自衛消防操法大会。多摩市役所チームが第1位!

「平成30年度自衛消防操法大会」が開催されました。主催は多摩災害防止協会、多摩消防署です。私は議長になって、こうした取組みが行われていることを知りました。昨年に引き続き、2度目の参加です。今回も32事業所37隊(チーム)が参加をしました。

来賓席から見ていると、スタートのところが何だかよくわからず、よく見えないので…厚かましくも、今回は一連の流れが分かるようにと「操作開始」のスタート地点の所からも見学をさせていただきました。

一番最初の所では、「緊急地震速報があり、机の下に隠れる」という行動があったのですね。最初からヘルメットを着用しているため、ヘルメットをしたまま机の下に身を隠しているという姿が私のツボにはまってしまいました。よく考えると、何だか不自然だなと思って、その絵が面白かったのです。

それはさておき、身を隠し、しばらくしたところで、火災報知機の音が鳴る。「これは大変!」と現場を確認…火事の発生を認識し、避難の呼びかけをするとともに、初期消火活動を行う=消火器・・・同時に119番通報をする。残念ながら、消火器では火が消えなかったので、屋内消火栓によって消火を試みる…何とか消火ができた…となります。

聞くところによると、この一連の流れ、作業には「基準時間」が設けられていて、それをオーバーすると減点になるようです。ですので、最低限、求められる時間内で作業をこなしていかねばなりません。要するに、消防車が到着するまでの間に行うべき活動ですね。その動きは無駄なく行われることが要求されるわけで、機敏な行動「型」が要求され、あるいは現場で避難を呼びかける誘導者の役回りになった人には「大きな声」も求められ、当然ながらチームワークは欠くことができず、1チーム3名の、息があっているかどうかも重視されているようです。

そのため、各事業所選抜のメンバーで編成された自衛消防隊はかなりの訓練を重ね、この大会に臨むようですね。もちろん、より素早くということでタイムも重要、そしてまた演技?というのか動きのキレなども求められ、採点者である消防署のみなさんによる評価を経て、順位が決まるというわけです。ただ単にタイムが速いと言うだけではダメみたい。

そして、なんと!男子隊・混成隊(男女混合)、1号消火栓部門にて、多摩市役所代表で出場した自衛消防隊が見事第1位に!

すばらしいですね!この大会に臨むまで12回の練習を重ねたと言います。写真だと分かりづらいと思いますが、第2位の多摩ニュータウン環境組合自衛消防隊とは何と1点差!採点は複数の採点者で行われていますが、最初は同点だったようですが、何と言っても、多摩市役所チームのタイムは13秒!(多摩ニュータウン環境組合チームは15秒)だったので、1点最後プラスされての第1位になりました!順位が発表されたとき、思わずうれしくて「さすが!」と声をあげてしまいました。

いずれの事業所においても・・・出場するチームは「顔」ですし、事業所の看板を背負っているわけですので、プレッシャーかかると思います。しかも「多摩市役所」という看板はすごく重たいと思います。「市役所、何、あれ?」と言われないようにしなきゃという、公務員ならではのプレッシャーというか。見事な成績を上げてくださった多摩市役所チームの職員の皆さん、ありがとうございます!そして、指導して下さったのは東京消防庁から多摩市の防災安全課に出向でいらしている職員さん。指導の賜物だと思います!

とにかくそれぞれの事業所の皆さんが、この日のために熱心に練習をしてきたことだけは確か。京王ショッピングセンターの場合は駐車場などで早朝練習をしていたと伺い、島田療育センターでは選手の皆さんの勤務時間がそれぞれ違っているため、そこを合わせて練習時間を見出していたとも伺いました。また、京王ショッピングセンターさんの場合は警備会社の方、消防署OBの方の指導もいただいたとの話でした。みなさん、職場全体の理解も含め、それぞれの努力をされながら、この大会に臨んでられることを私も改めて感じた次第です。こうした大会を通じ、各事業所で訓練の必要性を確認し、認識を新たにしながら、スキルを向上させていく…そのことが大事だと思います。いずれの事業所にとっても消防車が到着するまでの間の初期消火をしなければならないわけですから。これからもどうぞよろしくお願いします!

さて、注目と言えば!サンリオピューロランドの自衛消防隊。その衣装?に注目。女子チームはピンク色のつなぎだったり、かわいらしいのですが、やっぱりひときわ目を引くかわいらしさ。

なので、写真撮影させてもらいました…。10年前だと、着てみたかったかもしれませんが、今さら…無理だわ。衣装も可愛いのですが、着ている女子のみなさんたちもかわいかった♡

大会に出場された各事業所の皆様、おつかれさまでした!そして、ありがとうございました。

多摩市議会は先進的なのか?

福岡県久留米市議会の議会制度調査特別委員会のみなさまが多摩市議会の議会改革の取組みについて視察にいらっしゃいました。今日も飯島文彦議員と対応させていただきました。お若い方から、かなりご年配な方まで年齢層が幅広いメンバーのみなさまでした。女性が一人もいないというのもちょっとした驚きでもあります。でも、九州らしいなあと思いました。

「久留米の女性は奥ゆかしいというか…」という発言も出ていたように、地域のまちづくり協議会などにも女性の参加と思うそうですが、声をかけてもなかなか参加していただけないということです。多摩市の場合は小中学校のPTAの会長などは女性の方が多いですからね!やはり、市議会の顔ぶれというのはそれぞれの地域で育まれている歴史、まちの成立ち、風土、文化と…色んな複合要素の組み合わせとは言え、住んでいる人たちの意識に根ざしているのだと思います。その背景を探るのもまた面白いだろうと思っているわけですが、そもそも九州という地域柄を考えてみれば、「男尊女卑」の意識が根強く残っているとも言われることを考えると、私のようなタイプはなかなかなじめないかもしれません。さすがに私も議場に子連れで…ということまでの勇気はありませんけれど、熊本市議会の緒方議員が一石を投じる行動をとったこと(その後も、議場でのど飴で紛糾しているが)を考えても、ずいぶんと多摩市議会の状況とは異なるなと思うわけです。

久留米市議会の場合も女性議員はまだまだ少数派。ですので、多摩市議会の女性議員の多さにはまず驚かれたようです…久留米市議会のみなさまに限らず、多摩市議会の女性議員比率には驚かれることの方が多いんですけれどね。

