令和元年度決算 今日から特別委員会です。

今日から予算決算特別委員会です。勉強しないといけないのに…こんな時にタイミングよく届く「フランス組曲」の楽譜。今日は楽譜を見ながら、1曲だけ…CDを聴くということで、あとは週末の4連休(4連休だと知らずにびっくり!)にお楽しみはお取り置きしておいて。「その時代」のことを考えながら、ピアノを弾くというのがいいなと思っていて、バッハの時代はそれほど感情を込めず、機械的というか淡々と弾くというか、チェンバロをイメージしながら弾くというのが楽しいのです。そんなに簡単ではありませんが。

さて、決算審査は総括的質疑から歳入までの質疑を行いました。総括質疑では、新たに就任された込山代表監査委員からの発言もありました。前任の代表監査委員であった澤登さんは独特の口調により、率直的確な指摘をされる方だったことを懐かしく思い出します。込山代表監査委員は前任者からの引継ぎにあたっては、「込山さんは込山さんの視点で」と申し送られたようですね。澤登さんらしいなあと思います。「前はこうだったから。」に捉われることなく、真っ新な視点というのは重要ですよね。それは議会にも同じことが言えるかもしれず、私のように「前はこうだった…」ということに縛られすぎるのは良し悪しかもしれません。ただ、「継続性」はあるので、そこを無視することはできません。それでも、新たな人材が加わること、あるいは交代することによって、今までにはなかった視点や観点、そして感性が持ち込まれることになるのが大事。その意味では、ずっと同じことをやり続ける時にも凝り固まらない自分であるように心がけなければいけないですね。いつしか、「あの人、時代遅れ。ずれてる。」と言われないようにしなくては…とだから学び続ける姿勢を失わないようにせねばと思うものです。私にとっては回数を重ねても重ねても、いつも議会というのは変わり映えがしないようで新鮮な場とも言えるかもしれません。

今日の総括質疑は、自民党会派からは遠藤議員、公明党会派から荒谷議員、共産党から板橋議員と3名が質疑をされました。総括質疑は一般会計の最後のところでも時間が確保されているので、私たちの会派は全体を通した振り返りとして総括的質疑をする予定です。他の会派の皆さんもそれぞれ持ち時間の範囲で臨まれるのだと思います。

個人的には遠藤議員が「事業について、『卒業』するための目標値という考え方を取り入れては」という話しをしていて、とても共感しましたね。事業評価が行われ、目標達成度合いなども示されていますが、一体その目標って何のための目標なのか?…って問い直すということですね。達成できたなら、その事業は事業としてお終いにするという考え方もアリかもしれませんし、そのほうがいい場合もあるかも。

いずれの事業も「市民全体のための」必要性があって、税金が使われている。それぞれ事業の目的、目標設定、それを達成するための手法があるわけですが、どれもこれも、「すごく上手くいっている」というのは無いような感が否めないものも数少なくないかも。もともと目標設定の在り方が適切かどうかも問う必要があることはもちろん、「卒業させる」という視点は重要ですが、「卒業できない場合」には「単位取得できない場合」には落第…退学いうこともあっていいと思いますが。あとは「単位取得満期退学」もよろしいのでは?と。

明日から歳出の質疑に入るので、事業ごとで具体的な内容でまた他の議員の方の質疑も聞けるでしょうし、学びたいとも思っています。私は一般質問つながりの「子どもの育ちを保障する」という視点で、低所得世帯対象の学習支援のことを質疑しようと考えています。