フェアな選挙、フェアな民主主義を!

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足の引っ張り合い…それが本当に選挙なんでしょうか。この間、ずっと感じています。ものすごいバッシング、一体誰のためなんでしょうか?そしてまた、同じようにバッシングするなら、全ての候補者について、もっともっと公平なリサーチを行い、きちんと有権者、市民に対して情報を提供してほしいと考えています。立候補されている当事者の方からもメディアに対し、「不公平」と声が上がるのもまた当然だと思っています。

メディアの役割とは何か?

考えさせられます。今、私たちに必要な情報は何か。そこを正しく伝えてほしいと思います。

 

フェアなやりかたとは思えない。私は証拠を掴んでいるわけでもないし、断言できる立場でもないけれど、メディアに対して政治権力、今の官邸が何らかの操作をしているというのが本当であるならば、この国の民主主義はそもそも既に破たんしているし、崩壊している。選挙は私たちのためにある。鳥越俊太郎候補は昨日、「みんなで都政を取り戻す」とおっしゃったそうです。やっと言霊が聴こえてきた・・・。私は最初からそう思っていました。「みんなの都政を取り戻す」のではなく、「みんなで都政を取り戻す」・・・今回の選挙で一番大事なことだと考えています。

その先頭にたまたま立ったのが、矢面に立たされたのが鳥越俊太郎候補。「宇都宮けんじさんのほうがしっかりと政策を語っていた。」「宇都宮けんじさんが、よかったのに。適任だったのに。」という声は私のまわりにもあります。実際に私も、宇都宮さんの方が政策はもちろんのこと、堅実な都政運営を託せるのではないかと思ってきました。でも、「結集軸」にはなれなかった。

いろいろあると思います。でも、100%…みんな完ぺきではない。でも、「より良い」をめざして、みんなで協力していく、違いはあっても「今の私たちの共通目標」に向かっていくのだと考えています。それは市政でも同じこと。いつも常に私の思い通りにはならない。でも、私は「みなで話し合って、決めていく」、そして「最後に議会全体で決めた」、合意したという到達点にいつも価値を見出し、そこが終わりではなく始まりだって受け止めながら、今まで議会の活動も進めてきました。

自分自身も100%の完璧な人間ではなく、自分の主張が100%正しいわけでもないんです。だから、力づく、腕力で相手の表現、言論を封鎖して、自分の主張を認めさせようとするようなことはすべきではない。

だから、私は今、日本の民主主義が進もうとしている方向に危機感と危惧を抱いています。「何やってんだ!野党共闘なんて馬鹿馬鹿しい。」というご意見もあるのだと思っています。私も客観的に見て、「何してんだろ。私たち・・・。」と首を傾げたくなる瞬間も決してないわけではない。でも、「フェアな民主主義」を取り戻したい。 そのための「聞く都知事」なんだと考えています。バラバラの人たちが応援している。それは否定しません。でも、ここまで一緒にやってきたというプロセスを、これからの都政運営にどうつなげていくかも問われている。 阿部ひろゆき多摩市長を応援するときも同じでした。バラバラの人たちで応援してきました。でも、私たち、やっぱり「民主的に物事を進めていきたい」…声の大きいところだけに説明すれば終わり、引きずられてしまうような政治はいらない…ここが根底で共有されているような気がします。多摩市政、大きく変わってきたと思います。阿部市長が2期目になって折り返し地点を過ぎて・・・日々考えると色んな事あります。職員がサンドバックのようになって、市民から責め立てられている姿も見ています。だけど、「市長が変わって、寄り添ってくれる職員が増えてきた」っていう話も耳にするのです。  私は「聞く都知事」が誕生し、そして、もっともっと東京都内多摩地域の自治体の声に耳を傾けてくれる都庁職員さん、現場に来てくれる職員さんが増えるといいなと思っています。  今日は選挙戦最終日です。本当は地元の予定もあるけれど、鳥越俊太郎さんの街頭演説会の支援要請があるので、そちらにも行きます。「フェアな民主主義!」・・・これを胸に。

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愛ちゃん頑張れ!・・・大田区の皆さんは「もり愛」候補。ハマチャン!気を抜かないで!・・・渋谷区の皆さんは「浜田ひろき」候補。二人とも一緒に活動してきた仲間です!