というわけで、久留米市議会では議長の強い思いがあって「議会改革」を推進していく気運が盛り上がっているようで、みなさんとても前向きだなという印象でした。議員歴が長い議員さんほど「慣例慣習」を変えたがらないというのか、何か新しい取組みをしようと提案すると抵抗勢力になりがちですが、私たちが取組んでいることについて熱心に耳を傾けて下さったことはうれしかったですね。ベテランの議員さんに斜に構えられると、こちらも腰が引けてしまうわけですが、「何かできることはないだろうか?」という姿勢で意見交換に臨んでくださったことは大変にありがたかったです。おかげで対応する側の私もモチベーションが下がらずに済みました。

そして、「久留米市議会はとても遅れていると思った」と感想を述べて下さる議員さんもおられ、多摩市議会がとても先進的な印象をお持ちくださったようです。

 

しかし・・・、決してそんなことはない。

 

個人的に最近感じていることは「何を基準にして『進んでいる』or『遅れている』になのか」ということなんですよね。多摩市議会が先進事例なのか?と言えば、どうなんでしょう?例えば、今日の話題にもなった「議長副議長の選出の時に所信表明会」のことですが、これに取組んでいることは「進んでいる」なのでしょうか?…いまいち「そうです」と言い切れないというか・・・。久留米市議会でやっていないことをやっているとは言え、これが議会の先進事例かどうかというのはいまいち微妙な感じもあります…。

 

ここのところ視察対応が続いているため、「多摩市がどれだけ先進的なのか?」と首を捻りたくなることもあるわけなのですが、飯島議員が今日、説明の中で「外見だけ整えてもダメで、ナカミが伴っていないといけないんですよね。」ってハッキリおっしゃってくださったことはよかったですね。そう、「ナカミ」なんですよって思います。ただ、「もっと、こうしたほうが市民にとって議会が身近になるのでは?」あるいは「この取り組みをしたほうが市民に分かりやすくなるのでは?」という視点で取組んできたことは、決してマイナスにはなっていないとは思っているのですが、さあ、どうなんでしょう?そこは市民のみなさんにアンケートでもして聞いてみたいところかもしれません。

 

いずれにせよ、多摩市議会が先進事例を持つ議会なのか?と言われれば、もっともっと斬新に取り組んでいる議会もあるとは思っているものの、こうして他市議会から訪問していただけることはありがたいですね。私たち市議会にとっても「外からの視点」をいただけて、いろんなことに気づきをいただけますし。そんなわけで、今の多摩市を考えるにあたって読むべき一冊…読書の秋ですね。

備忘録。週末出来事。

9月と10月は3連休が多く、月曜日が祝日という…ラッキーな感じなので、早起きして弁当作りをしてから、朝永山駅・・・が免除されていたわけですが、今朝は久しぶりに永山駅で朝の街宣実施しました。

この週末はとても気忙しい感じで、諏訪中学校創立40周年記念式典から、永山名店街での秋祭りへ。その後、地域で行われていたマルシェに顔を出したりして、会議に出席してから、また市民の方とお会いして…という。

土曜日。諏訪中学校の式典では第2部がパネルディスカッションで、荒谷議員や地元の方々がパネラーだったのですが、これがなかなか私にとっては面白い時間でもありました。荒谷議員が「器を大きくしていく」という話しをされていて、それはとても何と言うか、忍耐強くもなければいけないことなんだと…自分に言い聞かせておりました。

永山名店街のお祭りは毎年恒例の秋刀魚祭りでもあって、地元の皆さんで賑やかでした。いつもとは違う賑わい。永山高校の吹奏楽部の演奏が彩りをそえてくれましたが、なかなか生演奏を聴くという機会には恵まれないというか、コンサートホールにまで足を運ぶことも体力的に難しくなっておられる高齢者の皆様にとって、こうした身近な場所で音楽に親しめるというのは「ホントにありがたい」(とおっしゃっておられた方がいました)のです。笑顔が広がるひとときがあり、私も癒されました。

日曜日。武道祭ありました。武道館は来年度から大規模改修のための閉鎖が決まっています。平成時代も最後の武道祭だなあと思うと、何か感慨深い。小学生の頃、馬引沢交差点の所から多摩東公園まで行くのがホント遠くて遠くて…と思い出しながら、そしてまた、武道館を見た時の衝撃を思い出しながら出席させていただき、議長として挨拶をしてまいりました。
正直…今、「武道館を建設」というのは考えにくいわけですが、当時はバブル時代でもあり、こうした建設ラッシュだったわけですね。西方面にはパルテノン多摩が建設されていた時代。キラキラしていた時代だなと思うわけですが、その一方…「ハコモノ、無駄遣い」と批判されていたこともよく覚えているのでした。

武道祭は武道館のオープニングにあたって開催されて、それから継続しているイベント。継続させていく苦労も多々ありそうですが、武道館のある多摩市ならではの取組みとして、進化発展させていきたいものです。

唐木田菖蒲館まつり。印象的だったのは骨密度測定など健康チェックをするコーナーの賑わいぶりでした。私もやりたいなあという気持ちになりましたが、長蛇にて断念。キーボード演奏グループのみなさんの発表等聞かせていただきました。60歳以上でキーボードをはじめた皆さんの演奏には心打たれるものがあり、キーボードから出発してピアノにもトライすることにした!…という話しを聞くと私たち聞いている方もうれしくなりますね。ピアノってすごく難しい。私も最近、レッスンを再開しているのですが、指の筋肉、手首の筋肉…経験者であるからまだ記憶が刷り込まれているようですが、60歳初心者ではじめたとなると、とても難しいと思います。

ロビーでは大正琴の演奏。「こうして発表の場があって、拍手を盛られると励みになる。なかなかこうして発表する場がないので、とてもありがたい。また、がんばれる。」とあいさつをされているのを伺い、共感。ピアノの発表会があるともなれば、上手い下手は関係なく、やっぱり頑張って練習しなくちゃ!という気持ちになるのと相通じるものがありますね。

また、南鶴牧小学校の合唱団の歌声はすばらしかった。ちょうど指揮者の先生のすぐ横に座席があったのですが、譜面台の楽譜・・・これがまたすごい!先生の熱意を感じる、たくさんのメモ。先生が子どもたちの歌声をひきだしていくために気がついたこと等を書いているんだろうなあと思いながら、ついつい眺めてしまいました。先生の力が子どもたちの歌声にも結びついていることを感じさせられる景色でもありました。

唐木田菖蒲館2階にある児童館でも子どもたちによる「からき団フェスタ」。こちらも午前中でも500名ほどが参加していたそう!びっくり。私がとても感心したのは「ごみ分別ブース」です。ボランティアさんが一人つかないといけないとの話しでしたが、「分別することがごみを減らす一番の道のり!」という館長のもと、プラカップ、紙コップ、紙皿、プラのスプーンにフォークに、ストローに…もちろん食べ残しなども含めて、とても細かく分別徹底!

