一応、仕事納め。

20161228

役所は仕事納めでした。私は何をやっているかと言えば、「お世話になった人への挨拶回り」が議員の定番とは言え、多分私が知る限り、「あなた、そんな年末活動でいいの?」と言われてしまうレベルだと思うのですが、選挙前かもしれない国会議員さんあるいは来年夏に選挙のある都議会議員さんたち(候補予定者含む)はあちこち回らなければいけなさそうで大変そう。

ようやく私は1月号のニュースを作り終え、あとは印刷に行かないとなあという感じです。お正月すぎてから配布したいと考えています。今年はちょっと喉が痛くなると台湾で活躍中の友人から頂いた「ハーブキャンデイ」を重宝し、何とか過ごせています。このシリーズは怪しい感じもしますが、「これほど効き目のあるものはない」と私は思っています。

さて、そんなこんなでパルテノン多摩改修問題について報告。今日は特別委員会の事前打ち合わせでフリートークが行われました。正式な委員会を開催する前に、ちょっといろいろ意見交換をしてみてはどうか?という委員長の呼びかけにより。それぞれが今思っていることを意見として出し合いました。

結局・・・・どんな改修をしたとしても、どんな建物にしたとしても・・・その中の運営や事業の展開が全く見えてこないのが問題ですね。絵を描くことはいくらでもできる。ただ、その担い手はどうするのか?・・・という時の壁の一つが現在の指定管理者である多摩市文化振興財団。パルテノン多摩を運営するために結成されている財団ですが、30年間の実績をどう評価できるか?・・・リニューアル後の運営は一体どうなるのか?・・・公募にするかどうかさえも決まっていない・・・ということは、引き続き財団に特命(特命随意契約)で任せるとする選択肢、あるいはその意向が強い証だと思っています。

しかし、今の状態で継続することを市民は決して「良し」とはしないと思います。本気でパルテノン多摩をもっといい場所にしていこうと考えるのであれば、財団もそれなりの実績を重ねてきているはずなので、市民にも公開した場でプレゼンを求め、民間事業者と競争させることが必要でしょう。心情的に頑張ってきた財団に特命で任せたいとすることは理解しますが、しかし、市民の世論はそうはなっていない現状を受け止めたいと・・・私はそう思ってます。

私もそもそも財団の行方を考えてみると、先細りする人材、蓄積されたノウハウが皆無とは言えないけれど、分厚いとは言えないところ・・・問題点が多すぎると思っています。そして、舞台機構などの運営は全て財団から専門業者に委託していますが、「丸投げ状態」になっている点も気になっています。委託する発注者としての責任能力が問われると考えるからです。「発注者の能力」というのは、「民間委託」の時に必ず問われること。正直、パルテノン多摩の問題ではそのことが顕著と認識しています。

これに限らず「民間委託」で発注している側の責任は・・・今後益々、行政に問われていくのです。

ということで、年明けから始まる特別委員会でどのような議論ができるのか?課題が多すぎて大変なのですが、さしあたっては・・・もう一つ私が気になっている「都市計画税」のことも話題にあげてくれることとなりました。なぜなら、パルテノン多摩の大規模改修は「今回の大規模改修には、特別な目的にしか使えない財源(都市計画税)を活用します。福祉や教育など、市の実施している他の事業に影響はありません。」となっているため。都市計画税もそんなに潤沢なのだろうか?・・・と思っています。もう一度、その点も議会として検証せねばと思っております。多摩センター周辺を再整備するという説明の中、バスロータリーのところからの駅前に「エスカレーター設置」する予定が示されているのですが、そちらのお値段(とあえて表現しますが)「7億6千万円」との見積もりで、こちらは国の補助金を得ていきたいそうですが、補助金以外のところは都市計画税で対応したい考えを聞いています。もちろん、パルテノン多摩の大規模改修を含む多摩中央公園全体も改修を予定していて、一体こちらのお値段は?・・・。それに、これから下水道施設の更新にもとりかかる予定もあったり・・・・。そろばん、計算機片手にチーン!とはじいていかねばならないのです。もちろん、市の財政課も一生懸命数字をはじいているのだと思いますが、私はそこまで大盤振る舞いできない・・・って考えていると思うので。あっ、都市計画税の税率・・・多摩市はかなりお安いです。これ税率は最大で0.1上げることができますので、ジリジリ税率アップとしますか?・・・・それこそ私、市民のこと考えるとなるべく税金は上げないようにと思います。

私、パルテノン多摩は解体するという意見もありますが、ちょっとまだそこにまで自分の考えをポーンと飛躍させていくまでには至らないとは言え、多摩センター全体のことを考えて、どうしていくべきなのか、都市計画税をパルテノン多摩の改修工事にも使える見込みができた!・・・だから、こうして動いているわけで、この機会を最大限生かすのが私たちがやるべきことと思うのですね。

そして、同時に・・・「もし、都市計画税を使うことが出来なかったら、私たちはどうしたのか?」・・・・これはまさに原点だと思ってます。ここ見失ってはならないと改めて感じています。その時、鍛冶場の底力的にひねり出せた提案と、今の提案を比べた時、「もちろん、今の提案のほうがいいね!」ってならなければいけない。

さて、あと今年の締め括りまでは一息・・・・。やり残しを少しでも少なくしたいですね。今年やり残したこと・・・・何と言っても、運動不足の解消にアクアブルーに行こうと思って買った水着がそのまま値札ついたままになっている・・・ことかな。