つめ直さないといけないと考えています。

それにしてもものすごい日焼けした。「おでこ真っ黒」と言われています。「手振り隊」・・・あの炎天下、日焼けとか何とか言っていられなくて。長きに渡る選挙が終わり、日常に戻ります。ニュースの印刷もあり、配布もしなければならないし、次々とやらなくちゃいけないことが山積みです。

「終わったら終わり」なんですが、やっぱり、一区切りしたところで「終えて」そしてまた「始まる」という感じ。「フェアな民主主義」を問い続けたいと思います!