子どもたちが知らず知らずのうちに、チラっとごみのことを考えたり、分別のしかたを学べる一瞬があるなんて!…ありきたりの言葉なんですが、「素敵!」と思った次第です。

このお花の名前が知りたい。せっかく教えていただいたのに忘れてしまったのです。生姜の仲間だと伺ったのですが。

備忘録ここまで。第二小学校で開催された青少協第二地区委員会の地域運動会は顔を出しただけで退席してしまって失礼な感じだったこと、パルテノン多摩の大ホールでは三多摩童謡ファミリーコンサート、ギャラリーでは美術展があり、知り合いの方が出展されていたので見に行ったり。ちょうどパルテノン多摩では中央公園ワークショップをやっていたので、そちらにも参加したかったなあ…とか。相変らず、週末時間に市民の方とお会いする時間を確保し、きれいな三日月を見ながら帰路に着いたのでした。

スポーツの秋。文化芸術の秋。

京都府は長岡京市議会の議会運営委員会の皆様が多摩市議会で取組んでいる「議会報告会」そしてまた、「フェイスブックページ」について調査にいらっしゃいました。飯島文彦議員と一緒に対応をし、意見や情報交換などをさせていただきました。他市の議員さんから捉えた私たち多摩市議会の取組み…特に、議会の情報発信という点では、「すばらしい議会だよりだし、とてもいろいろな取組みをされているわりには、ホームページがいまいち…」というような忌憚のないご意見も頂戴しております。私も市議会ホームページについては私もいろいろ思うこともあります。とは言え、作業をする議会事務局職員さんの業務量その他?…単なる言い訳ではいけないですね。市議会ホームページの内容充実については課題の一つとしてしっかりメモさせていただきました。

ところで、議会事務局内での仕事の分担というのは実はものすごーくはっきりくっきりしていて、もちろん担当者それぞれで業務分担があるとはいえ、それがいかにも縦割りになっている、縦割りになりすぎている…という現実に「ええっ!」と驚くこともあるのです。ですので市議会のホームページのことについても、担当者がいて、言ってみればその人に任せきりになっている傾向が否めません。というわけで、一度、議会事務局の職員さんどうしで、「見る人の立場」にたって、「よりよいホームページにするためにはどうすればいいのか?」を話し合ってもらおうかなあ。局長にお願いしてみようと思います。記事の作成など等、こだわり始めるとキリがないわけですが、もう少し充実させることは必要ですね。長岡京市議会さんのホームページと見比べても、その違いがわかります。

※何のために発信をしているのか。見る人の立場、気持ちになって情報を掲載すること(と手帳にも書き込みました)

視察にいらしていただく皆さんとの数時間、私たちも多くの学び、気づきをいただけます。とてもありがたいです。

視察対応の後、北貝取小学校跡地で開催されていた「ターゲットバードゴルフ大会」へ。開会式に出席できなかったのですが、活動しておられるみなさんの様子に触れることはとても大切ですし、見学だけさせていただきました。お昼休憩になっているかなあと心配しておりましたが、まだプレイ中のみなさんのお姿もあり、間に合ってよかった。実際に私、間近で見たのは初めてです。「ゴルフ経験がなくとも気軽にできる」と伺っていたのですが…私の見る限りでは…やはり「技術」が必要であって、気軽にはできても、しかし…難しそうだなと思いました。

ターゲットバードゴルフは歴史はかなり古い。今回の大会ももう36回目です。「なのに、まだニュースポーツって言われちゃうんだよなあ。」と会長さん。「確かに…」。

学校跡地のグランドが使えることにとても感謝されていました。平坦で広々した場所があってこそできるスポーツ。「使える場所があること」「だから、スポーツ活動も盛ん」。やっぱり相関関係あると思います。

立派な表彰盾。私は皆勤賞はとったことありますが、表彰などされたこともなく、こうした盾とも無縁ですが、やはり受け取れば励みになりますよね。ターゲットバードゴルフを間近で見た満足、会長さんと少しの間、意見交換もさせていただき、その後はまた議会へ。議会では健康福祉常任委員会が取組んでいる条例づくりの進捗状況を伺うための全議員研修会でした。この件については、まだまだ今後の行方も見守っていく必要がありますが、議会で条例づくりをするというのはなかなか大変なこと。「政策条例一本つくることすらできない議会。」と無能力を指摘される知識人というのか大学の先生もおられるのですが、私はそれで「無能力」みたいなレッテルを貼ることは間違っていると考えています。

地方議会と言っても大中小とさまざまな規模があります。そしてまた、「地方議会」と一括りされるのも解せないわけでして、「無能力」という批判をかわすために政策条例の制定を試みるというのか…そのチャレンジは良くても、「条例制定することが目的化」してしまうと、何だか本末転倒になりやしないかと思うのでした。

カラオケがさかん。ベルブ永山で開催されていた若葉歌唱祭りを少しだけ覗いてきました。「コミニュティセンターとかではなくって、やっているから見に来て!」」と声をかけていただいたので。朝から夕方まで…100人を超える方が参加されています。華やかなドレスなど出演者の皆さんの衣装も素敵で、見るのが楽しみです。

そして、多摩市民文化祭のオープニングセレモニーに出席。議長としてご挨拶をさせていただきました。41回目を迎えての開催…毎年開催されているので、これが「当たり前」のように目に映るわけですが、継続するというのはやっぱりとてもエネルギーがいることであり、大変なことだと思っています。少しずつでも新たな参加者が増えていくことで、輪が広がっていくといいなと思います。「未来につなごう 多摩の文化」

