9月定例会 一般質問3日目

 

週末に日本で初めての無料スーパー親子カフェWithCoさんの協力のもと、開催されるということで・・・・勇んで見学に行ってきたわけですが…。会場のWithCoさんに行くと、普段通りの親子の姿・・・・。「えっ?…無料スーパーは?」。

何と、開店直後30分で終了する勢いだったとのこと。読売新聞にも取りあげられ、記事をご覧になった方もポツポツと訪れていらっしゃいましたが…まだ12時頃だったのに、「ごめんなさい、もう終わってしまったんです。」と説明。お越しになった方がとても残念そうで残念そうで…。

初の試み大成功!…ということですが、またたくまに商品完売し、その勢いには圧倒されたと。WithCOで働いている平成生まれのママたちも目を丸くして驚いておられました!購買層は・・・?ちょっと年齢高めだったとも聞いておりますが、いずれにせよ、主宰者である松本靖子さんと場所を提供したオーナーの遠藤敏明さんもホッと胸をなでおろしたようです。

ちょうど、「世界初無料スーパー」の記事は朝日新聞でも掲載されており、日本でも少しずつ注目されていくかなと思っていますが、フードドライブについては多摩市の社会福祉協議会でも紹介をし呼びかけもしていて、カーブスさんでも年に数回かな?取組んでおられます。食品ロスをなくす観点からもこうした取組みを進めていくことは必要であり、大事なことだと思います。「ついつい」買ってしまって、使わないままで賞味期限切れになってしまうような食品・・・一つや二つくらいはお家に眠っていると思うからです。私も数点…引き取っていただきました。

この取組みそのものがまだまだ知られる存在にはなっていない。シェアマインドさんのページで情報チェックしてみてください!

 

さて、議会情報です。一般質問3日目はトップバッターは池田けい子議員。次いで、藤原マサノリ議員、松田大輔議員、遠藤ちひろ議員でした。池田議員、藤原議員は災害対策に関して、松田議員は尾根幹線、聖蹟桜ヶ丘北口の開発、遠藤ちひろ議員はシティーセールスと死生観をそれぞれテーマにした質問でした。どれをとっても、やっぱり勉強になることばかりで…。「うん、うん」と心の中で頷きつつ、質問答弁とやりとりを聞いておりました。

久しぶりに「人と未来の防災センター」のページをチェック。減災グッズチェックリストと我が家の状態を照らし合わせてみましたが、及第点に到達的ないことがわかりました…。ちゃんと備えておかねばと思います。池田議員の「アンブルボード」…どうやら特許品のようですが、ちょっといいかもと思いました。聴覚障害者の方への支援を中心にし、災害弱者に対する視点からも質問されていましたが、私たちはまだまだ考えていかなければならないことがありますね。取組めていないところも多いなと感じつつ、「自分には何ができるか?」を思いめぐらしておりました。質問で紹介されていた「架け橋~きこえなかった311」などから私たち健常者は学べそうですね。

首都直下型地震が確実に発生すると言われている中、「備えに備え」を重ねても、不安が拭えないというのが正直なところ。でも、やっぱり地域のつながりや地域ごと住民どうしのコミュニケーションが問われるのだと思っています。私たち市議会も「その時、どうするのか?」に備えておかねばと動き始めたところです。

今日は早めに終了し、その後、いくつか打合せ等など。市民の方にもお会いしたりして、あとは、娘の習い事の送迎等など・・・・。たっぷり疲れることができてよかった。明日も一般質問が続きます。

9月定例会 一般質問2日目

今朝は定例の永山駅での遊説終了後、議会へ。そして、早朝からうれしい来客!橋本由美子議員のところで1年間ホームスティをするというアメリカからの女子学生です。とてもかわいらしくって!橋本議員はいつも世界各国から日本語を学びに来る子どもたちの受入れをされていて、素敵だなあと思います。憧れます…。しかし、私は髪の色、眼の色が異なる方々を見るととても緊張して、会話が出てきません。たまたま居合わせて大野議員は英語で何やら会話をし、議会事務局長もご自身のことを英語にてPRされておりました。

