今年のシンポジウム。多摩ニュータウン再生。

今年も多摩ニュータウン再生プロジェクトのシンポジウムが行われました。今年で7回目です。私がこのシンポジウムで楽しみにしているのは基調講演で、ある意味、基調講演をしてくださる方はネームバリューがあるというか、すごくギャラが高そうだなというか、そんな印象の方々なのですが、演題は魅力的ですし、確かに話の内容も面白くてとても参考にもなる。

今回は筑波大学の渡和由さんが「多摩ニュータウンの魅力を高めるプレイスメイキング」をテーマにして講演くださいましたが、「こんな風にできたらいいのになあ」と思えるようなヒントがたくさんちりばめられた話題提供。結局のところ「こんな風にできたらいいのになあ」と思うばかりでなく行動しないと変わらないですよ!…っていうメッセージが発せられていたと思います。

市長は「公園にはいろいろと規制もあって…」と話されていましたが、その通り、公園には「べからず」というルール事項がたくさんあり、ホント…あれもダメ、これもダメ…というような✖✖事項がたくさん掲げられていますね。受動喫煙防止条例が施行され、公園も一定時間「タバコ禁止」になっていますが、徹底されているわけでなく、守られているとも言えない状態もあるので、そのうち、巨大看板でも設置されるのではないのか?と思ったりしますが、「ダメダメ看板」はそれを目にすると、個人的には居心地悪くなります。

それにしても「シンポジウム7回の成果は?」

…あ、これ、市民の方にお尋ねいただいた質問です。どうも、すっきりとした答えが述べられないでいるのは私の勉強不足なだけなのか。いろんなことが、ものすごーく水面下で動いているのかもしれませんし、もがいているだけなのかもしれませんが(一生懸命、平泳ぎをしているのに前に進むことができないかつての私のように)、市民の方の素朴な疑問が的を得ているような気もしてきました。

いろいろ考えることと、それから、合わせて作成しなければならないものと…議会準備も含めて、締め切りだけに追われている感じがあります。明日は3月議会前の議案説明会。考えても、なんかわからないとか、作業の手が進まないという場合には、何も考えないでとりあえず寝るというのが良さそうです。最近、またそのことを実感しています。