3月定例会 一般質問の続き

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金曜日の夜はブログの更新を怠ってしまいがち・・・というよりか、頼まれ仕事やら自分のニュースの原稿やらをようやっと完成。特に自分のニュースについては原稿作成と印刷と配布・・・を上手いことスケジュールに組み込む必要があり、時間のやりくりを考えて、思い立って印刷作業まで完了。なので、少し肩の荷が下りた感じです。

さて、土曜日は西愛宕小学校の閉校式典に出席してきました。学校統廃合に関しては、これで今のところは一区切り。振り返ってみると通学区域変更と学校統廃合問題とは私が子ども教育常任委員会でずっと抱えてきた課題。子どもたちはもちろんのこと、地域にとっても、卒業生他関係者にとって、学校がなくなると言うのは本当に寂しいこと。冷静に客観的に状況を判断するならば、やはり時代の流れとともにやむを得ないことと理解できたとしても、当事者になれば「なかなか受け入れがたい」「納得したくない」という苦々しい気持ちに向き合わなければならない問題ですね。教育委員会の担当職員さんたちも、一連の学校統廃合問題などについては、市民の前では「決定事項」をブレずに貫き通さねばならないという苦しさがあったでしょうね。個人の心情は別のところにあったとしても、「どうしてもやらなければならないこと」なので。

貝取、豊ヶ丘の小中学校の統廃合問題から、既存区域の通学区域の見直しと愛宕地域も小学校の統合・・・いろんなことがあったなあと振り返りながら、閉校式典での子どもたちの素直な歌声が胸にとても沁みました。

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多摩センターから市役所前経由の聖蹟桜ヶ丘駅行き路線ギャラリーバス。「西愛宕小学校ありがとう」の想いを込めて走ってきたそうです。最近、バスに乗ることが少なくなったので知らなかったです。地域の皆さんへ校長先生からの感謝状がバスの車内に・・・こういうの見るとやっぱりホロってくるだろうなあ。

それにしても、一連の統廃合問題。統廃合の誘導のため、都教委が補助金を出していることを知り・・・そして、人的対応についても(子どもたちの心理的なケア)手厚い対応が準備してあり(一定期間であるが、これも都教委)・・・それこそ都教委と市教委との力関係なども痛感させられるような取組みでもありました。ある意味、私の学びの一つとも言えるかも。一見、独立性が担保されていそうな「多摩市教育委員会」ですが、やっぱり小中学校の関係でいえば、「東京都教育委員会」が上部団体として君臨しているのね・・・と個人的な感想です。

あっ、一般質問なんですが、共産党の議員さんたちは新人の大隈さん以外、みなさんが地域の公共施設問題をとりあげていて、はっきりと「存続すべし」と訴えているのが印象的だったのですが、小林憲一さんの質問で「パルテノン多摩についても存続」を前提としていることも理解でき・・・共産党さんは今ある公共施設を全て存続させることが現実的にどう可能だと考えているか、今度詳しく意見交換してみたいと思っています。私はいずれ、整理統廃合しなければならない施設もあると考えていて、そのまま施設を民間移譲できるものがあれば、その選択肢も決して悪いとは言えないと考えているので「全部、税金で維持」とはとてもとても言えないのです。ある意味、「全ての存続」を堂々と言えてしまう強さが羨ましい。私は行政に対し「全て存続させられる」と主張するだけの自分なりの根拠が未だ見つかっているとは言えないので・・・・。常に常に・・・すべて税金で維持をしている・・・「誰がその税金を負担するのか」・・・お金が足りなくなったらどうする?・・・単純に「じゃあ、税金を上げる」なんて問題にはなりませんし、できません。

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春を感じさせるピンク色。気持ちがどんよりしていても、明るくなれます。予算審議どうしようかなあ・・と日中もずっと考えているという・・・何だか「どよん」としてしまうのですね。いわゆる家計を切り詰めるような「ケチケチ作戦」ではもう動かせないくらい、一つ一つの事業の予算は財政課が厳しく査定をしており、「これ以上切り詰めたら、事業そのものの質が悪化し、劣化する」と思われるようなものも散見されるので。あとは、「何をやめるか」「何を手放すか」・・・を考えていくしかないので。

週明けは一般質問の最終日。終われば補正予算の審議があり、来年度予算審議。やっぱり「パルテノン多摩」問題は大きな大きな課題だなあ。