予算審議中4日目~衛生費からの…教育費に

昨日からの続きです。各会派とも、持ち時間を意識しながら、それぞれに質疑をされているんだなあと伝わってきます。今日は一気に衛生費から教育費までと質疑が進みました。

やはり、一年間の市議会活動の中でも予算、決算審査の歳出の質疑答弁はすごく聴いていてわかりやすいやりとりがされていて、私は聞いていて、なるほどと思ったり、面白い話をしているなあと、各議員さんの視点に関心をすることも多いです。そういう意味で、議員の顔ぶれというのか、多様性というのはとても大事だなと思うのでした。そしてまた、議会というのは市民の縮図だとも言われるわけですが、その所以も感じることができるのでした。

今日も生活密着型の質疑が多く出されていましたが、個人的には教育費に入り、橋本由美子議員が「学校トイレの洋式化」のことを取り上げてくださっていて、ここ、かなり興味深く耳を傾けておりました。学校トイレの洋式化も着々と進めていくと聞いています。生活様式から考えるというよりは、衛生面から考えたときにも洋式化の方が断然いいと思っていて、特に和式の場合には子どもたちは使い慣れていませんし、大腸菌をトイレからペタペタと靴を介して廊下や教室へと持ち込んでしまうのはやむを得ないわけです。そして、それこそ…災害が発生したときのことを考えても、断然洋式!なのです。橋本議員も学校トイレの洋式化、そしてまた「誰でもトイレ」の必要性について指摘をされていましたが、災害時の避難所になる学校ですから「誰でもトイレ」のつくりかたというかあり方についても考えておきたいものです。それこそ…多様性という観点から、性的マイノリティの皆さんへの配慮という意味でもとても大切になっていくと思います。

学校トイレに限らず、公共施設のトイレづくりはとても大事。他市などの公共施設を利用させていただく際も私は「トイレ」についつい注目してしまいます。トイレの清掃が行き届いているような公共施設には、気遣いができる、あるいはおもてなしの心がある職員さんがいるのだと私は考えているからです。1時間に1度ずつ…トイレ点検に行く…これって、ファミレスやら居酒屋さんやら…お店ではアルバイトさんでもできることですし、やることですね。私も経験あります。そのくらいトイレをきれいに保つことはとても重要なことであって、トイレに気くばりを感じない店舗はそれだけでやっぱりNG!と私は考えています。そんなわけで、1時間に1度ずつ、職員さんがフラッとトイレの見回りに行くというような心がけこそ大事であって、必要なんだと私は思っています。「それは清掃委託している業者さんがやるべきこと」というような向き合い方であってはいけないように感じています。

今週は毎日がとても早く過ぎていきます。明日はもう金曜日なんですね。月曜日の朝は冷たい雨でしたが、それからはずっと春が続いていて、いいお天気でうれしいです。心が軽やかになる感じ。明日で予算審議も最終日。円滑に粛々と議事が進んでいるのでホッとしています。