文化芸術、スポーツの秋。週末も市内各地域でさまざまイベント盛りだくさん!私もちょっとあちこち出没予定です。

子ども教育常任委員会の行政視察。

今年も私たち子ども教育常任委員会が選んだ視察先が大阪…。去年も大阪で池田市と箕面市へ行ったなあ。さらにはそれ以前には茨木市へも行ったなあ。大阪率が高いというよりか、大阪で取組まれている教育施策に「見たい!」というものがあるわけで。茨木市は「一人も見捨てない!」をスローガンに展開されている家庭教育支援含めた取組み、池田市ではNPOに委託をして実施をしている不登校対策スマイルキッズファクトリー、そしてまた今回は、大東市の「ふれ愛ボイス」…具体的に見に行きたい先が決まっていて、1カ所が決まるとそれに伴って、もう一カ所を決めるということになってしまうわけですが、いずれにせよ、大阪府内の各市へ足を運んでは、学ばせていただいております。

今年はまず堺市へ。さすが人口80万超えているだけあって規模の違いに圧倒されますね。行政の仕組みもやや異なり・・・市内に「区役所」があるわけでして。ただ、私たちが調査のテーマとして選んだ「子育て世代包括支援センター」の取組みについては、国のモデル地域として取組んできた実績もあり、特に健康福祉部門と子育て部門がどのように連携しているのかについては、示唆に富む話が伺えたと思います。

この間、決算審査にあたっての施策評価では「健康福祉部」と「子ども青少年部」あるいは「教育委員会」と縦割りを超えた連携関係をいかにつくるのか、その中で国がぶち上げた「子育て世代包括支援センター」にどう取り組んでいくか?という視点から議論を深めました。その中で、私たちは「保健師職員」の活用にかなり注目してきたこともあり、堺市でも保健師さんたちがその専門性を活かしながら活躍されている話を伺い、とても参考になりました。「子育て部門」に所属されている保健師さんが、「健康福祉部門」で実施している母子健診の支援に入ることを研修の一貫にしているというのは’なるほど!’です。現在進行形でお互いに取組んでいる業務の内容に理解を深め合うことが必要とおっしゃっていました。

堺市役所。正面玄関入口のところに大きくピンクリボンが掲げられていました。こういうのって大切。無意識のうちに目に入り、いつしか何となく意識に引っかかるようになるというか。

先日、ピンクリボン月間に合わせて議会でも学習会をして以来、私はやはり、乳がん検診についてはその大切さを広めたいなと思ったのですが、是非…ワコールのピンクリボン活動のページにて今月限りでの検定にご協力を!検定をしていただくと1回につき3円が「認定NPO法人乳房健康研究会に寄附される仕組みです。日本人女性11人に1人の発症率と言われています。早期発見がとても大切なのです。正しい知識を持ち、検診を受けたいものです。ピンクリボンアドバイザーの池田議員とともに多摩市での取組みをバックアップしていけたらと思っていますが、啓発活動もまだまだ必要です。

というわけで、視察に話を戻しますが、2日目は大東市へ。大東市?…甲子園でも有名な大阪桐蔭高校があるそうです!(初めて知りました)。大阪は難波の中心地域からも電車で30分もあれば到着します。ベットタウン的であり、郊外的で、何となく多摩市の立地と共通点がありそうにも思いましたが…違うかな?でも、歴史ある街で、歴史通な松田大輔議員は大盛り上がりで「三好長慶」なる人物のことを語っていましたね。市制施行60年を過ぎているので、その意味ではかなり古い街でもあり、庁舎についても建替え検討が進んでいるようですが、まだ建替えの場所が決まっていないということで…どこへやらで聞いたような話を伺ってしまった感じ。多摩市以上に老朽化が進む建物であることは一目瞭然でもありました。職員さんは「昭和レトロなんですよね。」とおっしゃっていましたが、ある意味、歴史と伝統を感じるような建付け、設備など「昭和づくり」の建物でもありました。

でも、議場ではインターネット中継システムがあり、スクリーンも設置されていて、私たち市議会よりもしっかりとした設備がなされていましたし、多摩市と同様に議会ではタブレットを導入しているとのこと。

私たちが説明を受けた視察会場ではウェルカムボードというのか…。とても歓迎されまして、恐縮してしまいました。委員会室も広めの教室のようなイメージであって、天井も低く、やっぱり昭和レトロでした。でも、掃除が行き届いていて、古い庁舎を大切に使っているんだなと感じたのです。

調査については、不登校の子どもたちが通っているという「ふれ愛ボイス」を現地見学させていただいてからの説明を受けました。「多摩市と大東市の比較」というところから人口、小学校中学校の児童生徒数の比較をしてくださるという説明の導入に感激しました。事前に多摩市で取組んでいる不登校対策などのこともホームページ情報からも調べて下さっていたようです。

多摩市では長期欠席、不登校の子どもたちが通う教室として「適応指導教室」の「ゆうかり教室」がありますが、大東市は各小中学校空き教室を活用するなどして「適応指導教室」を設置し(まだ全てではないが)、不登校指導員さんを配置して対応にあたっているようです。私たちが見学した「ふれ愛ボイス」は各小中学校の適応指導教室にも通えない子どもたちの次の場所として位置づけられているのかなと理解しました。まずは、各小中学校に配置した不登校指導員さんが不登校ぎみの子どもたちの学校復帰を支援し、ふれ愛ボイスはその一段上の段階でさらに支援を強化していくような場とも言えるかなと。ふれ愛ボイスは学習指導よりも、「子どもたちの心をあたためる」ということを大切にしているようで、のんびりした時間の中で子どもと指導員さんが向き合う場になっているようでした。開室時間も火曜日、木曜日は午後1時から5時、水曜日と金曜日は午前11時から午後3時までとなっています。この時間帯の間に「いつ来て、いつ帰ってもいい」そうです。小学生は保護者の送迎が基本になっていて、保護者の皆さんとの接点を重視しているとの話も伺いました。

