キャリアデザインはどう伝わるのかしら?

毎年、ご縁があって中央大学のキャリアデザインの授業にお招きをいただくわけですが、私には「キャリアデザイン」も何もあったものではなく、振返ってみれば、そこに「デザイン」というのか、単に「経歴」が存在していた…という感じなんですよね。学生さんたちがとても真面目に授業に臨んでくださるので、恐縮してしまいます。文部科学省が大学教育における「キャリアデザイン」なるものに力を入れているようですが、なかなか難しいものだなあと感じております。

というのも、大学の先生たちのお仕事と言えば、「キャリアデザイン」を専門として研究している先生は別にしても、それぞれが「学問」を追究しているわけなので、こうした授業を大学で実施することが求められるにせよ、案外、難しいだろうなあと思うのでした。

「働く」ってどんなことかを伝えるのはとても難しく、そしてまた自分自身の「キャリアデザイン」なるものを伝えるのもホント、至難の業。それにしても大学生の皆さんが’我が子’の年齢に近くなってくるので、妙に緊張した…というのが今日の私の感想でした。そして「ジェンダー、子育てとキャリア、ワークライフバランス」というお題をもらっていて、これまたものすごい難しいんですよね。微妙に毎年、法環境などが変わったりするので、それを後追いしていくだけでも結構大変だったりします。

とりあえず、無事に終わって良かった。パワポの資料作成に思った以上に手間取り、今日は寝不足の一日でした。昨日は議会運営委員会があり、これまたいろいろ課題を感じ、「次期」へいかにつなげていくかも考えておかないとなあと思っております。毎日があっという間すぎて、落し物、忘れ物をしているのではないか?…と前日の振返りをしております。

明日は定例会の最終日を迎えます。穏やかに終わりますように…。