シルバー人材センター、イメージチェンジへの挑戦。

今日は娘の学校へ保護者面談へ行き、そこからいつもどおりに議長室へ。週末の予定を確認したりして、そのための準備。議長公務でお招きをいただくとき、事前情報のチェックは大切です。明日から子ども教育常任委員会の視察もありますので、そちらの事前学習も今さらながら…やっております。ちなみに、堺市と大東市に行く予定になっています。大東市の不登校対策は折戸委員長が「ぜひ、行ってみたい」と希望された場所でもあり、楽しみです。

さて、多摩シルバー人材センターの理事長、専務、常務がお見えになりました。昨年もこの時期に「次年度への予算要望」のためにおこしになったことを思い出しながら、副議長と議会事務局長と共に応対しました。

私は多摩シルバー人材センターが他市とは異なり、非常に努力をしていると考えていて、それは理事長以下執行部の皆さんのリーダーシップによるところが大きいのではないかなと思っています。

やはり、「ビジョン」というのか、目標の掲げ方がとても大切だと思っていますが、理事長さんが常日頃強調されているのは「多摩シルバー人材センターのブランド化」ということ。私はそこにすごく感心してしまうのは、具体的かつ地道な取組み、そのためのアイデアと発想がとても豊かであることですね。

そして、これまで、「シルバー人材センター」というと思い浮かぶイメージをまずは払拭したいとのことで、大胆なPR作戦を展開されているのです。全戸配布のチラシ、市内主要駅のポスター(半年間掲示されるそうなので、今度、滑り込みセーフで電車に駆け込むのではなく余裕をもって駅に行かねばと思っております)・・・多摩シルバー人材センターのトップページにも表示をされていますが、新規会員募集のおしゃれなチラシ、「チャーミング」、「肉は嫌いか?」の大きなポスター…キャッチコピーも含めて、とても大胆で、一瞬目にしただけで「シルバー人材センター」の配布物とは思えないと思います。

それが、「多摩シルバー人材センター」であって、まさに理事長さんのおっしゃるところの「ブランド化」に向けた戦略と理解しています。30分ほどの面会時間でしたが、説明を伺っている私の方が「もっと、話を聴きたい」となるのが不思議。まだまだいろんなアイデアをお持ちのようです。

ちなみに「55歳からのリアル仕事ガイド」でも紹介されています。うれしい!

今年4月から議会だよりの全戸配布のお仕事もお願いしていますが、「配布にあたっての品質管理」の徹底は素晴らしいなと思っています。わが家に届く議会だより、そして、たま広報もですが、「几帳面な方がポストに入れて下さっているんだなあ」って感じるくらいに丁寧に投函されているので。単に、チラシをポスティングするというのではなく、「配布のクオリティ」にもこだわっているところが「多摩シルバー人材センター」なんですね。「配布のクオリティ」なんて言葉はあまり耳にしませんね。おたより類の全戸配布の仕事は、ポスティングをしながら直接、市民の人にも触れることができる仕事であり、「ありがとう」と声をかけてもらえ、配布しているみなさんが直接的に市民のみなさんから感謝の言葉をいただける「すごく張り合いのある仕事」の一つになっているとか。行政、議会にとって何よりも重要な情報を届けるという仕事には「誇りと喜びがある」とおっしゃって下さり、何だか、却って、恥ずかしい感じもありました。私たちはそこまで考えて、仕事をお願いしているわけではなかったなと思うからです。

 

そんなことで、多摩シルバー人材センターで取組んでいるイメージチェンジ。気のせいでしょうか?専務が会うたびごとにオシャレになっている気がしております。こういうことを言うと、「セクハラ」とか言われてしまうのでしょうか?でも、眼鏡を変えるだけでも印象がガラリと変わるって思います。せっかくの面会でしたのに、記念撮影をすることを忘れたのがとても残念。専務さんのおしゃれ姿を撮影しておきたかった。

それにしても、「人のためにお役にたてる」…「人のために動く=働く」っていいなって思います。先ほどの駅貼りポスターの男性編ですが「社会よ、私はここにいる。」というつぶやきがツボにはまった…。そうやって、無意識のうちにもオーラを放っておられる方が目に浮かんでしまったからです(笑)。

それでは、明日から行政視察へ。しっかりと調査してまいります!