今日をひとつの節目にして。

年度末…一年の中には「節目」が何度か訪れるような気がしています。3月31日は「年度末」とも言われて、やっぱり私にとっても節目になる一日です。今日は議会だより編集会議で週末にグランドオープンの「市民活動・交流センター」に取材に。主にセンター長にインタビューをしてきました。内容は…5月5日の議会だよりを乞うご期待。指定管理者による運営なので、民間ならではの発想を活かしていきたいという意気込みに期待したいですね。

せっかく学校跡地施設の改修を実施したわけなので、この場所を将来にも手渡していけるようにしていかなければならない…今はその気持ちひとつで、あとは施設が順調に運営されていくことを祈り、願う気持ちだけ。なぜなら、そもそも、私は、「将来世代にわたって、維持し続けることが相当程度難しい」とされる多摩市の公共施設問題に関し、阿部市長の取組みにはブレーキをかけてきた立場。学校跡地施設を利活用することには反対はしませんが、でも、様々な状況を勘案し、旧北貝取小学校を大規模改修し、「市民活動・交流センター」「ふるさと資料館」を開設することには慎重にあってほしいと考え、急いで取り組む必要性は低い…とも考えてきました。ですので、改修することにも反対の態度を示してきました。ですので、正直、「急ぎ過ぎないで」と考えた時の気持ちがすっきりと拭い去れているとも言えません。

ただ、そうは言っても、いつまでも反対し続けるわけにもいかないですしね。「反対だから…」ということで、ショベルカー?ハンマー?とりあえず、何か重機や工具?!でも持ち込んで、建物を破壊するなんてことはできませんし…結果的には議会も賛成してきた取り組みであることを思うと、自分自身の意にはそぐわない結果だったとしても、議決結果を尊重しながら、次なる展開に向けて、「市民のためのより良く」に視点を置き、取組みを見守り、発展していけるように働きかけをすることが議員の責任だろうなあと。

そんなことをボチボチ考えながら、昨日は旧北貝取小学校でのインタビューから帰路についたのでした。でも、ヒアリングを通じて、指定管理業務を担ってくださる事業者のみなさんの志に直接触れることもでき、うまく滑り出してほしいとの気持ちが強くなってます。「大規模改修してよかったね」と言われるような施設づくり、期待しています。

さて、年度末で退職をされる方もいらっしゃり、直接挨拶に伺おうかなとも思ったのですが、引き続き…再任用という形でお仕事される職員さんが多いので、そういう意味で「さみしくなるなー」の気持ちいっぱいにならず、ポッカリ感せずに済んでよかった。私がとても信頼を寄せていた職員さんも節目を迎えたとのことですが、引き続き、市役所で職務を続けてくださるというのは朗報なのです。でも、言ったは「おつかれさまでした。」そして、「ありがとうございました!」…「これからも、ひとつ、よろしくお願いします」…ペコリ…とそんな感じかな。

新年度のスタートにあたり、心構えをする夜。自分自身が「ありがとう」って言えるような場面にたくさん出会える年度にしたいなあ。