昨年度決算は「認定」されました。

 

朝、いつものように駐車場から市役所の西側の玄関に向かう途中で、とてもいい秋の香り。どことなく漂ってくるので、どこかなあ…と思っていたら、玄関の入り口の金木犀がオレンジのかわいらしいお花をつけていて、そこからほんのりと。まだまだ満開までにはなっていないからこそちょうどいい感じ。金木犀は意外と香りがきついのですが、今日は本当にいい香りだなあと思いました。つまり、今日は気分よく、登庁できました!

決算審査は昨日からの続きでしたが、その前に、新型コロナウイルスワクチン接種に対応するための補正予算の審議もありました。もちろん全会一致で可決。ワクチン接種については疑義を抱く点もあり、「ワクチンを6割以上の人が接種すれば、感染はおさまります」なんて説明をしていたのはもう過去の、あの頃の話し…全然、そうはなっていない現実は直視したいですね。ワクチンを接種して具合が悪くなった人がどのくらいいるのか…特に小中学生についてはどんな状況なのか?…と問い合わせがあったので、質疑をしてみましたが、なかなか実数ですべてを把握できているわけではなさそう。接種した翌日、学校を欠席した子どももいるようですが、学校も「接種している接種していない」について把握することはしておらず、極めて個人情報にも関わる部分と言うことで、あえて触れることなく過ぎているようなので、やはり実数の把握は難しいですね。

いずれにせよ、ワクチンの接種はあくまでも「任意」です。今度はワクチンを接種するしない・・・による区別や差別が行われることの無きように…と京都市ではポスターを製作しているみたいです。「断ち切ろう、コロナ差別」…結構、インパクトあるな。

さて、昨年度決算ですが、結果的には一般会計も、特別会計も…ともに全会一致で認定されました。私の会派もいろいろいろいろいろいろ協議を重ねて、最後、「認定」としました。決算審査にあたって提出されている資料に訂正、修正箇所が多数発見されたこともあって…「認定」にしてしまってもよいものかどうかと迷ったのですが、最終的には、しらた議員の質疑に対し、市長から「緊張感をもち、職員一人ひとりが、仕事に取り組んでいけるようにしていきたい」とする趣旨の答弁をもらうことができたので、「不認定」という判断にはしませんでした。もし、市長がこの件について、答弁を副市長以下に任せたままでいたならば、フェアな市政は「不認定」という判断をしたと思います。ギリギリまで迷っていたのは事実です。

そんなわけで、結構、エネルギー消耗した一日でもあり、帰る時にもまた、朝と同じように金木犀の横を通って、帰路に。

しばらくは、市役所の西口玄関前の金木犀を楽しみにできそうです。ちなみに、今日も気になっていた点について質疑することができて、指摘した内容を理解してもらえたかなあ…と思っているのですが(思い違いだったりして)、今後、質疑した内容が活かされていくと良いなあ。今日が終われば、あとは残すところは最終日。でも、これから、その準備作業に追われそう。決算審査を振り返っての会派の意見を取りまとめる作業などなど…が始まります。もちろん、今日は「終わったー!」と言う感じで、何も手に尽きませんが。市議会の最終日は来月4日です…あっ、気が付けば、あっというまに9月も終わってしまう…。