6月議会始まりました!

今日から定例会が始まりました。改選後なので、メンバー構成が新たになり、議席も変わったので、議場で視界に入る景色も変わり、気持ち新たなスタートになった気がします。

本会議初日で議長報告などが行われたのち、補正予算の審議がありました。ただいま中断している?動きが止まってしまった多摩中央公園の大規模改修に関する補正予算です。東京都からの指導やら、市民からの要望や要請を再度精査したり、それから物価高騰に伴う対応をしなければならなくなったとのこと。本来はP-PFIの事業なので、事業者が自らの提案を実行するために必要な諸費用として示した金額の範囲内でやりくりするのが一般的な対応ですが、事業者が決定したのちにいかんともしがたい都からの指導やら、市や市民からの要望事項が発生したようですね。ですので、その分、さらなる財政出動が必要となったとのことです。「想定外の事態」が発生したと捉えるべきなんでしょうね。きっと。

…と思いながら、昨晩はもう一度、補正予算として示された内容に目を通しておりました。一週間ほど朝駅の活動をお休みしたり、ブログの更新をお休みしていたので、「大丈夫ですか?」と声をかけていただいたりして…すみません。今週月曜日からしっかり活動を再開していますが、多摩市を一週間近く離れると、それだけで気分が浦島太郎になることに気がつきました。差し入れのスイートポテト、おいしくいただきました。

そして、補正予算が終わったのち、一般質問へ。旧統一教会が市内の土地を購入した件については市内外からも注目を集めていて、関連する質問があったからなのかテレビカメラがまわっておりました。すでに報道でもありましたし、多摩市公式ホームページにも掲載されていますが、阿部市長が東京都や国に対して要望書を提出しています。それを受けて、東京都も都知事名で国に対する緊急要望を行ったことも報道にあるとおりのことです。要望書の提出をするにも、いきなりということではなく、きちんと事務的にもやり取りを進めていたと思います。この件をめぐっては、政争の具にすることなく対応が必要だと思ってきましたが、4月の統一地方選挙の時には何となくそれとは相容れない雰囲気や様相もあったものの…しかし、市民連絡会が発足し、現在、署名活動も行われています。反社会的な活動を行う団体に対しては毅然とした対応をせざるを得ません。

お昼休みの風景です。フェアな市政で一緒の会派だった3人が、仲良く壁に向かってそれぞれ机を並べているということです…。一人ひとりが市民から選ばれて議員になっている…その原点を大事にしながらの活動…どうあるべきかを考えていますが、日常的には同じ部屋にいるみなさんと会話ができることはマイナスにはならないですね。

今日はしらた議員が一般質問で大規模改修をしたにも関わらず、雨漏りをしたパルテノン多摩のことを取り上げていましたが、もともと雨漏りをしていた箇所は改修時に手当てしていたようですが、今まで雨漏りをしていなかったところが雨漏りをしてしまい残念です…という答弁でした。「残念です…」ってそれはそうなんですけれど…それで、いいのか?って話ですね。せっかく大規模改修をしたのに…しかも、あんなにお金をかけたはずなのに…と思う時、どうその責任を感じ、次に活かしていくのかが大事だと思うのですが、それについては、前向きだなと感じられる答弁がなかったのが不思議だなあ。

共産党の池田桂議員が新人議員さんのトップバッターで質問をされ、ケアマネージャーとしての経験を踏まえ、介護問題を取り上げておられました。住み慣れた地域、住み慣れた家でずっと住み続け、暮らし続けることができる…そのための高齢者のサポートは本当に簡単ではない。身につまされます。いのちの閉じ方についても考えさせられることが増えているのです。

やっと週末。とにかく私にとってはこの一ヶ月が怒涛というのか、いろんなことが凝縮した一ヶ月過ぎて、肩こりがひどくなった感じがします。