秋の深まりを身体で感じられるように。

お裾分け…頂きました。これが、昔々からの多摩市にあった木から収穫した秋の実りと。パリッとかたくてとてもおいしいです。ありがとうございます。

季節の変わり目も感じるわけですが、秋が深まっているなあっと思います。ここへ来て…全国旅行支援に、水際対策大幅緩和…それに合わせたタイミングで「屋外ではマスクは要りません!」…のアナウンスが強化されている模様です。コロナ前…私はこの辺りの時期から、特に電車に乗る時には、好んでマスクを着用したタイプだったんですけれど…「風邪予防」で。でも、今は、必要以上にマスクをつけすぎて、むしろ身体に悪影響を及ぼす気もしてしまって、むしろ「マスク嫌い」になってしまった。

それでも、「つけなさい」と言われる場所…議場では「議会運営委員会で決めたルール」を逸脱せず、着用いたしております。時々、外して、酸素吸い込みますが。

今日は距離の離れたところにいるママ仲間の一人とオンラインで意見交換をしてみたり、「あれは、どうなっている?」という問い合わせがあったので、事後報告をしに行ってみたり…夕方からも会議があったので出席してきて…あっという間に一日が終わってしまいました。

ところで、新型コロナウイルスワクチン接種について、多摩市も国の方針に基づきながら対応を進めています。私は以前から、特に「子どもの接種」については慎重な対応が求められると考えていますが、やっぱり、ここにきて、改めて・・・その想いを強くしています。また、オミクロン株への対応ワクチンですが、56歳未満では臨床試験をしていない事実はそれほど知らされておらず、積極的にその事実を情報提供することもしていない。本当に良いのだろうかと。詳しくはこちらをご覧いただけたらと思っています。これからの未来を長く生きる子どもたちのこと、私たち大人が正しい情報を得ながら、判断をしていく必要があると感じています。

そして、やっぱり、思いっきり深呼吸できるように…秋を感じられるように、屋外ではマスクを外すこと…おすすめします。もう、今となっては、「マスクを外すこと」に恐怖心を抱かずにはいられない状況かもしれません。「本当に、マスクはなくて大丈夫なんだろうか…」と…でも、厚生労働省のお墨付きがあります。大人が外さないと、子どももこのまま外せない生活を送り続けるのではないかと心配です。

厚生労働省
@MHLWitter
マスクについては、屋外では原則不要です。人と近距離で会話をする場合は着用が推奨されます。屋内では人との距離が確保でき、会話をほとんどしない場合は、着用不要です。基本的な感染対策はメリハリをつけて、マスクは場面に応じた適切な着脱に努めていただくようお願いします。
午後5:00 · 2022年10月7日
·Social Insight Post

今日のそら。

夕方ごろの空模様…SNSにも多数写真がアップされていて、それだけ、少なくない人にとって印象的な空模様だったのかなあと。私も写真撮影してみたのですが、肉眼で見て感じるのとはやっぱり違う。五感を使って…私たちにとってとても大切なことだと再認識するものです。そして、今日はとても暖かく、むしろ汗ばむような陽気でもあって、朝からポスティングをしていまして、久しぶりに運動不足の解消です。

連休中に開催された柳田るり子先生のリサイタルにも行くことができ、素晴らしい歌声に触れることができて、心を洗濯ができたなあと思うわけです。

柳田先生は多摩市の合唱祭でもおなじみの先生なのですが、すでにはるか昔…まだ、市議会議員がパルテノン多摩の評議会の委員として数名が席をいただいていた時代があり、その時にご一緒させていただいたご縁もあります。今回のリサイタルで伴奏された大坪夕美先生も多摩市の合唱祭で複数の団体の伴奏をされている先生です。このお二方の組み合わせ!…というだけで、私としては心躍るような演奏会。本当に素晴らしい!…でもパルテノン多摩じゃないのが残念…と思ってしまうわけで、足を運んだのは南大沢のホールだったのですが、実際にホールに入って座席にいる自分が「やっぱりパルテノン多摩の小ホールよりも使いやすくて、ちょうどいい大きさだなあ…」なんて、実感して、納得してしまうところに…何とも言えない気分があったりするのです。

