どうしたらいいかなあ・・・という時に。

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束の間の休息?・・・溜めこんでいた事務作業をやりながら、やっぱり気になっていたのは上の根大通りのモミジバフウの並木道のこと。今回の定例会に市民からの陳情が上がっています。もちろんモミジバフウの伐採に対するご意見です。もっと伐採を減らす工夫をしてほしい、そして市民ともう一度どうすべきか検討する機会を設けるべきだ・・陳情審査については会派で見解をまとめていく必要があるのですが、正直、まだ今のところまとまっているとは言えません。地元の方々の意見を聞きながらモミジバフウの伐採に対し、再三再四意見を述べ、そして行政がもともと提示していた伐採本数を減らすことの交渉をしてきたのは折戸議員、そしてまた、その意見を当時の多摩市議会いろはの会では代表質問にも盛り込み、結果的にはかなり行政が譲歩してきたと考えています。もちろん、十分だったかどうかは別にしても、市民との協議の場も設け、市長自らが出席したはずです。それでもなかなか折り合いがついていない問題。

そして、会派でもこの問題についてどうするのか協議をしているのですが、行政が譲歩してきた経過に対する評価の声、しかし、それでもまだ地域や市民の声・・・この狭間で結論が出しきれていないわけです。

ということで、どうすればわからない・・・と悶々としていたので、もう一度・・・現地に足を運んできました。一本一本、確認してきました。赤のビニールテープでしるしがつけられているものが伐採予定なんだそう。でも、もともと伐採予定の木のしるしであって、それを踏まえて、樹木医の先生などとも協議をしながら、さらに伐採本数は減らしているとの話でした。

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赤しるしのついている木を確認すると、街路灯や道路標識、あるいは信号の手前などにある箇所。今もまだ落ち葉になっていない場所などは、やはり街路を遮っているかな?とか、あるいは紅葉がきれいな時にはたぶん標識が見えにくいだろうな?と思うところもあり。ただ、もう一度夜に行ってみないとわからないなと思っているので、見に行ってみないと。

ということで、行政が伐採をするというのも、安易に判断されていた(・・・というよりか、この間のさまざまな経過を踏んだ結果とも言えますが)とも言えない気がします。また、地域の中には、モミジバフウの並木道の景観を大事にしたいという一方で、手入れをしてほしいというか、対応してほしいというか、もう少し何とかならないのか・・という声もあるそう。全体では345本のモミジバフウ。本当に立派に育ち、そして素晴らしい景観を形成していることは誰しも否定しないことです。車を止めて、写真を撮影している人、散歩をしながら大きなカメラを抱えている人・・・観光スポットにもなる景観である・・・その通りだと思っています。ただ、街全体の将来的なことも考えながら、どうするのかを同時に考えていくこともまた必要で、「また、金の話しになるのか」と言われれば、そう受け止められるのも致し方ない面もありますが、街路樹の維持管理も「この箇所」だけの問題ではないことも頭の中に入れておかねばなりません。

しかし、いかんせん、、、まだまだ運転技術がついていかなくて、路上にちょっと一時停車するのにもドキドキしてしまい・・・なかなか上手に写真が撮影できません。幅寄せってとても難しい・・・。いずれにせよ、「どうすべきか・・・?」なんて悶々としているよりは、現場に足を運ぶと一応気持ちがすっきり。

日中と夜の温度の違いが身体にしみるようになってきました。みなさまもご自愛ください!