シニアパワーの時代。

多摩市老人クラブ連合会の新年会にお招きをいただきました。今年から来賓として、市長、議長にもお声かけをいただくことになったそう。議会では健康福祉常任委員会の遠藤めい子委員長も招待をされまして、ご一緒してまいりました。

「会員数の拡大」が課題であり、あとは各老人クラブ、あるいは老人クラブ連合会の役員の担い手、後継者を獲得することも課題になっているとのこと。「老人クラブ」という名称に抵抗がある方もおられると伺いますので、「シニアクラブ」くらいに名前を変えてみると、もう少し心理的ハードルは下がるかもしれませんね。顔なじみの方もいらっしゃり、ご挨拶をさせていただきました。そして、締めくくりは「1月1日」と「青い山脈」の合唱をして終了したのですが、「健康第一、笑顔第一」を実感したひとときでもありました。

「シニアパワーが武器になる!」

そんな時代だなと感じています。ちょうど閉会し、会場を出たところ…隣の部屋では「パソコン教室」が開催されていました。単なるパソコン教室ではなく障がいのある方々を対象にしたパソコン教室のようでした。もう10年も継続されていると伺いましたが、こうした活動を支えて下さっているのもシニアのみなさんで、「自分ができること」をこうして地域に還元してくださる心意気に頭が下がると共に、感謝の気持ちが広がりました。本当にありがたいことですね。

「決して奢らず、偉ぶらず」

この言葉を思い出すことが多い日々なのですが、地域には本当にすばらしい方々が多すぎて、自分自身が恥ずかしくなることも少なくありません。「私ももっと努力をせねば。」と思うことがホントに多い。新年あけて、ますます「議長」という役職柄…挨拶を求められる機会も多いのですが、「こんな私が壇上から挨拶をしてもいいのでしょうか?」という気持ちが半分ぐらい入り交じっております。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」・・・この言葉をわざわざ伝えて下さった方に感謝します。さ、日々精進です!

 

夕刻から、諏訪地区の青少年問題協議会へ。公務と重なり、出席できないことが続いていたので、久しぶりに参加できたのが本当に良かった。諏訪小学校の校長先生が学校だよりで「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、やったことは理解する。」と書いておられたことがあり、とても印象的に書き留めたことなのですが、まさに私たち議員にとって必要なことは地域での実践。こうした場にもできる限り参加することが、私たち議員の市民感覚とかい離しないためにも大事だなと思います。「『多摩市政』のことなどまだまだ見えてはこない、『市議会』が何をしているのかよくわからない。」という市民感覚も、こうした場所に身を置いてこそ・・・実感できることであり、だから私たちはもっと努力しなければならないわけですね。やっぱり、着実に一歩ずつ。頑張らないとね!