議会にある機能とは?…パルテノン多摩。

ようやく復活・・・というか、インフルエンザというのは単に熱が下がっただけで終わりではないのですね・・・とつくづく感じ、ずいぶんとゆるりとお休みしてしまいました。とりあえずタミフルの飲み終わりで、一般質問通告書の提出締切があったので、そこには間に合わせて現行だけは仕上げましたが。相変わらず、多摩センターエリアのこととパルテノン多摩関連のことを質問するのですが、前回よりも前々回よりも、発展性ある回答を期待するものです。(201703通告書:PDFです。)

今日はパルテノン多摩改修問題特別委員会がありました。前回の会議で特別委員会の名前(「パルテノン多摩改修問題」)と議論されている内容にかい離があるので発展的解散をして、別の特別委員会に衣替えさせたほうがいいのではないか?という意見もあったのですが、最終的には、今日の意見交換などを踏まえて、このまま続行させるような方向になったことはよかったですね。特別委員会をいったん解散してしまうと、再設置する方が難しいと見込んでいるので、ちょこっと周囲に理解を求めていたので・・・ね。

結論としては、議会にも調査する機能があるはずなので、それを活かすような方向もめざせればよいな・・・となっておりますが、しかし、調査するにしても一定の予算が必要だと考えていて、「さて、それをどうしていこうか?」というのが課題です。とにもかくにもパルテノン多摩大規模改修に関わる来年度予算は0計上となっているため、次の会議では「なぜ予算を計上していないのか。0にしてあるのか。」について行政からヒアリングすることにもなりました。「議会の動向を見てから考える」というのは一見、議会の意見を聴こうとする姿勢とも受け止められるわけですが、単なるポーズかもしれないから気をつけよ・・・と囁かれてもいますので、そうかも・・と思いつつ、議会に臨んでいると、「性悪説」というのは心地よくないものだと感じる今日この頃です。

久しぶりに委員会に出席し、その後、相次いで市民の方から連絡をいただいていたので、立て続けに人と会って、ご意見を伺ったり、要望を承ったりしまして・・・こんなにもパルテノン多摩に意見がある市民は存在していて、多摩市のことを考えてくださる人がいてくれて・・・ありがたいなと思った次第です。

ベルブ永山で「第29回文庫展」が行われています。22日まで。平和へのメッセージ展として、「子どもの本・九条の会」の絵本作家のみなさん63人の原画が飾られていました。もう29回を重ねるのかと思うと、継続して活動されてきたみなさんに頭が下がります。こうした活動も市民だけでなく、図書館の職員さんなども含め、ともに育ててきたものだと私は考えています。

それにしても、ベルブ永山はやっぱり市民に使われているなあって(パルテノン多摩との比較でしみじみ)思いました。帰り道にふらっと寄りたくなる場所なのかもな・・・って思ったのは、買い物帰りのお荷物を持った人も見かけたから。パルテノン多摩だとなかなか見かけない風景ですね。パルテノン多摩の大規模改修問題に関しては、議会がせっかく設置した特別委員会を有意義なものにしたいですね。議会の機能とは何か、改めて見つめ直せる機会になるかもしれません。そうすれば「議会なんていらない!」とする市民からの批判もかわせるようになるかな?!