旗開き。

「旗開き」というのは、労働組合が「今年も頑張るぞ!」というスタートの会合で、団結を強めるというか、組合員の方々の懇親を深める新年会的なもの。3年ぶりに開催された京王自動車(京王タクシー)の労働組合の桜ヶ丘支部の皆さんの旗開きにお招きをいただきましたので昨日と今日の2日間、出席させていただきました。特に推薦をもらうとか、支持をしてもらうとか、そういうことではないのですが、以前に都議選や市長選挙を通じて顔見知りになり、そのご縁で毎年、お声掛けいただけるようになりまして、ありがたい限り。私にとっては馴染みのない「団結、がんばろう!」と拳を突き上げる瞬間だけ…まだ慣れませんが‥‥。いつのころからか毎年、楽しみに出席させていただいてます。以前は正午スタートでしたので、阿部市長もお昼休みの時間帯に出席されていたのですが、3年ぶりの旗開きは開催開始が午後からになったので、市長からはお祝いのメッセージが届いておりました。多摩市議会だと篠塚議員も出席。あと、組合推薦の他市の議員の方もいらしてました。

普段、滅多に接点のないタクシー乗務員のみなさんですので、こうした場に参加して、いろいろとお話を伺えることはありがたい機会でもあり貴重な機会。乗務員の皆さんの高齢化、あるいは人手不足のこと、またタクシーを呼べるアプリがどう活用されているのか…とか私にとっては珍しい情報も聞くことができ、乗務員の皆様の苦労などなど垣間見えるひとときです。安定的に収入を得られる公務員と言う立場(議員もですが)がどれほど恵まれているのか…が話題になるのは当然のことですね。だからこそ、緊張感をもって職務に当たらなければならないと思うばかりです。

ところで、市内の中学校に行く機会があり、それに関連して、「内申点」のことを調べながら思ったのですが、中学生になると子どもたちもさらに空気を読めるようになり、「大人の顔色」を伺いながら、学校で過ごしているとしたら、本当に窮屈だなあと。「内申が下がらないように」と意識するだけで、しんどくなるのは当然のこと。テストの点数だけでなく、提出物や授業態度までが含まれて行くそうなのでホント、大変だなと思えてなりません。「内申点」を前に、子どもたちは先生の前で、無意識に委縮せざるを得なくなっている…という指摘は尤もだなあと思うのでした。

また、先生のたったの一言で傷ついている子どもも多く、それを先生に伝えても理解されない場合も多い。本当は一言「ごめんなさい」と頭を下げることで、子どもの胸のつっかえがスーッとなる場合もありそうですね。子どもに謝るというのはとても難しいというのは大人であればみながその想いは共通しているかもしれない。でも、「謝る」ことは大事なこと。大人も間違う場合はあるので。

今日は一瞬だけですが、元気な高齢世代の皆さんがカラオケをされているところにも伺いまして、「歌う」って大事、声を出すこと、発生することって心身にとても良い効果があるなと実感。それにしても、いきいきされている皆さんのエネルギーに飲み込まれそうでした…。