自分にとって大切にしたいことを見失わず。

諏訪中学校の卒業式があり、2年ぶりに来賓として出席することができました。考えてもみれば、私は娘の中学校の卒業式はコロナで中止で出席もせず、高校の入学式もコロナでオンライン…久しぶりに式典に出席できたこともあり、何となく、自分自身が保留していたようんな想いも共有してしまうような時間でした。

家族への感謝、先生への感謝…そしてまた、仲間への感謝が語られた式でもあり、卒業式ではセオリーのような子どもたちの気持ちであり心なのかもしれませんが、やっぱり大切ですよね。一方、そうした想いをすべての子どもたちが共有できているかどうかはまた別の話しでもあり、必ずしもみんながみんなではない現実を否定してはいけないと思う。

そんなことを感じながら、立派に成長した子どもたちの姿…何せ、小学生のころから知っている子どもたちがみんな大きくなって見違えるほど!すっかり、地域のおばちゃんになった気持ちいっぱいで、一人ひとり、氏名が呼ばれ、校長先生から卒業証書を受け取る背中を見つめておりました。本当に、おめでとうございます。

美術部の子どもたちが階段装飾をしたということで、力作!すばらしいですね。前日まで、先生と子どもたちで頑張って制作したようです。こうした場面に出会えるだけで、気持ちがほっこり。

在校生たちも体育館の「密を避ける」ために、代表の子どもたちしか出席できないのは残念ですね。娘の高校は在校生はそれぞれの教室にて、オンラインで視聴するようになっていたようですが。いずれにせよ、こうした式典なども今までの形式やスタイルを当たり前とせずに、新たなやり方などが模索されるのかもしれません。

最近、一つ一つの判断に「自分にとって大切なことは何か」を考えることをしています。今まで以上にそのことに拘っているのは、自分自身が年齢を重ねてきたからなのかもしれませんが。子どもたちにも「自分自身の原点」を見失わずに、新しい一歩を踏み出してほしいと心から願うものです。