年明け、委員会も始動しています。

今日は子ども教育常任委員会で集まり、勉強会でした。今後、全校に導入していく「コミュニテイスクール」について、教育委員会の考え方など説明を受け、質疑やら意見交換をしました。また、その中で、和田中学校の「朝プロジェクト」…地域の方が朝の7時30分から8時10分までの時間に英検対策授業を実施しているという取組みの紹介をしていただきました。実際に中心で担っておられる塩沢三男さんが私たちの勉強会のためにいらしてくださいました。塩沢さんは和田中学校で教育連携コーディネーターとしても活躍されています。塩沢さんのお話を伺っていますと、和田中学校に通えば、朝の英検対策授業に参加できるなんて、いいなあ!羨ましい!と思うものです。

さて、コミュニティスクールについての私の感想は、多摩中学校が先行モデルとして取組みを進めるということなのでそれを見守って行きたいと考えていますが、軌道に乗せていくまでには時間もかかりそうです。特に、「学校運営協議会」という学識経験者、地域住民、保護者の代表などで構成される場で「学校運営や教職員の任用に関する意見」「学校運営への必要な支援に関する協議」などを行い、校長先生に「承認」というかたちで協議結果というのか、話し合いの結論を出すことになっていますが、そもそも学校運営協議会の実務面をサポートするのはどこ?誰?ということまで考えてみると、意外と大変そうだなと思うわけです。学校運営協議会のメンバーは謝礼が1回1200円になるという話しもありましたが、会議の議事録作成、会議結果の告知や保護者や地域住民への広報活動なども自分たちでやっていかなければならないような…そんな感じでした。

今は、コミュニティスクール化については「努力義務」になっていて、でも将来的には「義務」にするかもしれないことまで文部科学省では議論がされているとのこと。多摩市としても将来を見据えた体制づくりをしていきたいということなのかなと理解はしました。しかし、実際に進めていくともなれば、そこに必要な予算、人的な支援体制も含め、結構、解決すべきハードルがいくつかありそう…というのが直感的な感想。

夕刻からは、多摩市職員組合の旗開きでした。今日は副市長が市長の代わりに出席されました。市議会からも板橋議員、小林議員、橋本議員と飯島議員が出席。余興の皿回し…飯島議員がめちゃくちゃ上手かった!私は全く回せずに終わりました…。これからの時代、人工知能云々と技術革新もさらに加速化しますし、仕事のスタイルや業務内容そのもの、在り方が変わっていくというのか、変わらざるを得ない時代が来ると思いますが…それでも、「人にしかできないこと」にこだわりながら、市役所がやるべき業務の本質を見失うことなく、一つひとつ丁寧に仕事を進めてほしいという思いを込めて、挨拶をさせていただきました。

今週も?まだ、今週は終わっていないかもしれないけれど、とりあえず金曜日…無事に終わってよかった・・・!