緊迫したなかでの新年度の始まり。

毎年、変わらずに花開く。遊歩道沿いの佇まいは変わらず。

今日から新年度の始まり。でも、不安に満ちたスタートとなりました。新型コロナウイルスへの対応、そして、東京都の公表した情報によると、多摩市はまだ感染者がゼロということですが、危機感とともに恐怖感が募ります。多摩市教育委員会も連休明けまでの休校を決める方向になっていくようですが、まだ正式情報ではありません。新年度で人事異動もあり…と今日はそれだけでもドタバタするのが通例であって、それと並行して、現下の状況を鑑みた対応をしなければならず、現場の状況は想像に難くありません。

しかし、連休明けになれば、この状態は落ち着く方向に向かうのか。そうなってもらいたいと願うことしかできない感じですが、「長期戦」ということを頭に置きながら、学校の再開も100%確約されているとは言えないことも念頭に置いた対応が図られなければならないと思うものです。いろいろなことを想定しながら、新学期をスタートさせていかねばならないということでしょう。

さて、私は今日は陳情というのか、相談事をお受けしたり、あとは法務局に行く用事があったので、南大沢に行ったり…。今日は雨も降っていて、肌寒いというのに、電車内はちゃんと窓が開いていて換気がされていて、とにかく感染予防にできうる限りの対応をせねばならないという姿勢を感じさせられました。

それにしても、「全世帯に布マスク2枚配布」…..。その後、SNSなどでもものすごい勢いで話題になっていましたが、今日は折しもエイプリルフール…しかし、冗談とかではなく、本気の水際作戦であり対策として公表されたもののよう。そして、配布されるのは再来週意向という…。

目まぐるしく状況が変化する中、多摩市の情報もおそらく、決定事項や確定事項についてはホームページに掲載されています。ご確認ください。私のところにも問い合わせのある公共施設のことについて。最新のQ&Aでは。

【新着】Q.臨時閉館している公共施設は、いつまで閉館しているのですか?

【新着】A.3月2日から臨時閉館を実施してまいりましたが、その間、集団感染を引き起こす危険性の低いスペースの開放について庁内で検討を進め、3月16日以降は、屋外施設とオープンスペースなど施設の一部を集団感染防止対策を施した上で開館をしていくことになりました。

しかしながら、市民の皆様を新型コロナウイルス感染症から守ること。また、集団感染の発生防止を目的として、4月12日までの休館を決定いたしました。なお、図書館については、本の貸出は行っています。
今後、新型コロナウイルス感染対策の効果を見極めながら、判断していきます。詳しくは、各施設へお問い合わせください(別ウインドウで開く)。

となっております。医療崩壊も言われていますが、お一方お一方の暮らしの崩壊のほうも同じように心配しています。暮らしのリズムというのか、生活そのもののリズムが乱れてしまいます。そして、地震情報などが入るたびにドキッとします。体育館などに避難を余儀なくされるような状況が発生しないように…これもまた祈るしかありません。情報が渦のようになっている時代。だんだんと情報の見極めも難しくなっていくでしょう。市行政のみならず…ということですが、国民、都民、市民の方の不安を最小限にするためのコミュニケーションをと切に願っているところです。