とは言え、パルテノン多摩はパルテノン多摩で、どうにもこうにも解消することのできないウィークポイントを克服できるような工夫ができると思いますし、それこそ、運営者と言うか、運営上で何かそこを乗り越えたサービスが提供できると良いと思うんです。紛れもなく、私たち多摩市の税金で支えられている文化施設であって、私たち多摩市民にとって、特に文化や芸術に関わっている皆さんにとっては大事にしたい場所であるはずですし、そういう存在でなければならないはずなので。

大規模改修後、再開館してから…「余計に使いにくくなっている」なんて声が聞こえているので、その理由ももう少し分析していくことが求められるのですが、「もっと市民に開かれて」「今まで以上に市民に使われる」ことが期待されるからこそ、再び、この時代にも大きく投資をして(税金を投入して)、化粧直ししただけ以上の手を入れたという事実は変わること無し。そこにきちんと応えられる運営をしてもらわないと、市民への責任果たせないですし、私も説明できなくなるなあと。

夕方から、オンラインでしたが、岡山県総社市の片岡市長から直接、「障がい者千人雇用」についてお話しを聴くことができ、「政治の役割」という言葉が耳にこびりつく。片岡市長が「政治の問題として、きちんとやらねばならない。」という覚悟をされたという、その決意がビンビンと伝わってくる話でもありました。議会との緊張関係をどう乗り越えたのか、そこに、当時の議長さんの判断と言うか、決断があったようなことも伺って、むしろ、そこ…深く突っ込んで聞いてみたかったのですが、ちょっと場違いかもと思ったので控えましたが…。

それにしても、今日から始まった「全国旅行支援」…この政策…どうなんでしょう。公平性の観点からも本当に疑問。この動画を見てしまい、ますます疑問深まる一方…まさに「不公平感満載の国家イベント!」。

未来に向かう…か。

議会が終わるとホッとするのは束の間、次の定例会に向けての準備が始まる感じです。いろいろとアドバイスをくださる方もいらっしゃるのですが、やっぱり、「高齢化がますます進んでいく」ということをどう考えていくか、自分自身の経験と共に…ということもあり、子育てや教育のことを中心に市政の課題に取り組んできましたし、これからもやっぱり「子ども政策」は優先で重要とと思う一方で、高齢者の人口がまだまだ増えていき、ニュータウンそのものも′まち’としては年月と共に更新もしていかなければならず、その課題は多摩市にとっては本当に重たい。

団地の建替えについても話題には出ても、実際に進めていくともなれば厳しい。戸建て住宅は、例えば桜ヶ丘地区を見ていても、立派なお屋敷だったところが売却され、そこに住宅が新築されていき、「景色が変わっていく」を感じているのですが、集合住宅の場合には、まずは住民の合意形成が本当に大変。日本最大級の建替えと言われた諏訪2丁目住宅の場合にも25年間、四半世紀かかっていて、その間の歴史を辿ると社会経済状況にも左右されていることもわかります。ちょうど建替えについて話し合いを始めたころが、平成元年くらい…となれば、そのころ、25年前から始まっていたということは、そのころの多摩市の高齢化率は10%にもまだまだ届かないという状態だったので、着手するのが早かった…ここは大きなポイントだと考えています。

賃貸の集合住宅の場合にはオーナーの考え方次第。東京都やURが今後どうしていくかがカギを握っているわけで、都営住宅は少子化と共に閉鎖をした学校跡地に助けられる格好で少しずつ建替えが進んでいますが、「民間ではない」からこそ、もちろん、できていくこと…こうしたところにも「税金使われているんだよな」と。

「先見性をもって、将来のビジョンを」

と言われるのですが、私の中ではニュータウンの再生と言うのは、今あるもの、今あるこのままの状態をそのまま維持していくことではないだろうと感じていて、団地の建て替えや再生などについても、今の戸数をそのままそっくり維持するとか、あるいは、戸数を増やすとかそんなことは全く考えられず、「人口が増えるように対応すべき」と言われても、r何だかピンとこない今日この頃。ただ、やっぱり「住まい」は「暮らし」を考えるうえで、その快適性、居心地を含めて、とても大切なこと。住宅都市としての魅力とは何か…その原点に立ち戻りつつ、新しいニーズを捉えていくことが大事なのではないかなと思うのでした。「職住近接」なんて発想とは無縁のベットタウンでしたし。

