今日の決算審査。

今日から再び、決算審査の全体会が始まっています。昨年度の行政活動の振り返りです。私の関心分野が含まれておりまして、特に、パルテノン多摩の大規模改修については議会として、何も質疑がないという状況はよろしくないだろう…と思っていたので、その点について気になっていることをしてきました。

しかし、他の会派の皆さん、社民党の伊地智さんが私の後にふと思い出したかのように質疑をなさっていましたが、他の会派の皆さん…もうパルテノン多摩の大規模改修には関心が無くなってしまったのかなあ。大規模改修をするかしないかの時には、議会で附帯決議をあげたり、特別委員会を設置したりして、何というか‥‥すったもんだしたのになあ。

私はパルテノン多摩の大規模改修については、その他、中央図書館の建設、多摩中央公園の改修工事なども含めて、いろいろいろいろいろいろ…思うこともあるのですけれど、でも、今は、大規模改修を終えたパルテノン多摩がこれから少なくとも30年間、よりよく運営していけるように考えることが重要だと思っていて、そのためにもフォローをしていかねばならないですし、税金で運営する施設として、まずは市民を大事にし、市民を支援できる文化芸術の拠点施設として相応しい活動ができているかどうかを評価していかねばならないと考えています。

まあ、まだ、グランドオープンしてから間もなく、ちょうど新型コロナウイルスの感染者数が増えてしまって…云々と、慎重なる運営が行われているようですが、「パルテノン多摩から、にぎわいが街(多摩センターエリア)に広がっていくように」というコンセプトを忘れず、言い訳せずにしっかりと取組みを進めてほしいと思います。そのために大いに叱咤激励しなければ。耳障りの悪いことしか言わないかもしれませんが、これからもよろしく…って思いますね。

正直、現状を見れば、どうも市民のための施設として運営されている感じが削ぎ落されている印象。どこか、敷居の高い都内の劇場やらホールやら、市民が近づきがたいステイタスみたいな雰囲気…醸し出している気がしてなりません。市民が普段使いして、市民が居場所にして、市民が喜んで使えるような場所にするはずだったのになあ。あまりにも殿堂過ぎて、市民を遠ざけてきたパルテノン多摩のイメージが変わることなく。払拭できていないなあ。

と思っていますので、その点について今日はさらっと指摘しておきました。また、改修工事を行って、それ以前の不具合がどこまで解消できたのかについてもちょっと微妙…と思えるところもあり、音漏れ(これは人によって感じ方が違うとはいえ)とか、あるいは、ひとの気配がなさすぎたロビーやらの使い方などなど、課題が多い。じきにロビー改め、オープンスペースには無料Wi-Fiが設置されるそうですから、その後、ちゃんと利用者が増えるように工夫してもらいたいですね。

あと、私はパルテノン多摩を利用するたびに、洋式トイレの便座に蓋がついていないことが気になっていて。感染症対策って、トイレのふたを閉めてから流しましょう…なんですよね。感染症でなくともそうかもしれませんが…。「なぜ?」…。理由は簡単で、工事費用との関連があるようでしたが、蓋をなくしただけで、一体どのくらいのコスト削減になったの?って思いますね。あえて尋ね返すことはしませんでしたが。便座クリーナーとか、配置しておいた方がよいのでは?とも思います。永山公民館の3階の女子トイレには個室の中にも消毒液が置いてあって、「気が利いているな」って。気が付くか付かないか…の違いだと思っていますが、心くばりって大切ですね。

今日は随分と自分の持ち時間を消費したので、あとはしばらく他の方の質疑を聞くだけに終始してしまいそうですが、気になることはいくつもあるんですけれど。とりあえず「決算」ということを意識して、今、言わなくても間に合うことは後回しにするかな…とか考え中です。

夕方から、諏訪商店街のリバティに立ち寄りました。「お土産を買ってきたから、よかったら食べてください。」…移動教室に行ってきたという小学生から。いつもゲームに集中していて、大人から言わせれば「ちょっと、一息入れたら」と声かけするのも憚られるくらいに没頭している子どもであっても、途中で「どうぞ!ぜひ!」と逆に声をかけてもらうと、すごくうれしいですね。おいしくいただきました。ありがとう。

せっかくの3連休も。まさかの…雨でしかも台風?…予定を変更して、さて、どう過ごそうかなあ。