また、「起立性調節障害」、「ゲーム依存症」という2つをキーワードにして、教員や支援者のスキルアップを図っているとのことで、私たちにもわかりやすくその概要を説明していただきました。これは多摩市の不登校対策を考えるにあたっても重要な観点であり、私ももっと勉強したいなと思っています。「教育相談と医療とをつなぐ」・・・多摩市の教育相談も今までのように取組んでいてもなあと考えていますので、多くのヒントをいただける視察でとても有意義でした。もう少し詳しく学んでいきたいですし、先進事例など情報収集したいなと考えています。

参考資料としてご説明をいただいた中で「小学校1年生全戸訪問」という取組みがあり、こちらは家庭教育支援の枠組みで行われ、今年で3年目を迎えているとの話でした。説明くださった方とは担当部署が違うとのことで詳細は伺うことができませんでしたが、小学校区ごとに民生委員さん、児童委員さん、青少年指導員さん、あるいは子育て支援のサポーターさんなどで編成する相談・訪問チームをつくって実施しているとのこと。昨年の場合は100%訪問で92%の方に面会できたそうです。アウトリーチ活動ですね…すごい。こちらもちょっと興味深いです。

今年の行政視察も私にとっては学びが多く、多摩市の施策を考えていくヒントになったと思います。今回は宿泊したホテルは朝食付きではなかったので、自分好みで朝時間を過ごすことができてよかった。この「たまごさんど」のボリュームもさることながら、からしマヨネーズとの塩梅がとてもよかった。

さ、明日は視察対応からスタートします。秋はイベントが続きます。健康維持はもちろんのことですが体重維持にも心がけなければなりません。

シルバー人材センター、イメージチェンジへの挑戦。

今日は娘の学校へ保護者面談へ行き、そこからいつもどおりに議長室へ。週末の予定を確認したりして、そのための準備。議長公務でお招きをいただくとき、事前情報のチェックは大切です。明日から子ども教育常任委員会の視察もありますので、そちらの事前学習も今さらながら…やっております。ちなみに、堺市と大東市に行く予定になっています。大東市の不登校対策は折戸委員長が「ぜひ、行ってみたい」と希望された場所でもあり、楽しみです。

さて、多摩シルバー人材センターの理事長、専務、常務がお見えになりました。昨年もこの時期に「次年度への予算要望」のためにおこしになったことを思い出しながら、副議長と議会事務局長と共に応対しました。

私は多摩シルバー人材センターが他市とは異なり、非常に努力をしていると考えていて、それは理事長以下執行部の皆さんのリーダーシップによるところが大きいのではないかなと思っています。

やはり、「ビジョン」というのか、目標の掲げ方がとても大切だと思っていますが、理事長さんが常日頃強調されているのは「多摩シルバー人材センターのブランド化」ということ。私はそこにすごく感心してしまうのは、具体的かつ地道な取組み、そのためのアイデアと発想がとても豊かであることですね。

そして、これまで、「シルバー人材センター」というと思い浮かぶイメージをまずは払拭したいとのことで、大胆なPR作戦を展開されているのです。全戸配布のチラシ、市内主要駅のポスター(半年間掲示されるそうなので、今度、滑り込みセーフで電車に駆け込むのではなく余裕をもって駅に行かねばと思っております)・・・多摩シルバー人材センターのトップページにも表示をされていますが、新規会員募集のおしゃれなチラシ、「チャーミング」、「肉は嫌いか?」の大きなポスター…キャッチコピーも含めて、とても大胆で、一瞬目にしただけで「シルバー人材センター」の配布物とは思えないと思います。

それが、「多摩シルバー人材センター」であって、まさに理事長さんのおっしゃるところの「ブランド化」に向けた戦略と理解しています。30分ほどの面会時間でしたが、説明を伺っている私の方が「もっと、話を聴きたい」となるのが不思議。まだまだいろんなアイデアをお持ちのようです。

ちなみに「55歳からのリアル仕事ガイド」でも紹介されています。うれしい!

今年4月から議会だよりの全戸配布のお仕事もお願いしていますが、「配布にあたっての品質管理」の徹底は素晴らしいなと思っています。わが家に届く議会だより、そして、たま広報もですが、「几帳面な方がポストに入れて下さっているんだなあ」って感じるくらいに丁寧に投函されているので。単に、チラシをポスティングするというのではなく、「配布のクオリティ」にもこだわっているところが「多摩シルバー人材センター」なんですね。「配布のクオリティ」なんて言葉はあまり耳にしませんね。おたより類の全戸配布の仕事は、ポスティングをしながら直接、市民の人にも触れることができる仕事であり、「ありがとう」と声をかけてもらえ、配布しているみなさんが直接的に市民のみなさんから感謝の言葉をいただける「すごく張り合いのある仕事」の一つになっているとか。行政、議会にとって何よりも重要な情報を届けるという仕事には「誇りと喜びがある」とおっしゃって下さり、何だか、却って、恥ずかしい感じもありました。私たちはそこまで考えて、仕事をお願いしているわけではなかったなと思うからです。

 

そんなことで、多摩シルバー人材センターで取組んでいるイメージチェンジ。気のせいでしょうか?専務が会うたびごとにオシャレになっている気がしております。こういうことを言うと、「セクハラ」とか言われてしまうのでしょうか?でも、眼鏡を変えるだけでも印象がガラリと変わるって思います。せっかくの面会でしたのに、記念撮影をすることを忘れたのがとても残念。専務さんのおしゃれ姿を撮影しておきたかった。

それにしても、「人のためにお役にたてる」…「人のために動く=働く」っていいなって思います。先ほどの駅貼りポスターの男性編ですが「社会よ、私はここにいる。」というつぶやきがツボにはまった…。そうやって、無意識のうちにもオーラを放っておられる方が目に浮かんでしまったからです(笑)。

それでは、明日から行政視察へ。しっかりと調査してまいります!

