「岩永さんって、パルテノン多摩のことしかやらないの?」という話。

 

 

5月の多摩センター。明後日からはじまるのは恒例の「こどもまつり」です!「ガーデンシティ」です。この言葉…気になりますよね。こんな時、インターネットで素早く検索できるのは便利だなあ・・・「ガーデンシティとは?」調べてみましたが、イギリスのニュータウンをはじめとして、多摩ニュータウン計画の話には必ずと言ってもいいほど登場なさるハワードさんの提唱する概念のようですね。

お庭+都市を結びつけたことばです。意味深いなあ・・・。時には多すぎるとも指摘される公園やみどりの空間は、行政コスト的には管理するのもとても大変ですが、市民にとっては「お庭」的存在ですね。

さて、ようやく4月号のニュースの配布も終わりまして、お読みくださった方からの感想もいただいておりますが・・・「岩永さんはパルテノン多摩のことしかやらないの?」と言われまして・・・それも複数の方から似たようなことを言われたのですが、こればかりにしか関心がないわけではないんですが、「あっ、確かに脳みその98%くらい、今はパルテノン多摩です。」と答えてしまいました。

そして、よくよく考えたら、週末も多摩センターとパルテノン多摩をうろうろしていた自分がいるという・・・。

市内市立中学校の定期演奏会。満席ではなかったので、前の方、後ろの方、真ん中、端っこ・・自分なりに席替えしながら、演奏を聞いてみたのですが、「音色の良し悪い」など全く聞き分けできず、演奏者が大きく見えるか小さく見えるかの違いだけは認識できたのですが、「音響」云々で言えば、今のホールのどこがどう不具合があるのか、残念ながら私の耳レベルでは使い物にはなりません。

ちょうど、4階のトレーノ・ノッテ・カフェのフロアでは、「多摩シャルソン」と「ママフェス」が土日で行われていて、市民が気軽にフロアを活用できるっていいなあと改めて思ったところ。しかし、これらイベントは公園側から見ても「一体何をやっているのかよくわからない」状態になっていて、もちろん駅からパルテノン多摩の建物に入っても、「イベントをやっていることすらわからない」…どこにもPRがなされていないという…。

「市民が勝手にやってるイベント」という位置づけになっているのでしょうね。両方のイベントともに一部の市民だけを対象とした内輪の会ではないはずですが、「会議室利用」と同じような扱いになってしまっていて残念。もちろん、そもそも「イベントのつくりかた」として、パルテノン多摩を運営している「多摩市文化振興財団」とコラボするような関係性がなかったのかもしれませんが。

とは言え、やっぱり財団側としては、自身が管理している場所で行う’健全なるイベント’でもあり、市民が地域を盛り上げたいと考えて企画しているイベント(パルテノン多摩にも多摩センターの活性化という役割があるではないか!)でもあるわけで、アンテナ高く、情報キャッチしながら、一緒に「つくる」とか盛り上げるという発想が欲しいですね。

パルテノン多摩として広報宣伝活動をお手伝いするというのは、イベント企画実施する市民にとって何よりありがたいこと。参加者を増やすためのPRのお手伝いなんて、朝飯前でしょ?と思うのは私だけかなあ。多摩シャルソンは多摩センター周辺あるいは聖蹟桜ヶ丘に住まうようになった同世代が中心で企画されたものですし、ママフェスも企画したママたちは私と同世代がそれよりもお若い皆さんの様子。ママフェスでは池田けい子議員にもお会いしました。「若いママたちにピンクリボンのことを伝えたくて!」とおっしゃっていました。池田さんのお隣は稲城の市瀬議員、私がちょうどママフェスを除いた時間帯は本間としえ議員はいらっしゃらなかったのですが、本間さんもご一緒で活動されていたとのこと。「女性の健康」という視点では議会でもたびたび発言されているのですが、こうした場にも協力しているって議員活動としてはステキなことだわ♡って思いました。

そんなことで今日から5月。定例の朝の永山駅での遊説からはじまって、市民の方とお会いをして、意見交換をして、最後には行政にヒアリングをして、それから、ポスティングもしてなかなかの充実ぶりからのスタートを切りました。若葉美しく、毛虫もボチボチ出かける季節?…多摩市の公園緑地課も「ガーデンシティ」ど真ん中…というような季節に差し掛かってきました。「みどりがしげりすぎているorしげりすぎていない」と相反する意見が出やすくなる季節のはじまりですね。

「岩永さんは、パルテノン多摩以外のこともやらないの?」ではなくて、私は不器用なため、あまり多くの課題に取り組むと散らかして終わりになってしまうので、今は…ここに集中しています。でも、これだけしかやらないわけではないです(笑)