今日は議会初日に引き続く、一般質問でした。小林憲一議員、大くま真一議員、折戸小夜子議員、板橋しげる議員、三階道雄副議長の順番。どの質問にも「なるほど」と思えるところが多かった。どの意見に対しても、真摯に耳を傾けて、誠意をもって答弁しようとする部長さんたちを見ていると、時代は変わったというか、私が議員になった頃から比べると、部長さんたちも真面目と言うか、「適当な言い逃れ」をしようという人が少なくなったというか…とてもいい傾向だと思っております。

ただ、議員の発言に対してははっきりと拒否してはならぬ…というか、対応できないこと等に対してはやんわりとお断りを表明するような答弁になるわけで、それが、どうもまどろっこしいというか、無駄に説明が長いというか…。「できないなら、できない」って言う方がわかりやすくてよっぽどいいのに…と思ってしまいます。「やりたくない」ではなくて、「できない」というならば…。やるのかやらないのか、できるのかできないのか…とすごくあいまいな感じが、議長席で質問答弁のやり取りを聞いていて、最もストレスとなります。

さて、週末もいろいろ行事などに参加してまいりました。議長公務で初参加の多摩市ラグビーフットボール協会の競技大会は陸上競技場で。この場所を利用するのはこの日限りだとも伺ったのですが、「このすばらしい場所でプレーできるのは最高!」と芝生を褒めていただきました。日常管理は東京ヴェルディさんにお願いしておりますが、裸足で走ると気持ちがよさそう!と思いました。

2019年ラグビーワールドカップを前にして、ラグビー人口は増えているのかしら?

同席して私より先に挨拶をされた市長は「昨年よりも参加者が増えていますね。」っておっしゃっていましたが、実際のところどうなんでしょう?幼児からシニア部門までとそれぞれに試合が行われました。私は次の予定があったので1時間ほどしか滞在できませんでしたが、幼稚園児たちが自分の顔よりも大きいのボールを持って奪い合ったり、大事に抱えてトライをめざして走る姿がかわいすぎてかわいすぎて、試合を眺めているだけで楽しくて飽きることがありませんでした。

会長副会長さんたちは、参加している子どもを小さな時からご存じで(って既にかつての教え子たちは立派な大人となり、今はまた子どもたちを指導していたりする)、一人ひとりの育ちを温かく見守っている様子。我が子以外の子どもの成長を見守れることって大切ですし、ありがたいことですね。たまたま「ラグビー」だったのかもしれませんが、こうした「何か」をきっかけにして、一緒に育っていける場があることは子どもたちにとってもきっと幸せなことで、財産になっていくことだと感じます。

そんなことでラグビーを見ながら、色んな事考えたのですが、もう一つはご当地陸上競技場も改修工事に入るんだよなあ…そして隣にある武道館もだよなあ…と思い始め…「私たちはこれから何をどう維持していくんだろう(遠い目)」とちょっぴりため息。今日は三階副議長の質問の中で、スポーツ施設などについて(市内公園内にはサッカー場、野球場、テニスコート・・・・など)も今後の改修や管理計画があるのか?ないなら策定すべきではないか?必要ではないか?と趣旨の質問していたけれど、ホント、そのとおりであって、結局のところ多摩市にはスポーツ振興を支えていくための条例とか計画が存在せず(この件、大野議員や飯島議員も後からの一般質問で指摘する事項かなと思いますが)。一心不乱とまでは言わないまでも、とにもかくにも必要と思われる施設を建設したり、整備するためにはどんどんお金もかけ、そして充実もさせてきて…でも一呼吸おいて振返ってみると、それを支えていく理念とか考え方の柱、土台がしっかりしていなかったのでは?と不安になってしまうような(と関係者からも指摘されている)。

ホットな話題と言えばパルテノン多摩だけれど、スポーツ施設も忘れないで…というご意見は結構、あちこちで聞かれることです。このあたり、私たち議会でも気に留めておくべきことですね。パルテノン多摩で言えば、文化を振興するための土台となる考え方が見当たらないと言われますが、スポーツ振興についても全く同じことが言えそう。

