6月定例会 子ども教育常任委員会と多摩消防署開署50周年記念式典と。

日曜日に夜遅くまで外出するというのは…月曜日からの仕事にはかなり応えるわけですが…「曜日は関係なし」とおっしゃる方もいて、ホント…タフだなと思います。今朝は永山駅の街頭宣伝からスタート…でしたが、わりと遅くに帰宅してからの、深夜からスタートしたサッカー中継を聴きながら、委員会の資料を予習していたので、かなりボーっとしながらでしたが、いつもどおりに夜が明けて、いつもどおりに弁当作りでいつもよりも早く活動のスタート。「アーモンドチョコレート」はグリコのがおいしいことがわかりました。いただいた差し入れです。

今日の委員会は条例改正が2件。両方とも結構、大事な内容を含んでいて、子どもの医療費助成については来年度から所得制限の撤廃するための条例改正、それから国の指示に従ってというのもなんですが…学童クラブの指導員の資格要件を緩和するための条例改正でした。

子どもの医療費助成については、反対はしないけれど…「コンビニ受診」が指摘されることも頭の片隅に入れつつ、やはり、自治体ごとに制度が異なるという状況を改善するために国全体で考えていくべきことと思っています。目的は子どもたちの成長の過程において、必要な医療を適切に受けることのできる環境をつくることだと思うわけですが、なぜか、「うちは子どもの医療費が無料!」を謳い文句にし、子育て世代を呼び込むための制度…みたいな感じで自治体どうしの競争になっているところに個人的には違和感がありますね。学童クラブの指導員の資格要件の緩和については、いずれにしても「人材確保」「人材育成」が課題になっており、子どもたちに直接向き合う大事な仕事とし、待遇含めて考えていくことが重要。ここもなかなか多摩市だけでは…と財政的には厳しく、介護人材や保育人材と同じようにその重要性に目を向けた地位の確立と確保にもっと国にも目を向けてほしい…と思います。

条例改正の提案は全会一致で可決。あとは委員会独自で調査事項にしている「パルテノン多摩大規模改修、図書館本館再整備」のことにつき現在までの市の取組みについて報告があり、質疑など。それから協議会に入り、報告事項が全部で22件ありました…。ですが、夕方からの議長公務が入っていることについて委員長をはじめ配慮をしてもらい…一つひとつの報告事項にじっくりと質疑することが出来ずに申し訳ありません…という感じでした。

ある程度時間はかかっても、一つ一つの手続きを踏みながら、進んでいるなあ…と実感したのは「学童クラブの5、6年生の受入れ」のこと。昨年のことになりますが「障害のある児童が五年生以降も学童クラブを利用できるよう早急に求める陳情」が採択をされていて、本当はこの4月に間にあって制度が見直しされればよかったのですが、そこまでには段取りが整わず・・・当事者の皆さんにはとてもガッカリの状況でした。でも、ようやく来年から特別支援学級に通う子どもたちへの配慮がされることになり、よかったなあと思います。そして、今年については9月から来年の3月までは試行期間とし対応してくれるようです。市民からの声が議会を通じて反映されたことになり、そのこともうれしい。

それにしても、慌ただしく委員会を(かなり無理矢理に近く)終わらせていただき、多摩消防署開署50周年記念式典へ。三階副議長も一緒に出席をさせていただきました。2部制になっていて、式典で議会を代表して祝辞を述べさせていただきました。すごいですよね・・・50周年。私の生まれる前から…というわけで、記念式典であいさつを述べさせていただくことに恐縮してしまいます。


式典終了後の祝賀会では、地域などでお世話になっているみなさんとお目にかかることができ、いろんなお声をいただくことができました。「地域の支え手」とは?…を考えさせていただくよい機会になります。ただ自分だけが考えるだけではなく、そのことを議会全体にシェアしていく役割が議長には課せられていると思っておりますが、なかなかそうできていないことを反省しながら、帰路に着いたというわけでした。

「議長は忙しいでしょう。土日はないでしょう。」

と声をかけていただきますが…。議長としての忙しさもありますが、議員の時の方がもっと忙しかったような気がするのです。議員の時も土日があった覚えはないので、そういう意味での忙しさとしては同じなのですが、議員の時の方が質問づくりをするために頭のなかがもっともっと忙しかった気がします…。

定例会もいよいよ終盤戦。代表者会議、議会運営委員会、休会日があって、最終日を迎えるのみとなりました。ちょっとホッとします。