武道始式

多摩中央警察署で「武道始式」が行われまして、議長としてお招きをいただいたので伺いました。初めての場所なので、緊張しつつ…でしたが、多摩中央署の正面玄関で顔見知りの方にお会いして「ホッ」っとしまして。

武道始式は警察署が「今年一年もしっかりと地域の安全と安心を確保していく」という決意のもとで、日頃、署員の皆さんが鍛錬を重ねておられる柔道、剣道での成果を披露する「儀式」のようなものです。柔道、剣道と気迫あふれる試合を間近で見せていただきました。あの緊張感と緊迫感…ピント張りつめた空気感はたまらなく心地よいものです。女性警察官もいるにはいるわけですが、腕前を披露するのは「男性警察官」ということで、やはり「男社会」を感じさせられた次第。ただ、日頃、多摩中央署で柔道や剣道の稽古を重ねている子どもたちの紅白試合は「男女混合」でした。でも、名称は「少年柔道紅白試合」「少年剣道紅白試合」となっていて、あくまでも「少年」に女子が混ざっているわけで・・・「少年少女」ではないのです。

だから、どう…ってことでもないのかもしれませんが、「女性も男性もともに活躍する」ということを考えさせられることが多く、ついつい気になることでした。

子どもたちもこうした場所で試合をする経験を持つことは貴重だなあと思ったりしました。ところで、私が武道始式で最も印象に残ったのは「多摩中央警察署歌」。各警察署にはこうした歌があるのでしょう。まるで学校のようです。メロディーはわりと現代風でしたが、警察官の皆さんも移動するたびにこうした歌を覚えるというのも難儀と言えば難儀だなと思ったり。

武道始式のあとは、警察署に協力されている三団体のみなさん(多摩中央懇話会、多摩稲城交通安全協会、多摩稲城防犯協会)が主催する懇親会がありましたので、そちらにも出席をさせていただき、新たな学びと発見をいただきました。

安全安心のまちづくり…市民一人ひとりにも心がけられることもありそうですね。一年間の無事を願いつつ、会場を後に。いろんな方々がいろんな場面で地域に協力して下さっていることを再確認したひとときでした。

賀詞交歓会はじめ・・・。

市政は市政として運営されていくとは言え、決して都政、国政と決して切り離されているものでなし。ということで、今日は衆議院議員の小田原きよしさんの事務所、都議会議員の石川良一さんの事務所に伺い、ご挨拶をいたしました。年末に議会事務局からそれぞれの事務所にアポイントをとっていただいたのですが、今回は衆院選では選挙区割りが変更したため、挨拶する先が増えました!

小田原衆議からは「党派を越えて、ざっくばらんな意見交換をしていきましょう。」と力強いお言葉。石川都議からも「多摩ニュータウンの問題について東京都としての責任」にも触れていただき、心強かったですね。国があって、東京都があってそして多摩市がある・・・その関係性は「対等」であると考えていますが、実際はそうはなっていない現状を嫌というほど感じている身にとっては、都や国へのパイプ役となってくれる都議や衆議の存在は大きい。

他の事務所への足を運ぶ予定も、先方の都合もあり、「別のところでお会いできるのでわざわざ大丈夫ですよ。」と秘書の方に丁重に対応いただいたところもあります。

そんなことで、新年最初の賀詞交歓会は「多摩市商工会議所賀詞交歓会」へ参加。三階副議長と総務常任委員会池田委員長、大野副委員長もお招きをいただいたので一緒に伺いました。市内の企業というか事業所や会社さんと言ったところにはあまりつながりがないもので…こうした行ったこともないような場に出る時の緊張感は人知れず…かなりのプレッシャーだったりします。しかも挨拶と言われるとさらに緊張感が高まります…「多摩市議会が恥ずかしくないようにしないと」と思うからです。

行く直前になり、来賓がたくさんいると副議長や委員長、副委員長が紹介されない可能性もあるなあと思いましたので、挨拶の中で「みんなで一緒に来た」ことだけは言い残してはいけない…と心の中で唱えておりました。

とこんな感じで、もっと他にも挨拶をしたほうがいいかもしれない方々がたくさんいらっしゃるなかで、「市議会議長」とい肩書きで挨拶をお願いされるので恐縮しておりますが、そのことをある方にポロっと漏らしたところ、恐縮するのは「岩永ひさか」個人であり、「市議会議長」という公職であることを忘れず、しっかりと仕事をこなしなさい!…ご尤もなことを言っていただきまして、心して臨まないといけないなと思った次第です。

大野さんが撮影してくれた写真。市長の後ろ姿のシルエットの向こう側に私。明日からもいろいろな場所でお招きをいただいています。いつもの年明けとは違う「非日常」が続きそう。楽しみながら、一日一日を過ごしていきたいと思います!「笑顔を忘れず、笑顔を絶やさず!」

 

2018年の仕事はじめです!

