2025年。デフリンピックを東京で!

 

多摩市聴覚障害者協会の方がお見えになりました。2025年に開催予定のデフリンピックを東京に招致したいと働きかけをされていて、多摩市議会からも意見書をあげてほしいとのことでした。今日は私たちの会派にいらしたのですが、これから、他の会派のみなさんのもとにも足を運び、説明をする予定をされているそうです。議会前だったり、議員もそれぞれに予定があるので会派のメンバーが揃えようと思うとなかなか難しいですね。協会の方も現役でお仕事されていて、休暇を活用しながら、こうしたロビー活動もされているそう。ですので、日程調整にちょっと時間がかかっているようなことをおっしゃっていました。

東京ではオリンピック・パラリンピックが終わったばかり…ということですが、デフリンピック…というのはそれほど知られる存在ではないのではないかなって思います。でも、2025年に100周年を迎えるという歴史のある大会なんですよね。スペシャルオリンピックスというのもありますね。友人が広島で開催のために奮闘しているので、コロナがさらに落ち着いていることを願っているのですが、見に行きたいですし、陰ながら応援しています。パラリンピック同様に、スペシャルオリンピックスやデフリンピックなどの開催を通して、さらに私たちが共生社会を進化させていかねばならないと思っています。

デフリンピックを東京に招致するにあたっても、すでに国会や都議会への働きかけもされていると伺いましたが、ロビー活動そのものがデフリンピックへの理解を広げていくことへの第一歩かもしれません。少しくらい手話ができるようにと講習会に通いながらも、コロナもあって昨年度の講習会は中止、今年度は次の「上級クラス」の受講…という段取りに、勇気が出なかったので、もう一度来年度、「中級クラス」を受講しなおしたいと思っていますが、手話を使うことができたら、当事者の皆さんともっと会話ができるのになあ…今日もまた、その想いを強くしたところです。多摩市での手話言語条例の制定、あるいは手話言語法についてももっと理解を広げたいと考えていますが、そのためにも自分が手話をもう少し身につけねばならない…と考えつつ、しばらく期間を置くと、学んでいた手話もだんだん記憶から遠のく感じなので、たまに振り返りをしておかないといけないなあと。市議会でも定例会の本会議開会前の時間に池田議員が簡単な手話を教えてくれる時間を続けています。また本会議初日の冒頭だけ、手話通訳がありますが、まだまだすべてに手話通訳をつけることができていません。

今回、「デフリンピックを東京に招致することを求める意見書」を市議会からも提出してほしいことを陳情されるということなので、陳情を審査するときだけでも手話通訳をつけるとか、何か市議会としても対応ができたらよいのになと思います。

今日はその後、市議会レポートを配布したり、ベルブ永山のギャラリーの展示を見に行ったり、教育長と意見交換をしたりして、いつものようにハーモニークラブに顔を出してから、青少年問題協議会の諏訪地区委員会の会議に出席。ちょっと慌ただしかったのですが、ベルブ永山の展示も1年半ぶりに開催できたとのことで、コロナ禍でも作品づくりの意欲を失わずに取り組んでおられたのだなあと思えるような力作ぞろいでした。お花の絵や風景画はその向こうにあるものに想いを馳せながら見ることもできて楽しいひとときでした。明日は12月議会に向けて、市長提出議案の説明会。いよいよと…議会モードのスイッチに切り替えなければならないです。