受験生である我が子を見ていると「未来に向かっていくんだなあ」という気持ちがしていて、同世代の子どもたちと話していると、やっぱり、子どもたちにとっての「未来」はいつも明るく開いていて、大人になる子どもたちを待ち構えている感じ。「残りの人生をどう生きるかを考えよう」なんて年齢やら年代とはまあ、違うなあと。

より先を長く生きていく子どもたちだからこそ、私たちよりも先を見ているはず。そう思うと、もっともっと若い世代の声を反映できるように仕組みをつくったり、工夫をする必要もありそう。「負担ばっかり増やさないで、押し付けないで」と言われているような気がしているのは私だけ…とも思いませんが、私たち大人がどこまで「未来を見れているか」…「今だけ、自分だけ」になっていないかどうかを改めて考えたいものです。

ということが、頭の中によぎる時間が多い…そんな寒い一日だったな。明日からまた連休でうれしい。

聖蹟桜ヶ丘の北地区。景色が変わり、まちも変わっていく。

とても冷たい一日でした。今日は市長も参加をし、聖蹟桜ヶ丘駅の北側、多摩川沿いに完成し、来週から入居が始まるというタワーマンションの見学会がありました。見学会と言っても、施設の共用スペースを中心に入居者以外にも開放されるエリアを見せていただいた形でしたが、特別に屋上にご案内いただけて、雨の中でしたが、多摩市で一番高いビルからの眺めを見ることもできました。

多摩川沿いですので、いざというときには、垂直避難場所として利用させてもらうように市と協定を結んでいますし、マンション敷地内の広場スペースも普段から解放されています。広場スペースにはマンホールトイレ、かまどベンチもあり、こちらもいざというときに使えるようになっています(使うためには日頃から、訓練が必要になるでしょうが)。あと、私たちの集合場所としても使わせていただいたコミュニティスペースは会議などに使うことも可能だそう。ただし、利用者登録をして、予約することが必要です。

ちょうど新宿から電車に乗り、多摩川を渡れば、聖蹟桜ヶ丘…その玄関口にそびえたつタワーマンション。最高高さ112メートル。今まで、多摩市内では多摩センターにあるベネッセさんのビルが最も高かったそうですが、そこを越える高さと伺いました。ちなみに、入居予定者の70%ほどが市外からの転入してこられるそうです。川がある自然環境や立地の良さを選ばれ、また、コロナ禍とともに毎日出勤をするようなことも無くなり、都内からの転居を選ぶ方も少なくなかったよう。購入された方は30代、40代の方が多いとも伺いました。

また、マンションの環境負荷低減にも取り組んでいると紹介されまして、全体では20%以上の省エネができるマンションになっているようです。ここについては、最近また、流れも大きく変わっているものの、計画された当初段階の企画がそのままなのかなと思いまして、もう少し省エネ対策がされているのかなと期待もありましたが、それでもマンションとしては先駆的な取組みになっているという説明でした。

個人的には各階にゴミ置き場があり、管理人の方(お掃除の方なのかな)が回収をする方式になっていることに驚きました。マンション全体のゴミ集積場所までは作業をする方が運んでいくようになっていると。住民の方が使うエレベーターではない、お荷物用と言うのか、そのための専用エレベーターも設置されていました。

マンション内の写真撮影は基本的にはNG。地域開放されるコミュニティスペース内は撮影ができたのですが、さすが、ブリリアシリーズのマンションだなあ…と思えるようなインテリアになっていて、すてきでした。今日は晴れておらず、敷地内の遊歩道、広場などの写真が撮影できませんでしたが、地域の方もお散歩コースにでき、多摩川まで通り抜けすることができるのはありがたいですね。今後、タワーマンションからつながる敷地にも次々と商業施設、住宅と建設が予定されています。

