9月定例会 一般質問5日目

「挑戦」…学校で書いてきた一枚がとても上手。そしてまた「挑む!」という言葉は勇気をくれるので、…使っていない額縁に入れてみた。「私も習字を習っていたらもっと上手だったと思う。」とこぼす娘。もっと上手になりたいらしい。その意欲◎◎◎!

今日で一般質問は終わりました。伊地智恭子議員からはじまって、大野まさき議員、飯島文彦議員と藤條たかゆき議員。伊地智さんはいつもの通り、とても丁寧な調査や勉強をされた上で質問が組み立てされていましたが、とりあげておられた「市庁舎問題」「北貝取小学校跡地活用問題」…ともにこれから私たちが向き合っていかねばならない課題ですね。特に市庁舎問題は「場所」をどこにするのか?からはじまって、機能をどうするかも検討が必要。「City hall」…というわけで、英訳すれば、ここにも「ホール」が使用されることの意味も考えたいところ。現在の市役所庁舎B棟の建物寿命を考慮して、平成41年度から新庁舎を稼働させていく方向なので、それこそコンパクトに議論していく必要があるのでしょう。いずれの自治体でも「新庁舎問題」では、その必要性が誰しも理解するけれど、市民に理解を求めていく道筋をしっかり作っていかねばならず、それこそ慎重に取り組んでいきたい問題です。

そして、北貝取小学校ですが、「市民活動の拠点と文化財資料の収蔵機能」という方針には変更がなさそうですが、ここにもやっぱり約10億円くらい必要だという答弁。市民が活動できる場所をどのくらい確保することが私たちの街にとって必要なのか…「広く市民の皆さんと話し合いを持ちながら」進めていくそうです。いつから話し合い進めるのだろう?

 

大野さんが触れ、飯島さんが策定を主張していた「スポーツ振興計画」の件について。その必要性を行政も認識しているようですね。個人的に思うのは、スポーツ振興にいかにして取り組んでいくのか・・・理念やら基本方針の確認書にすること以上に、充実している(むしろ他市に比べたら充実しすぎている)市内にあるスポーツ施設の老朽化に対し、どのように対応していくか?についての視点も盛り込んでほしい。要するに今後はスポーツとまちづくりを考えていくにも、老朽化した施設に対する改修が避けて通れない。結構、大掛かりに工事費がかかっていくだろうなと思っているので。ちなみに、今年度の予算審査で話題になった多摩東公園・陸上競技場・武道館の改修の基本設計・実施設計についても7000万円を超える費用になっています。多摩東公園の中にはテニスコートもありますが、そこはどうなっているのか?確認しておかないと。

 

人口も高齢化、街全体も年数を重ねているのは多摩市のみならず、他の自治体でも同じ。加えての人口減少・・・・ですから、やっぱり、「未来」のことを考えること抜きに、「今」だけのことを考えた結論を出すわけにはいかないですね。大所高所から考える必要があるからこそ時間はかかる。パルテノン多摩の問題にしても同様…。昨日、あらたに議員が指摘をしていたように「劣化診断をした時点」があり、そこからもっといろんな選択肢を示し、市民とともに協議を重ねていればよかったのかもしれません。つまり、そのこと含めて、これからは計画を考えていく必要がある。

意外と、用意周到に取組んで、丁寧な市民との合意形成を・・・と努力しようとする節も見られてきたのに、ここに来て何だか、議会への説明もおざなりになっている感も否めず。

 

明日は補正予算、議案提案…そして議会の業務継続計画に基づいた避難訓練というかちょっとした訓練が予定されています。滞りなく一日が終了するといいなあ。