「持ちすぎない」こと。

 

多摩よこやまの道。防人見返りの峠からの景色です。今日は富士山を見ることはできず。生活リズムを整えるための運動は推奨されているので、定例のウォーキングといったところです。

ご自由にお持ちください…と手書きの地図。ボランティアの方でしょうか?カラー印刷されていました。ありがとうございます。久しぶりのよこやまの道でしたが、エゴノキに集まるヤマガラの群れの話なども伺いつつ、気分転換のひとときでもありました。平日だからなのか、休日とは違って混雑もなく、ボランティアの方に管理していただいていることにも感謝しながらの健康維持でもありました。

一本杉公園を通過しながら、しーんとしている野球場、にぎわっているテニスコートなども見学。「これだけの施設を管理するのは、多摩市も大変だよなあ。」という会話をしつつ…。お世辞にも手入れが行き届いているとは言えない、植栽などを見ていますと、まあ、それはそれで‛自然だから’とも言えるのかもしれませんが、やはり、「美しさ」とともに、荒れている感じだと防犯上も望ましくないような雰囲気もありますね。ぐんぐんと草木が成長する時期でもあり、ぼさぼさになっているような箇所…そして、何よりも大木になっていることを市民としても実感していること等、ウォーキングをしながら、日ごろから感じている素朴な疑問やご意見など伺うこともできました。

「持ちすぎない」ことが大事。

そうですよね。「パルテノン多摩みたいなホールがそもそも多摩市に必要なのか?クラシックのコンサートとか、電車に乗ればすぐに聞きに行けるからいいじゃないの」という発想が必要。そして、これからの時代は近隣の市と一緒に施設を共有していくという考え方に基づいて整理する必要があるのではないか…とご尤もな意見もいただくわけです。

これから人口は減っていくし大変な時代にもなっていく。そしてまた、現況のようなウイルスとも向き合っていかねばならないともなると政治や行政が取り組んでいくべきことは山のようにあって、今までのやり方では通用しないですね。今まで、公共施設を建築建設するところにはドカドカと補助金などがばら撒かれてきた(と思っていますが)ようなことがありますが、これからは、公共施設を統廃合したり、無くしていくところにも…東京都や国からの支援もいただけないものかと思うのは私だけでしょうか。もう役割をそろそろ終えてもいい施設などを閉じていくための対策や対応も大事な取り組みであると思っていて、それへの支援をいただけないものかと思うものです。

公共施設を公(行政)が直接運営するのではなく、民間事業者などとの協力で…という流れをつくりつつ、収入増を図り負担を軽減するような工夫というのか、取り組みも進んではいますが、人口も減少していくことを考えれば、そもそも施設の絶対数を減らすことにもっと力を入れていかなければならないのではないか…と感じています。

「これだけのものを今までと同じようにずっと管理し続けていくともなれば、あとは、税金をあげるしかないよな」というのは決して的外れな意見ではなく、「お金が回らなくて手つかずのまま」にしておいていいのであれば話は別ですが、そういうわけにはいかない現実もありますし、なかなか大変です。

ということで、新しく大きな図書館をつくる計画などなど、設計まではできていても、建設工事に着工していなかったわけですから、いくらでも対応のしようがあったのではないかと今でも思えてなりません。でも、議会からのお墨付きも得て、いよいよ着工へと邁進しているわけですから、その後のことがより問われることになるのは当然です。

近所の松の木。どうしたんだろう?何となく痛々しい。

マツガード」というものらしい。調べてみたら、松枯れ防止のための殺虫剤だそう。URの所有管理している松の木です。このマツガードで6年は元気に保てるようなので、見守っていこうと思います。

夕刻からはいつものハーモニーカフェでのお手伝い。緊急事態宣言中なので規模を縮小しての実施です。カフェについては宣言解除までは営業を停止していますが、週に1度の食事(お弁当)の提供は継続することとしています。「今日は今からもやることがあるから、ご飯があってうれしい。助かる。」というママの声を聴けるのはうれしいことですね。明日はランチハーモニー@諏訪4丁目集会所ですが、こちらも予定通りの実施です。月に1度のお弁当を楽しみに待ってくださる方々も多く、「密」をつくらずに対応する予定。リピーターのみなさんが元気である様子も確認することができるので、私たちにとっても喜びのある活動です。「包丁を使う」という点ではほとんど使い物にはならない私ですが、少しはできることもあるので、キッチンをお手伝いします。