市民が願っていることは。

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パルテノン多摩で鶴牧中学校の合唱コンクールが行われるとのこと。諏訪中学校の合唱コンクールは体育館で実施するため、中学校によって違いがあるんだなあと思いながら、足を運んでまいりました。「市内他学校関係などでの利用も多い」・・・パルテノン多摩のホール利用状況でも耳にする説明ですね。会場は保護者の皆さんもかなり参加されており、「ガラガラ」という感じでもなく、そしてまた、諏訪中学校の合唱コンクールとはまた一味違った舞台からのハーモニー・・・緊張も高まるでしょうね。ピアノの音も素晴らしいですし。

学年ごと、クラスごとに課題曲と自由曲を発表するのとは別に、2年生と3年生の有志による発表がありましたが・・・これに私はびっくり。写真で言えば、一番左が概ね1クラスと言う感じ、ところが有志の発表になると1曲目が真ん中の写真で、2曲目になると右側の写真・・・・2曲目になるとさらに有志の人数がパワーアップし、それこそとても力強い歌声が響き渡りました!選曲もすばらしく、感激してしまいました。諏訪中の合唱コンクールでもいつも歌声や子どもたちの一生懸命さに感激するわけですが、すばらしかったです。

こうした場にパルテノン多摩のホールが利用されていることにもうれしさがプラスされました。それにしても「有志」の数の多さに、驚きました。生徒たちにとっての合唱コンクールの位置づけが伝わってきますね。舞台のひな壇に乗りきれないほどの子どもたち・・・少し窮屈そうでもありました。ひしめきあって立ち位置を確保する子どもたち、そして大きな声を出す姿を見て、清々しい気持ちでした。

さて、午後から社会福祉協議会の馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会でまち歩きをした後に、ハーモニーカフェへ。いつもは歩かない場所をパトロールしがてら・・・。「多摩市は広々していて、みどりもたくさんあって、とても心地がいいのに、人の気配が感じられない」とする感想はご一緒したすべての方々共通の感想だろうなと思いました。なおかつ高齢化して「昔よりも歩いている人が少なくなった」というのもまた事実でしょう。急な坂道や階段、まちの傷みもそれなりに・・・コンクリートアスファルトに根っこが上がっている状況・・・・高齢者にとっても歩きにくい、つまづいたら大変、そんな場所は小さい子ども、ベビーカーにも辛い場所ですね。いち早く改善してあげたいなと思う一方で、財政的にはなかなかお財布に余裕がないこともわかるので、「ここばかりが優先されるわけではなく」・・・でも、「順番に対応してくれるはずなので」と市民の皆さんに伝えることが精一杯私のできることですね。同じエリアの荒谷議員や渡辺議員も今日はご一緒できたので、現状をきちんと市に報告しておきたいと思います。

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既に市も把握しているからこそ、こうして注意喚起があると思われますが、諏訪北公園の野球場の裏手・・・陥没箇所が2カ所ほどありました。夜道暗くなると人は滅多に通らないとはいえ、こうした場所を見るとやはり不安ですね。あるいは、市民の方からは手すりが腐食していて危険と言われましたが、確かに右側の写真をご覧いただければ、だいぶ腐食が進んでいることわかります。この手すりを掴み、ストレッチ運動をされている方がたまたまおられたのですが、それはそれはぐらついておりましたので、ちょっと心配。

こうした場所も速やかに対応してもらたいとは言え、やはり「順番」ですね。市内至る所に老朽化が見られているので、「ここだけに」とはならない・・・。市民の方にとっては「行政はちゃんと把握して対応しようとしているのか?」って一番気がかりなんですよね。市の財政に余裕がないことも理解はしていただいていますが、一見、こうした場所が放置されているようにも見えてしまいます。

「ちゃんと対応しようと思っている」ことの告知がもう少し丁寧にされるべきかなとか思いました。

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諏訪小学校のハーモニーカフェ。まち歩きをご一緒した皆さんも参加して下さり、今日は100人超でした!諏訪小学校の特別支援学級の先生たちも参加して下さり、とても盛況でした。さらにいつもよりもパワーアップしたいい雰囲気のうちに終わりました。地域の「こばと第一保育園」さんに支えられています。園長の田中先生がハロウィン仕様にしてくださり、子どもたちも大喜び。子どもたちもここで知り合って交流を深める姿もありました。「昔、こばと第一保育園に通っていた」小学生や中学生にとっては戻れる場所であり、なつかしい先生たちに再会できる場所でもあり・・・「子どもたちの育ちが細い線でまたつながった!」という場面を感じるのがうれしい。「わあ、大きくなったねえ!」「なつかしい!」という喜びを分けてもらえるのがありがたいです。

市民が願っていることって何かなあって・・・当たり前のことですが、いろんな場面ごとに感じ取ることが必要ですね。声を聞くことも大事ですが・・・。漠然とした不安を持って暮らしている人が多いなあって感じています。安心できる居場所が欲しいと思っている人も多いと感じています。私たちは何ができるんだろう?ハーモニーカフェがどうあるべきか、どう続けていくべきか議論していて感じることです。月に1度だけの開催ですが、ここで「つなぎとめているもの」があります。