いろいろな意味で考えどき。もちろん、今までも決して考えていなかったわけではないけれど、やっぱり、すごく「今」…問われている感じがします。これから私たちのまちはどこに向かっていくのか?どんな方向に歩んでいくのか?・・・・いつまでも議論がつきない堂々巡りになってしまいそうですが、それでも議論を避けて通ることはできないはず。「お金お金と言うな!」と怒られそうですが、やっぱり私は「お金」のことを考えてしまいます。無い袖は振れないから。副市長は多摩市は財政的には優良自治体で、多摩市が大変だと言うなら、他の自治体はもっともっと大変だとおっしゃっていました。でも、「だから大丈夫」とはならないはずなので。

それにしても、三階副議長が指摘をするように多摩市のオリンピック・パラリンピック推進に関わるページはずいぶんと質素ですね…。これからの充実に期待しましょう!明日も一般質問が続きます。

 

 

 

9月定例会始まりました!

定例会が始まりました。そして、今日は…本間としえ議員が和装で登場!…一緒に写真撮影をしたかったのにしそびれてしまったのがどうしても心残り。日本の伝統文化を次世代に伝えていきたいという観点で話しをされていましたが、ご自身も和装の学校に通われていたとのこと。素敵でした!これからも和装で登場する機会があるのかしら?と思うと、それだけでも楽しみなのと、期待もしてしまう。

さて、今日は岩崎みなこ議員がトップバッターで、「自治基本条例」のことについて市長に尋ねていたのですが、そういえば、私も市長と一緒に「市民自治基本条例をつくる会」に参加していたなと思い出しました。その頃、市長は仕事が忙しかったらしく、名簿に名前はありましたが、同席することは少なかったですが…。
自治基本条例が制定されたことで、一定、市民の参加がルール化されたことは評価しますが、その一方「形骸化している」という批判もあり、そこを乗り越えていく工夫が必要ですね。岩崎議員は「子ども目線」をつねに強調されていて、子どもたちのまちづくりへの参加を進める視点からも質問されていましたが、いまいちやる気あるのかないのかわからない答弁・・・・どちらかと言えば消極的だと思われるような態度がじわっとにじみ出るような答えがされていました。地域にある児童館などでは、子どもたちの主体性を引出し、子どもたちの参加を促し、背中を後押ししようと頑張っている職員さんたちも多い…今日の答弁でも唐木田児童館での取組みを一つの事例とし「ティーンズ会議」のことが紹介されていましたが、そうした取組みをさらに発展させていくような視点がないところに残念さを感じます。

私が市民自治基本条例をつくる活動に関わっていたころは…「動くぞ!多摩市」みたいな雰囲気がありました。でも、今は、その時に私が一市民として感じていた意欲と言うのか、明るさと言うのか、勢いと言うのか…に欠けていて。市長にはそんな雰囲気をガラリと変えてくれるようなリーダーシップに期待してやみません。

今日は、精神福祉行政について質問した安斉きみ子議員、自殺対策への取組みを質問した向井かおり議員…すごく丁寧に現場のヒアリングなどもされていて、具体的にやるべきことなすべきことをしっかりと捉えた提言が相次ぎました。指摘されたことは「そのとおり」と頷けることばかりで、ぜひ、前向きに取組んでほしいと思います。議会におけるいい提言はみんなで応援していきたいですね!

「いのちを守るために税金を使うことには、きっと市民は納得してくれる」…私はいつもそう思ってます。生きにくさ、生きづらさ、困難を抱えている一人ひとりに寄り添える行政を作りたいです。私がずっとフォローしている多摩市の特別支援教育や子どもたちの発達支援の問題もここにつながることです。そうそう、今日9月1日から新学期を迎える子どもたち…困った時に相談できる場所はたくさんあるよ…ということを伝えたいですね。そのために私たち市議会も頑張らないと!