12月議会 補正予算は全会一致で可決。

黒板にチョーク…懐かしい。やっぱり、現役世代と言うか、中学生は上手。あっという間にサンタクロースのイラストが完成。かわいい。

今日は市議会では補正予算の質疑が行われました。特に争点になるようなことも無く、ご時世反映の光熱水費負担増になり、事業や業務にも支障をきたすくらいですから…それに対応して、補助していこうという内容が主。質疑もほとんどなく全会一致で可決です。

…と言っておきながら、私は来年度早々からスタートさせたくて、早めに準備をしたいということで提案されていた「スタディクーポン」については質疑をしておきました。せっかく新たな取り組みで始まるのに、質疑がないのも寂しいので。生活保護世帯の子どもたちの学習支援のために導入される仕組みです。東京都が実施する支援メニューを導入することになり、財源的には多摩市の負担もなく取組みを進めることが可能です。もちろん、今までも学習支援のための給付は行われていましたが、対象世帯の子どもや保護者に塾選びや進路を考える相談など、サポートするコーディネーターを配置することができ、さらに丁寧にフォローしていくことが期待されます。生活保護を担当している職員さんたちが思いはあってもなかなかやりきれていないところ…かゆいところに手が届く…みたいな仕組みかなと理解していますが、「貧困の連鎖」を断ち切るための取組みでもあり、先行的に実施している自治体では成果も成果があるにはあると聞いているので、着実な取組みを進めてほしいと思います。

今日は障がい者の働く場づくりをされている団体の皆さんによるお弁当などの販売がありました。私はお弁当の傍らで販売されていたシュークリームやクッキー、フレンチトーストなど久しぶりにお菓子を買い込みましたので、数日は楽しめそう。

そういえば、諏訪北公園改修工事について、事業者が決定したので契約行為を承認するための議決が行われたのですが、最終的には全会一致で認められたものの、人工芝採用のテニスコートの改修について‥‥再び「マイクロプラスチック問題」が話題になり、質疑答弁が何となく混乱していた気がします。今、考えることのできる取り得る対策には取り組む考えが示されているので、行方を見守るしかないです。「マイクロプラスチック問題」はテニスコートだけに関わらずで、ありとあらゆるところで問われるべきこと。私たちの暮らしとか生き方そのものが見直されていかない。人間が他の生き物をも犠牲にし、自然を破壊し、自分たちで自分たちの健康を害していく…考えれば考えるほどに悲しくなるような問題です。

明日は休会になりましたが、委員会の打ち合わせなどもあるので、いつも通りに登庁する予定。でも、金曜日なので何となくうれしい。