9月定例会始まりました!

定例会が始まりました。そして、今日は…本間としえ議員が和装で登場!…一緒に写真撮影をしたかったのにしそびれてしまったのがどうしても心残り。日本の伝統文化を次世代に伝えていきたいという観点で話しをされていましたが、ご自身も和装の学校に通われていたとのこと。素敵でした!これからも和装で登場する機会があるのかしら?と思うと、それだけでも楽しみなのと、期待もしてしまう。

さて、今日は岩崎みなこ議員がトップバッターで、「自治基本条例」のことについて市長に尋ねていたのですが、そういえば、私も市長と一緒に「市民自治基本条例をつくる会」に参加していたなと思い出しました。その頃、市長は仕事が忙しかったらしく、名簿に名前はありましたが、同席することは少なかったですが…。
自治基本条例が制定されたことで、一定、市民の参加がルール化されたことは評価しますが、その一方「形骸化している」という批判もあり、そこを乗り越えていく工夫が必要ですね。岩崎議員は「子ども目線」をつねに強調されていて、子どもたちのまちづくりへの参加を進める視点からも質問されていましたが、いまいちやる気あるのかないのかわからない答弁・・・・どちらかと言えば消極的だと思われるような態度がじわっとにじみ出るような答えがされていました。地域にある児童館などでは、子どもたちの主体性を引出し、子どもたちの参加を促し、背中を後押ししようと頑張っている職員さんたちも多い…今日の答弁でも唐木田児童館での取組みを一つの事例とし「ティーンズ会議」のことが紹介されていましたが、そうした取組みをさらに発展させていくような視点がないところに残念さを感じます。

私が市民自治基本条例をつくる活動に関わっていたころは…「動くぞ!多摩市」みたいな雰囲気がありました。でも、今は、その時に私が一市民として感じていた意欲と言うのか、明るさと言うのか、勢いと言うのか…に欠けていて。市長にはそんな雰囲気をガラリと変えてくれるようなリーダーシップに期待してやみません。

今日は、精神福祉行政について質問した安斉きみ子議員、自殺対策への取組みを質問した向井かおり議員…すごく丁寧に現場のヒアリングなどもされていて、具体的にやるべきことなすべきことをしっかりと捉えた提言が相次ぎました。指摘されたことは「そのとおり」と頷けることばかりで、ぜひ、前向きに取組んでほしいと思います。議会におけるいい提言はみんなで応援していきたいですね!

「いのちを守るために税金を使うことには、きっと市民は納得してくれる」…私はいつもそう思ってます。生きにくさ、生きづらさ、困難を抱えている一人ひとりに寄り添える行政を作りたいです。私がずっとフォローしている多摩市の特別支援教育や子どもたちの発達支援の問題もここにつながることです。そうそう、今日9月1日から新学期を迎える子どもたち…困った時に相談できる場所はたくさんあるよ…ということを伝えたいですね。そのために私たち市議会も頑張らないと!