11月になりましたね♪

20151030

ハロウィンも終わって、今日から11月。週末にかけてもスケジュールが過密・・・娘の予定とも織り交ぜていくというのが一番大変で、親子の気持ちをお互いにいかに折り合いをつけていくのかも結構大事かと思う今日この頃です。

先週末、多摩ニュータウン再生会議が行われたので傍聴に行ってまいりました。これまた、私としては教育委員会で特別支援教育推進計画の策定が協議事項になっていたので、どちらを傍聴するのか迷ったわけですが、多摩ニュータウン再生会議の動向も注目されるので、こちらに出席…とても形式ばった会議でしたが、各検討項目についてはワーキンググループを設けながら話し合いを積み重ねているため、最後の合同会議はどうしても堅苦しく、単なる「顔合わせ」と内容の確認会的な印象が否めませんでした。

東京都や都市機構からもメンバーが参加している会議でもありますが、担当者が人事異動などで変更していることもあり、気持ちの温度差もやや感じられたのも私個人的には気になる点でもありました。もちろん多摩市でも人事異動もあり多少の人の入れ替わりはありますが、ニュータウン問題は私たちの市政にとってはある意味で高齢化少子化など切実な問題。その切実さは巨大組織である東京都や都市機構とは当然に異なるわけで、その違いが「温度差」にも表れるのかもしれません。

今後、ニュータウン再生会議で議論された提言を受けて、一つずつ取組みの具体化をしていかねばならず、「絵に描いた餅にしてはいけない」との問題認識で語ってくださる学識経験者の方の発言は心強くもありますが、しかし、具体的な一歩を踏み出すところでどう後押ししてもらえるのか、同時に問われることだと考えたりもするのです。研究成果などを発表したり、披露するところまではある意味でやりやすい。議会でも同様ですが、政策提案することはできても、その先に進んでいくための道筋をつけ、具体的に動かしていくことがなかなか難しい。いろいろな意味で限りある資源の活かし方・・・ここにこそ新たな知恵や工夫が問われているからです。

それにしても、多摩ニュータウン造成期には多摩町よりも当事者意識を持ち開発一辺倒だった東京都や都市機構の方々から、「多摩市さんにはぜひ、奮闘してもらいたい」的なエールも送られるという現実・・・まちづくりの当事者は「私たちであり」、「私たちでしかない」という意識を痛感させられた次第です。

 

この提言がどう発展していくのか。ここに問われる技量・・・市長のリーダーシップはもちろんのこと、議会に求められる役割の大きさを感じます。50年後の未来を考える。決して先のことではないはず。あっという間に、自分のことを考えても歳を重ねるもんな・・・・最後、私のたどり着く結論はいつもここ・・・。