あけましておめでとうございます。まずは、年始めの挨拶から…予めアポイントをとりつけて下さり、議長室に足を運んでくださる皆様には感謝するばかりです。トップバッターはシルバー人材センターから理事長、専務理事、常務理事さんたちがいらしてくだしました。「多摩市シルバー人材センターのブランド化をめざす!」が合言葉を実践すべく、「今年からカレンダーを変更しました!」とのこと。いただいたカレンダーは藤城清治さんの素敵な作品集になっているもの。切り絵と言えば「モチモチの木」の滝平二郎さんを思い浮かべるわけですが、藤城清治さんのメルヘン調の切り絵をどこで見たのかなあ…と思ったら「銀河鉄道の夜」の絵本でした!…そんなわけで「記憶力大丈夫」と確認した仕事はじめでした。せっかくなので、議長室の机の横のところにカレンダーをかけてみました。ちょっとかわいらしいです。ちなみに、こちらのカレンダーです(アマゾンより)。

シルバー人材センターの理事長さんや専務理事さんにはいつもとてもお世話になっていて、それ以上に、とてもいろいろなことを教えていただきます。赤土が舞うニュータウンの風景のことから、写真のフィルムの話しから、化粧品の話題にまで(ってこれはフィルムの技術である微粒子の事からの延長線上のアスタリフトってところですかね。)、それからのミドリムシ(=ユーグレナ)とかとか。何が楽しいって、知識や経験が豊富な方とお話していると、まちづくりを考えるヒントがたくさん秘められている感じがあるんです。「健康」と「美容」は永遠のテーマであり、いつまでも暮らしの中で重視するべき重要事項であることを認識するとともに、効果がありそうな(高価な)化粧品をちょっとお試ししてみようかという気になった次第です。とは言え、トライアルキットなど結構試してみたりするのですが、5日間くらいだと全然効果が出ないんですよね。すごく、興味関心はありますが、実際の効果がどうなのか?については鈍感。結局は「シンプルイズベスト」と手軽に使える’オロナイン’を基本とするケアで真冬を乗り越えるのがよさそうだなと思っております。

今日は、「市長に挨拶をしたついでに…」のお客様にも対応をさせていただいたのですが、いろいろ有意義に情報交換もできたのでやっぱり「議長室」にいることは大切だと思った次第です。何があってもなくても、やっぱりできるだけ議長室で仕事するのは大事かなと。ただし、議会事務局は仕事しにくくなっていないかしら?とも気を遣います。なぜなら、今まで…毎日のように議長室に足を運ぶ議長も「稀有」だと思うため。でも、そんな私スタイルにも合わせてくれる議会事務局の職員の皆さんを見ているとありがたいなあって思います。

つくづく思いますが、「議長の仕事って?」・・・誰からも教わることがないんですよね。もちろん、定型というか「議長がやらなければならない仕事」はあるわけですが、ホント「見よう見まね」でしかないところがすごく怖い。どこかで無礼を働いていないかしら?と不安になることも多いです。

そんなことで、議長室にいらしてくださる皆さんがいて、例年、議長が挨拶に伺う先の皆さんにも挨拶をしてまいりました。「今年も穏やかな新年だった」と口をそろえておっしゃっていたのが印象的でした。平穏無事な年明けが迎えられることは幸せなことです。これは、決して当たり前のことではないって思います。

これは何のタペストリーかと思っていたら、「写真撮影のスポット」なんですね。最後…今年も1月2日にボートレース江戸川に伺いまして、一年の出発式と言いますか、神主さんに一年の無事を願ってもらうセレモニーにも同席させていただきました。貴重な機会でした。ボートレース江戸川の年初レースは三市収益事業組合が主催するレース。

 

組合事務局長さんは昨年と同じく、来場されたファンの皆さんに緊張した面持ちで新年の挨拶をし、謝辞を述べ、そして選手の皆さんと一緒に鏡割り。ファンの皆さんにもふるまわれました。

 

事故がなく安全にレースができること…私もそのことを念じました。それにしても正月2日目も透明ブルーの青空でした。冷たいけれど深呼吸をするのが気持ちがいい空。この空のように曇りなく、いろんな物事を見つめていきたいなあなんて思ったりしたのでした!

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。