定例会はじまりはじまり。

20160219

定例会は3月1日に開会します。でも、気分的にはもう始まっています。なぜなら・・・代表質問と一般質問の提出日だったため。一般質問の場合は取り上げるテーマにまつわって、事前に担当所管などともヒアリングや意見交換をするのですが、代表質問の場合は今週月曜日に「市長施政方針案」演説原稿が配布されて、それを読み込む作業がスタート。代表質問は一般質問に先立って行われるため、答弁を書く行政側も今日から週末にかけてとものすごい忙しくなるでしょうね。

まずは通告書の内容を読み、各会派の意見の意図を一生懸命理解しようとし、そして何よりも答弁を書かねばならないというわけで・・・議会も行政も既にいざ出陣と言う感じでしょうか?3月は予算審議もあるので、一年でも非常に重たい1ヵ月間でもあるのです。

しかし寝不足。

そして、通告書を提出し終えてホッとできるかなあ・・・とそんな暇はないですね。「もう、定例化はじまっているのと同じ。」の気分は議案等一式が手元に届くため。特に、予算については来週の資料要求に向けて内容を見ていかないといけません。「お勉強」です。昨年度の予算書と見比べたりするのですが、その前の資料要求では各事業の積算根拠を含めた事業内容に関連する情報提供を求めることができるので重要です。資料を作成する行政の負担があるので、ヘンに「遠慮」の気持ちがついつい頭をもたげてしまうような・・・こともあるのですが、それは本末転倒。資料を提出してもらえば、内容が理解できて、わざわざ質疑をしなくてもいい場合もあるので、資料作成は大変な作業量になり仕事量になるのかもしれませんが、ぜひ前向きに捉えてもらえるといいのになあと思います。

「議会のためにせっかく資料作成をして、情報提供したのに、活用されなくて残念。」と職員さんの声も聞いたことあります。確かに残業までして議会向け資料 の作成に労をつぎ込む場合も多いと思うので、「せっかく作成したのだから、関連した質疑をしてくれたらいいのに・・・」とする本音は理解できるものです。 ただ、予算審査と言っても、持ち時間は議員1人当たり30分。ですので、この時間制限なるものが、なかなか厄介で、資料要求しただけの質疑をしたいと考え ていても阻まれてしまうという現状・・・「ここも、聞きたいけれど諦めないけれど」・・・という気持ちになることも多い・・・これもまた議員(私)の本 音。

それにしても、そもそも各担当者は予算確保に向けては財政課にそれなりにプレゼンテーションをしているはずなので、その資料を丸ごと見せてくれたらなあと思ったりします。でも、特に工事関係の積算根拠などについては「契約」に差し障るという理由により資料提供が拒まれるのが通例で、詳細仔細までは示されることがないのが悩ましい。

やっぱり予算については今後益々、審査の充実を図ることが必要で、そのための資料提供やら情報共有の在り方(行政との)、そしてまた十分に審査するための一定の時間確保に向けた議会側の工夫が求められますよね。

さて、今から1ページずつめくっていきます。多摩市の予算書は他の自治体の予算書と比べて、ホント見やすい!事業別財源の内訳表などは他の地域の議員からは羨ましいと言われる資料の一つ。

あっ、代表質問ですが、改革みらいは最大会派なので・・・くじを引くこともなく・・・トップバッターです。寝不足の原因と、ブログが更新できない要因の一つだった大論文?!通告書はこちら(改革みらい]代表質問通告書)…何せ、発言時間片道50分のボリューム。