 

秋を忘れる3連休…。

夏に舞い戻ったかのような暑さの3連休の始まり。青陵中学校10周年記念式典に出席。せっかくの機会なのでそれに先立つ学校公開も見学させていただきました。特別支援学級を見る機会は少ないので、中学生の様子、先生たちの対応など・・・もしかすると「公開」が意識されて、先生も生徒も普段よりも緊張していたかもしれませんし、よそいきだったのかもしれませんが、記念式典に備えた校歌の合唱練習、合唱コンクールに向けたオカリナ合奏の練習、それから、生活の中でコミュニケーションをとる練習の授業などを拝見してきました。

特別支援学級の場合、通常学級以上に一人ひとりの子どもへの配慮が必要。とは言え、中学校卒業を見据えた中で、「自立心」もさらに育てていかなければならないわけなので、甘えさせておくわけにもいかないというのか、一人ひとりが自分自身で考えて行動するということも促していかなければならず、先生たちの声かけなども難しそう。一人ひとり子どもの特性に合わせた配慮、声のかけ方があるんだろうなあと思いながら見学しておりました。

さて、式典はものすごい人数の来賓。行列でした…。いろんな方に学校が支えられているという証とも言えますが、その人数には圧倒されました。学校長の挨拶、市長や教育長の挨拶、来賓挨拶と粛々と進み、お決まりのセレモニーが終わり、その後が「生徒が主役」を心がけている青陵中学校らしいお祝い会となりました。PTAの方からは、校歌木版が贈られて除幕式、そしてまた手作りのくす玉まで!

学校の梅の木からの「梅ジュース」にて乾杯。「青陵飲料水」だそうですが、こちらは?…校長室にてこのために準備されていたものかしら?…。千葉校長は前任の東愛宕中学校では「Atago HONEY」(養蜂)にも取り組んでおられたわけですが、学校を楽しくするアイデアが次々と浮かび、そしてまた生徒と一緒にやっていく、あるいは地域の協力を借りながら、学校の取組みをステップアップさせていくことが得意な先生だなあと感心してしまいます。10年一区切り。

校長先生のカラーによって学校の雰囲気も様変わりするというのは、「事実そのとおり」と実感します。

こちら、落合自治連合会主催の講演会。多摩村から多摩町、多摩市と歴史の移り変わりを「まちの変化」「くらしの変化」とともにずっと見てこられた田中登さんのお話を伺いました。こうした機会は滅多になく、書物などでは伝わりきらない感情のひだなどに触れながら、話を聴けるというのは本当に貴重です。議長としてお招きにあずかり、とてもありがたかったです。知らないことがいくつもありました。「落合村に隕石が落ちた!」なんて話もあり、そしてまた、「なぜ、『落合夏祭り盆踊り大会』なのか」というエピソードは深く考えさせられるものでもありました。

多摩ニュータウンのために土地が全面買収されてしまう…ってすごいことですよね。昔はあまりピンときていませんでしたが、今は、それがどれほどのことなのかと…しかも法律でやってしまうという…考えられない手法で街が発展してきたものだと思うわけです。田中さんは「まだまだ話し足りないくらい。」とのことで、ニュータウンの話しだけでも3時間はかかるとおっしゃっていましたので、また別の機会があればなと思ったりしました。

日付変わり、連休中日は小金井市の60周年記念式典へ。こうした式典もセレモニーは決まりきった形式通り。市長の挨拶があり、議長の挨拶があり、そして都知事、国会議員等など…と挨拶が続きます。東京都26市市長会の長友調布市長はベテラン感を醸し出すというのか、こうした場所で挨拶をされるのを何度か伺ったことがありますが、ものすごく挨拶が上手な市長さんだなあと思います。しかも原稿がなくお話しされるんですよね。他市のことにも関わらず、実体験に基づくようなエピソードも織り交ぜながらお話しできるのって素晴らしいなといつも尊敬してしまいます。私が座っていた来賓席からは小池百合子都知事がよく見えました。

型通りのセレモニーが終わると休憩に入り、そこで小金井市以外25市の市長さん、議長さんはほぼ全員退席されてしまいます。こうした場にいつも最後まで残っているのが阿部多摩市長と私。せっかくお声かけをしていただいているのに、中座をするのも何だか申し訳ないですし、多摩市も50周年が目前ですし、記念式典のつくりかたというのか、学びたいなというのもあります。小金井市の式典は手づくり感満載というのか、地域の専門学校とのコラボレーションで「小金井市のプロモーションビデオ作成」に取組んだ成果の発表があったり、地元小学校による演劇発表だったり、華美で派手なパフォーマンスではなかったものの、個人的にはすごく参考になりました。まちづくりのスタンスが式典にも反映されている感じがしました。

多摩市も50周年記念事業として、今から準備が進んでいますが、どんな事業に仕上がっていくのでしょう。

小金井市の式典と重なってしまったので、オープニングは副議長に出席をしてもらった愛宕かえで館まつりにも足を運んできました。知り合いの方のバンド演奏に間にあった!よかった。コミュニティセンター(コミセン)のお祭りも、その地域地域ごとの特色があります。「高齢化が進んでしまって、もっと頑張らないといけないと思うんだけれど」ってコミセンの運営協議会の役員さんがおっしゃっていましたが、私は毎年毎年こうしてイベントを開催するそのエネルギーがまずは素晴らしいって思います。継続させていくことも大変なことですよね。

「ここにきて、笑顔になってくれて、そして笑顔のままでお帰り頂けるといいなと思って。」

地域の拠りどころというのか、コミセンに来たら誰かに会える…というのか、そんな場であることがまずは大事であって必要なことではないかなって私は考えています。コミセンに関わらず、地域活動全般…高齢化とその次の担い手と…これは課題になっていることは確かです。

中央大学のホームカミングデイ。多摩白門会のみなさんが毎年出店で「原峰のかおり」とアップルパイとクッキーを販売しています。今年も、完売!よかった。母校を懐かしみ、そしてまた母校の発展を願う卒業生の皆さんが多数集まり、賑やかでした!