市長が「以前とは様変わりした。」と挨拶をされていましたが、私も子どものころ、この場所を横目に、京王デパートの駐車場に入るために随分と通った場所です。当時、デパートの駐車場も入るために列を成していたことを思い出しますが、そのころ、チャボというかにわとりを飼っているお家があったような記憶です。まちの風景が変わる。私が住んでいるところも、団地を建て替えたところ。それまでの5階建て住宅から、14階建てのマンションになり、戸数も約2倍になりました。もちろん景色も様変わり。そして、いろんな意味で変わります。人の流れ、動きはもちろんのことですが、ここにあったもともとの自然、風の流れも含めて変わっていく。桜ヶ丘周辺エリア、たくさんの人が移住してくることになり、人口増にもなりますし、その意味では商業施設も少し元気になってくれるとうれしいですね。そしてまた、そのことが期待されているように思いました。そして、それが歴史。

 

さて、昨日と今日は定例会の閉会とともに、久しぶりに自分としては楽しい予定を入れていて、今日もお友達のお家へ。

ハンモックのあるお家。ちょっと憧れます。

9月議会 やっと、閉会しました。

大学の時に学んだ「平和学」のことを思い出し、この本を買ってから、ずいぶん経つのですが…やっと、今日から読めるなーと言う感じ。読書の秋です。

今日で多摩市議会第三回定例会、9月議会は終わりまして、ちょっと一息です。でも、議会だよりの原稿を明日締切で書く必要があり、決算審査の質疑答弁内容を確認しなければと思い、該当箇所のYouTube動画を探すことから始まり、結構しんどい作業。ここ二日間は、会派の討論原稿を書く作業などもあり…それもまた、意外と疲れるというか、見直したりしていて、とにかくパソコンから離れられなくてつらすぎます。

そんなわけで、仕上げた原稿はこちらです。会派では、総括質疑を行った議員が総括の討論を読み上げることになっているのですが‥‥書く人は…みんなで役割分担することにはなっていますが。折戸さんが登壇して、私たちフェアな市政の意見を述べました。

討論はこちら…フェアな市政・令和3年度 一般会計 決算討論

決算特別委員会の時には、一般会計、特別会計ともに全会一致で「認定」という結果でしたが、ネット・社民の会はその後態度を変更し、一般会計に対し「不認定」することになったようです。理由については、決算事業報告書に多数の修正、訂正など誤りが多く見つかったことが理由でした。私たちの会派も、それについて重く受け止めていくべきと指摘はしましたし、今後も、同じような誤りが見つかる可能性をも受け止める覚悟で「認定」という判断にしました。資料作成の段階で、なぜ、こんなにも多くのミスが発生したのか、そしてまた、それに気が付くことができなかったのか‥‥この点について、きちんと総括し、再発防止に取り組む必要があると思っています。

ホント、視力が思いっきり低下しています。デジタルデトックスするためには相当な覚悟が必要だそう。それでも実践している知人がいるので、思いっきり真似てみたい。でもやっぱり、携帯電話は必需品で完全に離れることができないのが残念。明日から、少しゆるやかに活動したいと思っています。

市議会レポートも印刷して納品されました。来週以降で、少しずつ配っていく予定です。

映画。「杜人」。

先月1日から始まった第3回定例会は、やっと明日で最終日。いろいろやることも多いなーと思いながら、けぇどの会所に足を運び、「杜人」を見てきました。

とにかく、何も聞かず、何も言わずで…「見て欲しい」という作品。自然と仲良く関わっていくとはどういうことなのか、そしてまた、関わることで得られる豊かさとはなにか、自分たちの暮らし方を見つめ直そうと思えるような問いかけがたくさん詰まっている映画。「みどりを守りたい」と考えている私たち一人ひとりが、まず、見て欲しい映画でもあるなあと。人間も「地」から離れて生きることができないわけで、やっぱり「土」がとても大事ですね。

こうした映画を見るたびに、反省することも多い。「人間でいることの罪悪感」を乗り越えていけるように、日々を見直していく必要があるのでしょうね。でも、映画にも出てくる多くの方々が、「何とかしよう」と行動している姿を見ると逆に励まされ、まだまだ何か、やれるというか取り戻せるような気になるのはありがたいことです。

もう一度、見に行きたい映画。