9月議会 一般質問3日目

新発売に魅かれて購入しました。「あー、これはすごいおいしいなあ」と思います。苦めのコーヒーととても合います。それだけ砂糖甘いということかもしれませんが、でも、美味しいので、また買います。今週締めくくりにとてもうれしいスイーツに出会うことができてうれしい。今週は月曜日が委員会だったことも忘れるくらい、何だか長く感じた一週間でもありました。

今日も一般質問の一日。小林さん、三階さん、板橋さん、岸田さんでした。いろんな観点があるなあと思いながら一日を過ごしていた…という感じでしたが、国政政党の対立の構図が市議会に持ち込まれるような一瞬があり、何だかなあと感じた場面もありました。国政選挙が近づき、意識されているからかな…なんて思いましたが、傍聴席に市民がいるとあまり気分の良いものではなさそうです。

さて、岸田さんが「多様な学び」のことをとりあげていましたが、「不登校は問題行動ではない」とはっきりと言い切れる教育委員会からの答弁に「ホント、変わったなあ」って思います。今の任期が始まってすぐの市議会で私が取り上げたのも「不登校対策」だったのですが、その時から比べても、不登校の子どもたちの数は減ることはなく、むしろ増加傾向とも言えるので、対応と対策を充実していくことが求められるという認識のもと、取り組みを進めていくのは自然だと考えます。

ただ、どのように進めていくか…。

「人に始まり、人に終わる」ではありませんが、やっぱり、「人」なんだろうなって思っています。その意味で、長年少なくない予算を投じて運営してきた「教育センター」の在り方そのものが問われていると感じています。来春から「不登校特例校」を設置する方針も一旦は白紙に戻した状態が思考停止にならないように、今もなお、学校から疎遠になっている子どもたちのことに想いつつ、次の方策を検討していくことが求められるはずです。

この問題については、週明けの一般質問で安斉さんも取り上げてくださるので、注意深く答弁には耳を傾けたいと思います。今、適応指導教室として設置されている「ゆうかり教室」についても、不登校になっている子どもたちの2割程度しか通えていない状況にあるとの話でしたが、その事実にも向き合う必要があると考えます。これはずっと課題になってきたこととも言えます。子どもたちの心にかかってしまった鍵をこじ開けようとせず、しかし、「鍵を開けてみようかなあ」と思ってくれるように、心の扉をすき間でもいいから開けてくれるように…そのための支援とは何かカタチが決まっているものではなく、それこそ「一人ひとり」であるはずです。

そして、鍵を閉めてしまわないように、「不登校予防」という表現は好きではないですが、せめて家に閉じこもるのではなく、外とのつながりを断絶してしまわず、一人ひとりの子どもが希望を失わず、自分に投げやりにならず、「生きる」ことを支えられるようにしていきたいものです。そのためにも、きっと「居場所」が必要で、それは学校に限らず、家に限らずの居場所でもあり、本人の心の安心ではなく、心の安全が確保される場所なのだと思います。

来週はまた昨年度の決算審査が始まりますので、週末はその準備をしながら過ごします。