そして3連休最後!「タマリバ2018」へ。桐朋つながりの山田拓史議員も関わっておられるイベントでもあります。先月、多摩市もそれこそ盛大なる「みらいフェス」が行われたわけですが、これは多摩川を盛り上げようとはちょっと違うかな…。水辺を楽しむことがコンセプトになっているイベント。ただ、足を運んでものすごーく感じたことは…これ、かつての「多摩クラフトビールフェア」と似ている!ということ。地元の居酒屋さんなどがコラボして、各店舗ごとに飲食ブースを出すのではなく、コラボした「タマリバグリル」とか、すごく面白い。

河川敷の木がすごくいい。子どもたちが木に触ったりして、木の下に集まってくる感じがすごく好きでした。

今回のフェスを開催するために、河川敷の草刈りも自分たちでやった!とか…そういうのすごくいいなあって思います。ふらふら歩いていたら、あれれ!…お馴染みのハグジードーナツののりくんの自転車が置いてあったので、付近をキョロキョロしていましたら、店主を見つけましたので、記念撮影。

ゆるりと楽しめるイベント。そして、何よりも手作り。最初から沢山のお金を集めるという感じで企業協賛をもらうとか、補助金とかをもらうとかではなく、自分たちでできることから自分たちの身の丈に合って作っている感じに居心地の良さを感じました。

みなさんが作成した狛江ライフを楽しむための’DAYS‘。参考になります。最近話題の多摩市の’ことりっぷ’もいいけど。自分たちで作ろう!…っていうのが素敵。手に取ってみたくなるようなレイアウトだったり内容だったり…工夫が詰まっている感じがする。

山田議員にご案内をいただきました。籠屋さんに併設されたおしゃれなレストラン。隠れ家のような場所にある…というのか、閑静な住宅街の中にひっそりとあるお店とも言える。でも、その佇まいとか、すごくいい。おしゃれ。また来ようと思いました!私の三連休…最後はクラフトビールの美味しいお料理で終了。非日常の時間と空間を楽しめたのは…多摩市外だったからかもしれません。

 

ということで、また、明日から多摩市内で頑張ります!(笑)

 

 

 

9月議会 やっと最終日

今年は真夏には全く蕾もつけなかった朝顔。でも、今、元気です。

今日は9月議会の締め括り。最終日でした。10時に開会し、終了したのは18時半。すごく長かった。途中で代表者会議、議会運営員会なども開催したり…一つひとつ議会運営に必要な手続きというのか、段取りというのか…を段階を踏んでから、最終的には議事運営も決定していくため、かなりバタバタでした。議員がバタバタというよりは、議会事務局が大変。

特にインターネット中継をしている関係もあり、本会議場、委員会室と接続切り替えなど一定の時間も必要。特に委員会室は、お金をかけたスペシャルマシーンなシステムではなく、インターネット中継を実施していると言っても、ちょっと性能のいいホームビデオカメラを使用していて(他市議会から視察に来られると驚かれる)、あとは動画についてもYouTubeにアップしていますが、テロップを手入力するとか…いろいろ作業もあるらしい。そんなわけで、もっとスムーズに時間を使えないのか?とも言われるのですが、なかなか難しい。こうしたことも議長になって改めて認識させられたことです。

今日最終日のことは頭の中を整理してから、まとめようと思っていますが…私たち議会のスキルアップも必要なんだなあと痛感した次第です。終わったら、とても気が抜けた感じがありますが、週末はもちろん公務が入っておりまして、また頭のスイッチ切り替えて、与えていただいた立場を感謝し、大事にしながら、活動を重ねるのが私の仕事。とりあえず早寝する!

「カフェゆう」…オープニング。

今日は休会日でした。桜ヶ丘コミュニティセンター’ゆう桜ヶ丘’で認知症当事者の方の講演があり、以前から、一度は伺ってみたい内容だと考えていましたので、足を運んでまいりました。会場である会議室はほぼ満員で大盛況。聞くところに寄れば、講師の先生が7月に永山公民館で講演をされたご縁があり、今日の講演会の開催となったそうです。場所が永山だと足を運ぶのが難しいなと感じる方も、こうしてコミュニティセンターであると気軽にいらしゃることができるのかなと思いましたが、それでも、ゆう桜ヶ丘の場合、丘の上に立地しており、急な上り坂下り坂が大きな壁となり、足が遠のいてしまった方もおられると伺っています。地域の皆さんは、そうした状況に心を痛められ、高齢になっても地域の集まりなどに気軽に参加できるように公共交通を何とかしなければいけないと動いておられますが、行政が対応しきれていない現状も認めざるを得ません。善処したいと行政の努力が地域の皆さんに感じられたり、受止められているとよいなと思っているのですが…。

さて、話を戻しますと、認知症当事者の方からのお話しは心にずっしりと来るものであり、私にとってもとても参考になる学びの時間にもなりました。ご自身が認知症のお母さまに向き合ったご経験、そしてまた、今の自分自身とも向き合いながら暮らしておられる経験の中から一つひとつ紡ぎだされ発せられる言葉すべてに説得力を感じたのでした(内容は私からは割愛します)。認知症のことを正しく理解し、そして寄り添って生きるということ…まだまだ私の度量でも受け止めきれないかもしれないことを認識もしつつ、だからこそ、こうした学びを積み重ねることの必要性、それから、学んだだけでわかった気分にならず、RUN伴のような活動にも参加するなど、できることを見つけては、自分自身を磨かねばと思った次第です。

ところで、今回の企画は「カフェゆう」のオープニングとして開催されたものだとか。「カフェゆう」というのは、赤ちゃんから高齢者の皆さんまで誰もが安心して集える場。今後、月に1度ずつ’ゆう桜ヶ丘’にて開かれる予定です。桜ヶ丘コミュニティセンター運営協議会の福祉・健康部会が主催されるのですが、多摩市高齢支援課、桜ヶ丘児童館、多摩市社会福祉協議会、西部地域包括支援センター、桜ヶ丘いきいき元気センター、桜ヶ丘記念病院、TAMA認知症介護者の会いこいの会さんが協力をされています。多世代交流型で開設されている認知症カフエの桜ヶ丘版にあたるのかなと思っておりますが、地域の皆さんが気軽に立ち寄れ、おしゃべりができるサロンになっていくといいなあと思っています。また、コミセンとしてこうした場づくりをするのは初めてであり、これもまた画期的!敷居が低い感じがしています。もともと、コミセンでは顔のみえる関係もできていますし、声かけをしやすいかもしれません。市内にもこうした気軽に集える場はいくつか開催されていますが、コミセン内で開設されるという点でちょっと注目。

