今日は「オラトリオ」で締めくくる。

先日、多摩市は地元にあるベネッセコーポレーションと包括協定(地域発展の推進に関する包括連携協定)を締結しました。京王電鉄さんについで2例目となります。

その第1弾?として、教育委員会が取組むのが「オンライン英会話」です。多摩市は「日本一英語を話せる子どもの育成を目指す!」のだそう。今日はそのお披露目会が和田中学校で行われたので子ども教育常任委員会を中心に議員の皆さんと一緒に見学をさせていただきました。既に多摩市は各学校のコンピュータールームのパソコンをタブレット端末に置き換えていますが、子どもたちはそれを使用し(一人一台)、フィリピンと結び、現地にいる英会話の先生とマンツーマンで会話レッスンをするというものです。

お披露目会でしたので生徒の皆さんはかなり緊張した様子が伝わってきました。実際には30分間、会話をするために準備をしたシートがあり、それを見つつ、講師の先生と少しずつ会話をしていました。会話が弾んでいる…という様子まではなかったものの、中には身振り手振りなどを交えている子どもたちもいたりして、楽しそうな雰囲気が伝わってきました。

「議員の皆さんも体験できますよ!」…とデモコーナーもありましたが、とてもとても席に座る勇気無し…。

担当部長に寄れば、「そういうときに、遠慮する気持ちを取り除くことがまず第一歩」とお話されていた通り、日本人的?・・・英語で会話することに心理的なハードルがものすごーく高い私もオンライン英会話いいかもしれません・・・・。

終了後、予め取材を受けることになっていた2人の生徒さんの周りを取り囲む記者さんたち。

「どうだった?」…から始まり、取材攻めになっておりました。今日は試行でしたが、この取り組みを全校実施していく予定になっています。全国では初めての事例だと思う…とのことでした。私世代が子ども時分には考えもつかなかったような授業。時代は進み変わっていることを確信させられることと、人生後半戦に突入している年頃を感じます。

午後は「防火の集い」に出席してまいりました。市内で火災予防に関わり活動されている方々への表彰、あるいは感謝状贈呈が行われ、その後、多摩消防署「多摩特別救助隊」が発隊20年ということで記念式典と演技披露が行われました。演技披露はグリーナードの広場で行われましたので、たまたま通りかかった方々にもご覧いただけました。

日頃の訓練のたまものというか、いつも、多摩消防署の建物北側で練習している姿を目にしたり、総合防災訓練でも壁を登る姿等見ることもありますが、生活の延長線上というか、グリナード永山は日常の暮らし、身近な場なので、より臨場感を味わえた気がします。

ところで、東京消防庁の特別救助隊のマークは「犬」なのです。なぜ「犬?」・・・救助犬?・・・警察犬は何となく身近ですが、消防署と「犬」はあまり結びつかない感じですね。お尋ねしたところ、スイスの救助犬「セントバーナード犬」からいただいたマークなんだそう。スイスの山岳救助チームのワンチャンですね。マークがとてもかわいい。シールとかあったら欲しいと思いました。

話を戻して、多摩消防署の特別救助隊ですが「勇気、献身」を掲げ、日々の鍛練を重ねているそうです。驚いたのは特別救助隊には「歌」(特別救助隊歌)があるのですね。いつかご披露いただきたいものです…。

歌いだしが面白いのですけれど、「男五尺の身体をはって…」…思わず笑わずにはいられないのですが、カラオケでこの歌あるのかな?

夕刻からはパルテノン多摩のコンサート、「桜美林大学オラトリオプロジェクト」にお招きをいただきましたので足を運んでまいりました。字幕付きということでしたので、どんな感じ?と思いましたが、ホールの奥に歌詞の日本語訳が投影されていました。1部は来賓席で見ておりましたが、舞台全体を見たいなと思うのと、字幕を読むのと…2部は一番後ろに席を変更(全席自由でしたので)しましたが、ずいぶん見やすくなりました。静かな中にも華やかさも感じられる…いい時間を過ごすことが出来ました。

さ、週末。公務いろいろ・・・明日は多摩センターイルミネーション点灯式です!周りの方が「議長になって忙しいでしょう。」ってお声をかけてくださいますが、議員と違うのは「自分で選り好みできない」ところだけで、周りの議員さんたちを見ていてももっともっと忙しくされている人もいるのではないか?って思います。議長は今のところは?一般質問ができないので、ある意味、今までと比較をすれば議会前に「わーーーーーーーーー、準備間に合わない!どうしよう!」という焦りと無縁になっているかと思います。