ぼちぼち・・・歩く。

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今日も朝から挨拶回り等など・・・お昼すぎくらいから市役所に行き、結局、夕方まであちこちで時間をつぶす。気になっていることをちょっとだけ聞こうと思って、担当部署に行き、職員さんの仕事の手を止めているのではないかとやや反省しつつ帰路に。そんな一日でした。

市役所1階ロビーの受付。華道連盟の方が変わらず・・・美しく季節の花を生けてくださる。こうしてお花を楽しむ余裕が自分にあればなあと思いつつ。

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お正月に合わせて飾ったお花。チューリップもカサブランカも満開を過ぎている感じ。

この時期できることを・・・と思って、地域の声をインプットする一方で、今日は市民連合の新宿駅西口での集会があり、5000人以上の方が集まったようです。昨日も国会前では集会がありました。政治の流れ、民主主義を私たちがいかに守っていくのか・・・とても大事、ますます岐路に立たされているような重大な局面にあると感じています。デモや集会には参加しなくても、そんな思いで政治を見つめている人は少なくないと思います。ため息で終わらないような、そんなムーブメントをつくるために、今、私ができることをやっていかないとと。

そしてまた、今日一番・・・気になるニュースは「北九州市が『子ども食堂』を自治体で初めて新年度に開設する」というもの(以下、西日本新聞より)

 北九州市は、経済的な理由で食事を満足に取れなかったり、親が忙しくて一人で食べたりしているひとり親家庭の児童・生徒に食事提供や学習支援 を行う「子ども食堂」を設ける方針を固めた。対象は小学高学年から中学生で、2016年度の開設を目指す。厚生労働省によると、自治体の食堂設置は全国で 初めて。市民レベルの取り組みが広がる中、自治体も子どもの居場所づくりに乗りだす。

計画によると、市内2カ所に設置。学童保育後、親 が仕事を終えるまでを主に想定し、平日と土曜の午後6時半~同10時の利用とする。夕食は少額で提供するか、食材などを持参してもらうかを検討。スタッフ が勉強を教えたり、調理や掃除など生活習慣を指導したりすることも視野に入れる。市は数十人の利用を見込み、運営は子育て支援団体などに委託する考え。

市によると、20歳未満の子どもがいる市内のひとり親家庭は約1万8千世帯(11年現在)で、過去20年で約5400世帯増えた。このうち母子家庭の年収 は全国平均291万円に対し、市内は234万円。母子家庭の小学高学年-中学生は1万人近いといい、市は「食事を満足に取れない子どもはさらに増えるだろ う。学習や食の環境を整えることで『貧困の連鎖』を断ちたい」としている。

長崎大教育学部の小西祐馬准教授(児童福祉)は「市民が手弁当で子ども食堂に取り組んできたが、本来は行政の役割。将来は小学校区に一つ設けるべきだ」と指摘している。

多摩市も後に続けないかしら・・・そのために私ができることが何かあるかって思っているところ。また、朝日デジタルより引用・・・。

 朝ご飯を食べていない子に、きちんと朝食を取ってほしい――。そんな願いから、福岡県内のある公立中学校が今年度から週2回、希望する生徒にパンやバナ ナなどを提供している。食品廃棄を減らす活動をするフードバンクなどから調達。食の大切さも子どもたちに伝えたいという。

「はよ、来んね、1年生も食べに来んね!」

昨年11月のある日の午前8時前。中学校の校舎1階の調理室前で、校長の声が響いた。ある生徒は1人で訪れ、ある生徒は友達と連れだって来た。

この日のメニューは、パンと牛乳、コーヒー牛乳、リンゴ。校長と養護教諭がリンゴの皮をむき、教頭らがパンを皿の上に盛る。

訪れたのは約30人。期末テスト期間中で朝の部活動がないためか、いつもの半分ほどという。子どもたちは友達との会話を楽しみながら、次々とパンを頰 張った。ある男子生徒は「メロンパン2個食べました。テスト? ばっちりっすよ」。別の男子生徒は「今日は飲み専(牛乳を飲むだけ)です」。

この学校がバナナなどの提供を始めたのは今年度から。1学期に週1回のバナナの日を設け、2学期からはパンの日も設定した。

バナナは、輸入時の検疫検査でサンプルとして開封され、問題がなかったものを地元フードバンクを通じて輸入企業からもらう。週2千本近くが廃棄処分にな るといい、こうした食品廃棄問題について、子どもたちに伝える取り組みも進める。パンや牛乳などは地元生協から。この中学校を担当する、スクールソーシャ ルワーカーの提案で始まった。

狙いは、食の大切さを伝えるとともに、朝ご飯を食べていない生徒に食べさせること。校長は「朝ご飯を食べれば、午前中を爽快に過ごせる。集中力も上がる。まず身をもって知り、朝ご飯を習慣にさせたい」と話す。

この中学校の朝食の欠食率は2割近くという。食べる時間がなかったり、食欲がなかったり、家庭の事情だったりと背景は様々だ。

当初、「ますます家庭が何もしなくなる」「学校がすべきことなのか」と考えることもあった。だが、校長は言う。「目の前に食べていない子がいる。この子たちが大人になれば、その習慣が次の世代に引き継がれてしまう」

私たち、今・・・何を考え、何をやるべきなのか考えさせられますね。

さて、とっても嬉しかったこと。毎週月曜日の朝に永山駅で顔見知りなっていたけれど、おそらく退職されてからしばらくお会いしたことがなかった男性が道すがら、声をかけてくださいました。永山駅でお会いすることはあっても、名前もわからないし、どこにお住まいなのかも・・・相変わらずわからないままなんですが。元気指数がアップします。

年明けはスタートダッシュと言うよりは、ぼちぼちとエンジンをかけながら・・・。明日もまた、地域まわりなど続きます。