閑話休題。

社会保険労務士の知人と一緒に相談対応をしたのですが、「労働者の権利」のことを体系的に学んできたことがなかったように思います。ほとんど何も学んでいないと言ってもいいに等しいくらいに学ぶ機会がないままに学校を卒業して、就職して、仕事をすることになる…という感じがするのです。

よく「権利意識が強すぎる人がいて困っている」とか「権利ばかり主張されて迷惑」というようなことを時に耳にすることもありますが、自分自身にある権利のこと…意外と無頓着である場合も多く、本来なら「権利侵害されている」と憤ってもよい場面でも主張することを良しとしないような雰囲気を感ずることって意外と多いかもしれない。

そして、「働く」ということを考えた場合、「働かせてもらっているのだから」ということで、職場内でのふとした疑義について主張することで、逆に不利な立場に立たされるのではないか…とか考え、結局、ぐっと堪える人も多そうです。職場内での困りごとなど、相談できる「労働組合」のある職場ばかりではなく、小規模な事業者とういか家族的な経営が行われている場合などの場合にはなかなかキツそうだなとも思います。働くにあたっては、就業規則や雇用契約書含めて、一応、目を通していることにはなっていても、実際には意識的に読もう、知ろうとしなければ、その内容を熟読することもないままに労働を始めてしまう場合も少なくないかもしれません。アルバイトやパート契約の場合など、「雇用してもらえた」ことがありがたいとさっさと雇用契約にサインしてしまいそうですね。自らの経験を振り返ってもそう思います。

めぐりめぐって、私のところに持ち込まれた労働関係の相談に対応しつつ、そういえば、議員には「雇用契約書」なんてものも存在するわけでなく、就業規則があるわけではないなということにもふと気がつきました。

あきる野市議会議員選挙が行われています。私が議長をやっていたのと同時期に議長をやっていた同世代のメンバーでちょくちょく情報交換なども継続していますが、その一人が改選を迎えていますので、久しぶりにメンバー集合の声がかかり…足を運んできました。

「市議会議員の仕事にやりがいを感じている」という候補者の訴えを聞きながら、自分自身にも当てはめていろんなことを考えたり、感じさせられた一日でした。しかし、炎天下の中での選挙…体力の消耗が…そして、やっぱり、自分自身も若い時とは体力が違うなとも痛感するわけです。しかし、地方議会のなり手不足というのか、立候補者の顔ぶれは年齢層は高めであって、まだまだ40代でも「若いんだから頑張って」になるのが現状ですね。

この階段をのぼった上の神社からの景色はすばらしかったです。

2日間の議会休会日を経て、明日はまた本会議があります。「市民に信頼される議会をつくる」…もっとできることありそうだなあということも思った一日でもありました。選挙応援というのは自分自身にとっても良き時間になるなあ。