今日はこの講演会に参加してとても脳が活性化したのですが、一方で、議会最終日に向けた会派の打合せなどは結構ハードでありました。会派では「内部事務における不適切な対応」を問題視しているので。最終日の議事は当初予定よりも、時間が延びそう。議会事務局とも最終日の議事運営について想定しておかねばな…と思っております。

9月議会 議会運営委員会&学習会

今日は議会運営委員会で最終日の議事運営の確認。昨日、代表者会議で報告のあった「内部事務」に関する話題については行政報告があり、その後、市長自らの責任として「減給10分の1」(1ヵ月)のための条例提案がなされる予定。いつもは行政報告に対する質疑は行わないのですが、今回は前例も踏まえ、質疑をすることとしました。

この件、そもそも全議員に対する説明をせずに済ませている状況について「いかがなものか」との意見が出されました。その通りですね…私も代表者会議のみで報告で済ませてしまうのか…と心の中では思ってきましたが、それについてはあえて市長に対し、意見することはしなかったのです。「議会としてこの問題をどう受け止めているのか」あるいは「報告をどう受け止めるか」について、議員の中から、声を上げてもらうことが大事だと思っていたからです。議会として行政に向き合う姿勢も問われる。そしてまた、その姿勢は一人ひとりの議員の姿勢や会派のスタンスにもつながっていくことと考えてきました。

詳細の内容についてはこの場で書くことはしませんが、報告書の中で、「議会への報告が行われていないという対応は、各基本条例(自治基本条例、議会基本条例)を定めた市の基本理念に反していると言わざるを得ない」と指摘されている箇所があるのです。私はこのことはとても重たいことと思っています。まさに、行政側からの情報公開、情報の公表が無い限り…ですよね。私たちは知ることがないのです。知ることもできない。議会がどんな立場で仕事をしているのかを身につまされて感じています。とても残念です。民主主義、市民自治…そんな言葉を使うのが悲しくなります。

・・・とついつい前置き長くなりました。

今日は、そんなこともありながら、「ピンクリボン月間学習会」を開催。池田けい子議員からの提案もあり、「ぜひ、やってみたい」と考えていたことです。聖マリアンナ医科大学のブレスト&イメージングセンターの福田護先生をお招きすることができました。福田先生は乳がんの権威。とてもとてもお忙しい先生なのですが、ピンクリボンアドバイザーとして多摩市以外でも活動されている池田けい子議員の熱意あって、多摩市議会に、そしてまたピンクリボン月間の10月に来ていただいたのです。

会派の垣根を越えて、任意参加で呼びかけて12名の議員が参加(先生の予定に合わせる必要があったので、「参加したい」という他の方の声には応えられずごめんなさい)。そしてまた、保険医療政策担当部長や健康推進課長、保健師さんにもせっかくの機会なのでと呼びかけをし、あとは、「がん教育」のことについても触れて下さると伺い、急遽、教育委員会にも呼びかけをし、指導主事の先生もいらしてくださいました。

みんなで学ぶというのはとても大事。職員さんたちも共に学び、そして、まちの政策や取組みにヒントをもらい、そして一緒にこれからのことを考えていける。

こうした取組みを少しずつ重ねていくことが、古臭い行政と議会の関係性も変えていくのでは?と思うのです。これからは知恵を出し合う時代。今日は「がん検診」のありかたについて、「利益」「不利益」という視点からその必要性を考えるべき、費用対効果を検証したうえで実施するかどうかを議論するなど、みなで学んだからこそ共有できたこともあると思います。政策効果をどう測るか?特に検診で言えば、エビデンスに基づいた取組みになっているかも見ていく必要があると学ぶこともできました。職員さんたちは既知の事実だったかもしれませんが、私たち議員は意外とそうしたことを度外視していたのでは?と思ったりもしまして。

「女性議員が多い多摩市議会だからこそできること」という視点。女性を強調し過ぎるな…と言われてしまうかもしれませんが、「女性の健康」を考えるという視点から、多摩市でよりよい取組みができれば、まちのアピールポイントのひとつになるはず。とは言え、渡辺しんじ議員が「ピンクリボンアドバイザーになるための勉強をされている」ということを伺いましたので、ぜひ頑張ってほしい!男性側の理解者も増やしていくこと大切ですね。

いつか・・・大学時代のアメリカンフットボール部で一つ下の学年だった清水健くんを呼べたらいいなあ。

そして、夕刻からはサンリオピューロランドで行われた社会福祉法人楽友会さん、創立50周年記念式典でした。150人を超える多くの方がお祝いにかけつけ、とても盛大でした。

市長と健康福祉部のみなさんが壇上に上がり紹介されました。私たち市議会も同じように壇上で紹介されまして、恐縮でした。こうした場でも感じることですが、やっぱり…これからは、みんなで知恵を出し合う時代なんですよね。どうやったら、これから向き合うべき現実を乗り越えていけるのか。それぞれの役割、立場の中で、「抱え込みすぎず」が大事だと考えています。そして、やっぱり「3人いれば文殊の知恵」とも言うように、「市民(事業者も含めて)」「行政」…そして「議会」と三者集まって、もっとフランクに議論できればいいのになあと。

多摩市がまだ多摩村の時代に連光寺に「一望荘」を開設したという記録から始まるのが楽友会さんの歴史です。つまりは50年以上もの歴史があるのですが、村からの私たちのまちの移り変わりと見つめてきたんだなあということに感慨を覚えるのでした。祝賀会では福祉の現場を担ってくださっている皆さんがいて、私たちの街の高齢者福祉が成り立っていることも再認識させられる場でもありました。私よりも若い世代の皆さんが祝賀会の会場でスタッフでいらっしゃる姿などを見ると、本当に頑張ってほしくて、応援したいなあという気持ちにもなります(あー、歳とったな)。これからもどうぞよろしくお願いします。

祝賀会はキティちゃん出場があるということで心躍りましたが、しかし、途中退席させていただきまして、手話講習会に向かいました。あー、自分がまだまだできていないこと、取り掛ろうとしていないことがたくさんあることも痛感し、そしてまた、そんなそんなにたくさんのことができない自分の限界もそれなりに感じている今日この頃。全部全部一人でやりきれないわけなので、いろんなことをもっとシェアしないとね!ってことで、「シェア上手」な人になりたいなー。

明日明後日は議会は休会となります。