決算特別委員会 総務費

20150917 

決算審査2日目です。今日は歳出、総務費の審査から。決算審査も各議会によってやりかたが異なります。多摩市議会に場合は議員が銘々に事業を選んで、持ち時間の中で質疑もするけれど、次年度に向けた改善点などの意見も述べていく感じです。他の議員さんの視点や意見も聞けるいい機会になっている感じもありますが、必ずしもその内容に賛同できるというわけでもなく・・・・しかし、自分がその場で反論するまでもないわけで、「あっ、あの意見が次年度の事業改善の中で反映されるのかな。」と思ったりするわけです。

ま、議員たった一人の意見だけで改善されるものは多くはないのですが、とは言え、全く改善されないというわけでもなく、いずれにせよ、「気長に質疑を続けていく」ことは必要ですね。議員になった時から個人的には関心も寄せてきたし、うまくいけばいいなと思ってきた多摩NPOセンターのことについて、ここ数年来・・・・やっぱりこのまま継続させていくことは市民の理解を得られないと考えてきたので、ある意味、心苦しくも「廃止の方向」を提案し続けてきました。事あるたびに・・・・・。そして、ようやっと「抜本的な改善を考えていく」段階にたどりつけました。多摩NPOセンターが設立されてから、もう15年ほど・・・取り巻く環境も変わっています。これまで蓄積されてきた経験を踏まえ、次のステップに進んでほしいものです。

同じような視点から言えば、「女性センター」について質疑が集中した印象を受けました。「女性センター」は女性だけでなく、男性も利用できる場所であり、活用してもらいたい場所・・・でも、その名称が男性にとっての使いにくさにつながっているのではないか?というご意見でした。確かにご尤も・・・って思うのですが、単に名称だけ変えれば、それで利用者が増えるというものではないんですよね。「ネーミングは大切ですが、しかしネーミングだけの問題ではない」ってその意識を持って、そこで実施する企画、事業内容や事業展開を改めて見直すことが重要だと感じます。ネーミングとか、あるいは’ゆるキャラ’とか。ゆるキャラなんて、あったらあったでいいのかもしれませんが、「ないからPRできない」とかって言うものではないんですよね。もともとPRすべきなかみがなければ、いくらキャラがあっても生きてこないわけですから・・・・。  さて、朝日新聞の夕刊に柴幸男さんが。今週末の1キロフェス@パルテノン多摩で舞台公演があります。「あたらしい憲法のはなし」を劇に。もし、ご関心ある方はぜひ。1キロフェスはだんだんと進化もしてきて、知る人ぞ知るイベントになっているのですよ。もっと市民にも浸透してほしいなあって思いますが、同じ日程では永山フェスティバルもあり、市民的に知名度があるのはやっぱり永山のイベントか?!  私としてはパルテノン多摩の企画展も見てね♪・・・・と感じです。「定点観測シリーズ」。学芸員さんも含めて、結構がんばっていろんな企画たてているんですよね。これまた知る人ぞ知るなんですが・・・・。ぜひ、ご覧あれ!  明日は民生費、高齢者福祉、障害者福祉、子ども福祉関係などの事業の審査から始まり、あとは衛生費・・・・と続きます。