地域が支える緑のカーテンプロジェクト

 

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こうして再び活動できることがとてもありがたい。今日は、東落合小学校の授業を見学させていただきました。せっかくなので、大野まさき議員もお誘いしました。大野議員も忙しい予定のすき間で足を運んでくださいました。

地域に活動している「楽農倶楽部」のみなさんによる「緑のカーテンプロジェクト」・・・・ゴーヤのカーテン作りです。小学校4年生の総合学習の時間を地域の方々が支援するというもの。今回で5回目になるそうです。

先生は楽農倶楽部の新井さん。地域にお住まいの方です。子どもたちの興味や関心を上手に引き出すような授業内容。

「ゴーヤのカーテンをつくる目的は?」
「種の中に何が入っていると思う?」
「ゴーヤは秋になると甘くなるんだけど、どうしてだと思う?」

これまた子どもたちもとてもユニークで、カーテンをつくる目的・・・「食べるため!」「ゴーヤチャンプルーを作るため」「学校をデコるため」という回答、そしてゴーヤの中に入っているものは「塩分」「ゴーヤのもと」「心臓」・・・などなど。最後にはちゃんと子どもたちから正解を導き出してしまうという授業展開。人間は苦い時期にゴーヤをいただくけれど、鳥たちに種を運んでもらうためにゴーヤは秋には甘くなるんだよ・・・という話。私も一緒に学んでしまいました。

そして、「いのちを育てる」ということ、水やりやお世話をするときにはクラスで協力するということ、「愛情」をこめるということ・・・・担任の先生が子どもたちに教え伝えるのとは違う価値がじわじわと伝わるような授業でした。

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さて、どんなカーテンになっていくでしょう?楽しみです。4年生の畑に「大きくなあれ」とわくわくしながらの種まき。私もとても楽しみです。子どもたちが授業を通じて地域の人と出会っていく・・・顔見知りができていく、挨拶ができる大人が増える・・・地域の人が関わる授業にはたくさんの効果があることでしょう。地域が関わって学校をつくる。そして、教育の質も高まっていく。学校と地域の関係がコミュニティの質を左右する・・・これにもつながっていきそうですね。子どもたちの教育、学校、地域をよりよく発展させていくための後押し・・・やぱり最後は「関わる人材を少しずつでもどう増やしていくのか?」ここ最重要課題です。