定例会終了です☆

20151221

寒さが一段と増す朝でしたね。永山駅で1時間だけ朝の街頭宣伝を実施しただけで、つま先冷えすぎて冷えすぎて・・・・。靴用カイロをアイテムに加えようかなと。

さて、本会議。すべての議案とも可決しています(こちら、今日の議事日程)。ただ、市長の特別秘書官として、厚生労働省からキャリア官僚を2年間派遣してもらうための条例提案(ポストの新設)についてだけ、生活者ネット・社民党は反対。向井かおり議員の否決の討論を聞いていて、「そうだよね。」と頷けてしまうところもあり。また、自民党の藤原マサノリ議員も可決の立場で討論を述べたものの、内容的にはかなり厳しい注文。「一体、どんな業務を任せたいと考えているのか、その目標設定はどうなのか?」と・・・決裁権限など含めて、まだまだ未確定要素も多分にありすぎて、何だかすんなり認めがたいけれどと渋々の賛意を表明されていました。

この間ずっと、懸案事項でもあった街路樹問題。直接的には上之根大通りのモミジバフウの並木道の管理や保全について、「伐採を再考してもらいたい」とする改めての陳情は全会一致にて不採択に。当初35本伐採計画から、20本は剪定で対応し、15本は伐採で対応するという市の計画変更を受け止める結果となりました。市の「街路樹よくなるプラン」については、前倒しの見直しを求める声、改めて市民の視点を盛り込んでいくこと等要望がありましたが、みどり溢れる多摩市にとって、街路樹のみならず「植栽管理」のことについては、今後大きな課題になっていくことでしょう。市長は「愛でるみどりからの転換」を掲げて、「みどりのルネッサンス」と訴えていますが、ここ最近・・・みどりのルネッサンスの動きもややスローモードに入っているため、また状況をヒアリングしてみようと思っています。

合わせて・・・多摩ニュータウンの再生方針、住宅マスタープランも素案の完成とパブリックコメントの募集・・・・今後のまちづくりを考える上で大事な方針などが相次いで策定されつつあります。住宅マスタープランですが・・・計画の目標年度となる平成37年度・・・空き家戸数予測が10,000件に上ると書いてあります。人口減少社会・・・その先を見据えて、全体を「最適化」していく道筋・・・なかなか難しいですね。週末に開催された、公共施設の見直しについてのワークショップを傍聴しながらも、いつをどこをゴールにしながら、私たちが議論していくべきなのか?を改めて考えさせられました。世代による考え方の違いはあると考えているのですが、市の開催しているワークショップなどでは世代間の相違がやや明らかになりにくい。参加者の年齢層にやや偏りがあるからかもしれませんね。市民参画もまた難しい・・・と感じています。

そんな思いを胸にしながら、議員互助会での忘年会に出席。多摩センターのイルミネーションは毎年パワーアップしているなあとしみじみ感じた帰り道でした。

 

あっ、先のブログで、パルテノン多摩の大規模改修のことについて建通新聞の記事に触れたのですが・・・・。担当者によると、あの記事の会員限定で読むことのできる続きには、「現在、設計・施工分離などの手法も検討しており、年明けに整備手法を固める。工事は18年度を予定している」という肝心なところが一般には見れなっくなっているとのこと。なるほど・・・建通新聞に会員登録していなければその先が読めず、あたかもPFI手法を導入するかの如くでしたけれど・・・。ということで、「ええっ!決まっているのに、決まっていないかのように説明したの?」と驚いた気持ちは一旦、ひっこめることにします。

 

市長も副市長も教育長も・・・議会との信頼関係がとても重要だと事あるごとに発言されています。その言葉どおりの信頼関係を育んでいくことが求められますね。しかし、その信頼関係とは一体どのように構築されていくべきものなのでしょうか?副市長は「コミュニケーション!」っと強調しています。確かに、今までの助役さん、副市長さんよりも各会派の控室によく出入りされている気がします。いいところは、特定の会派の控室だけに偏っていないこと。こういう姿勢が行政職員の態度にも反映されるのでとても大切。さて、定例会締め括り・・・今年もあと10日・・・片付け等などやらなくっちゃ!